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プロレスリングノア〜N-1【DAY2】マサ北宮VS征矢学

※この記事はこちらを読んで頂くと、なぜDAY2のベストバウトに私が選んだかがより伝わると思います。

さてプロレスリングノアのN-1のDAY2。メイン以外でも大きな動きがありましたが、私の考えるベストバウトはマサ北宮VS征矢学です。予想した展開とは少し子となりましたが、力と力のぶつかり合いというプロレスの魅力が短時間に詰め込まれた試合となりました。

征矢もマサもいわゆる首が僧帽筋にめり込んだ体型で、現代プロレス的ではないかもしれません。しかし万人がひと目見て「常人離れしている」とわかる体型です。序盤はそのふたりが正面からタックルでぶつかり、観客の注目を集めます。中盤では征矢の首攻め、マサの足攻め等交えつつ、最後は征矢が迫力満点の弾道(ラリアット)からのネックロックで勝利しました。

試合時間自体は短時間でしたが、ゴツイ二人が序盤からガンガンぶつかり合ったことを考えれば、この試合時間も納得です。二人の因縁などに思いをはせずとも試合の良さが伝わる=万人にとって伝わりやすい試合だったのがこのマサ北宮VS征矢学でした。

プロレスの試合は内容だけでなく、そこに至るストーリーが重要です。新日本の棚橋の言葉を借りれば「ふたりがなぜ戦うのか?を伝えること」が重要視されています。しかしWEBコンテンツとして一見さんが触れることを考えると、「ストーリーを超えたインパクト」も大事です。この試合はまさにそうした「純粋なインパクトがある試合」でした。プロレスの面白さをシンプルに伝えるという意味で、今日はこの試合がベストバウトだと思いました。

N-1についてはこちらを、試合予想はこちらをご覧下さい。

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