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ドリル感想:「ひとりで学べる算数 小学5年生」

以前にも3年生版についてnoteに書きましたが、今は5年生のを使っているので、あらためてまた書こうかと思いました。4年生版について書きませんでしたが、もちろん使用しました。
出版社の回し者か?と思われそうですが、ただのファン(?)による感想です😅

大まかな感想

いま、品薄なのでAmazonでは値段が高騰しているようですが、7月中にはまた購入できるようになるそうです。(出版社に問い合わせました)
うちは待ちきれなかったので、高騰したお値段で買いましたけどね😭

肝心の感想ですが、以前にも書いた通り、とにかくスモールステップなのが非常に素晴らしくて。これ以上のスモールステップは無いかと。

しかも1ページごとに完結した構成なのも素晴らしいのです。他の教科書ワーク的な本は、ページをまたいだ構成になっているため、1日1枚(2ページ)ずつ進めよう、といった学習計画が立てにくかったのです。

不満点を挙げるなら

「ひとりで学べる」とありますが、前回同様に小3の娘には自走させるのは無理でした。私が補足説明しながら進めています。文字通り「ひとりで学べる」のは、既習内容を復習する場合とか、細かい字でも苦もなく読める子とか、算数大好きっ子とか、そういうケースだけでは・・・と思ってしまうのですが、これはうちが低レベルなせいかもしれません😅

あとは、概念説明で「タイル算」がハマる場合もあるのですが、これはちょっと無理がある・・・と思う時もありました。そういう時は、別のテキストで説明したり、すっ飛ばしたりしました。そのへんはケースバイケースで。

どのくらいスモールステップなのか

例えば、小数の割り算だけで30ページあります。ザッと書き出してみるとこんな感じ。嘘偽りのないスモールステップ。出来る子には冗長かもしれませんが、凡庸な娘にはこれが本当に丁度いい進度で。

1. 小4までの復習(割る数は整数、割られる数は小数の計算問題)
2. 割る数が小数の場合のイメージ説明(タイル算)
3. 商の小数点の位置(割る数の小数点以下が1桁の場合)
4. 同上(小数点以下が2桁ある場合)
5. 商が整数になったら小数点を消す
6. 1より小さな小数で割る計算(割られる数より商が大きいケース)
7. 商にゼロを補う(商が0.23などの計算問題)
8. 割られる数にゼロを補う
9. 割り切れるまでゼロを補う
10. あまりのある計算
11. 商を四捨五入
12. 小数の単位あたり量(文章問題)

品薄のために定価で購入できなかった時期に、試しに他のテキストやタブレット教材にも手を出したのですが、このテキストほどのスモールステップな教材が見付からず、やっぱり貴方しかいないわ〜😭と戻ってまいりました。

さいごに

結局、以前と同じような感想になってしまった😂(意味ない)

使い方ですが、これは繰り返しやるような内容でもないので、本からベリっと1枚ずつちぎって、1日1枚ペースで進めています。演習問題は少ないので、別のドリルで補完しております。

小数の割り算だけでも、細かく見ていくとこんなにステップがあるので、これを全て指導書なしに私が教えるのは厳しかったなと。もちろんこのまま小6のテキストも使用する予定なので、今度こそ品薄になる前に購入しようと思います。

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