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過去問をより本物に近付けるための工夫

過去問もすでに2校 × 4年分ほど実施しているんですが、自宅で過去問を準備するにあたって、少しの工夫で本物に近い形にできるので、その方法について書こうと思います。

本物を入手する方法

なかなか難しいですが、入手方法が無いわけではないです。
6年生向けの学校イベント(体験授業など)に参加すると、配布してもらえる場合がありました。我が家もこれで最新年度の過去問現物を入手できた学校があります。
ただし、5年生以下も参加可能な説明会では配布されないかもしれません。これは学校によるので事前に確認してみてください。
あとはメルカリですかね。転売が許されるのかはグレーなところですが、検索してみるとそこそこ出品されているようです。

四谷大塚過去問データベースを一工夫

ここからが本題です。
現物そのものは無理でも、四谷大塚さんの過去問データベースにアップされている学校ならば、そちらを使うのが一番良いですよね。しかしダウンロードしたPDFは、見開きで1ページ構成となっているので、本番同様の冊子構成にするには工夫が必要です。
具体的には、以下の手順です。

  1. 見開き1ページを2ページのPDFに分割する

  2. ページの入れ替えを行う

  3. Acrobat の「小冊子印刷」を使ってプリントする

  4. 中綴じホチキスで留める

手順1: 見開き1ページを2ページ構成に分割する

こちらのサービスを使って、各見開きページを、中央で分割された左右1ページずつの構成に変換することができます。(つまりページ数が倍になる)
これが無いと始まらない。このサービスにはめっちゃお世話になっております。ありがとうございます🙏

(2023.10.20 追記)
今日使ってみたら、一時的な不具合なのか綺麗にスプリットしてくれなかったので、そういう時はこちらのサービスを利用するのもいいかもです。

手順2: ページの入れ替えを行う

手順1で分割したファイルは、最終ページが2ページ目に来ちゃいますので、ページ番号通りになるよう入れ替えが必要です。

入れ替えの方法ですが、Macであれば標準の「プレビュー」ツールで簡単に出来てしまいます。Windowsは手元にないので分からないのですが、おそらく何かしら無料で出来る方法があるかなと思います。

【注意1】
過去問データベースにアップされているPDFは、表紙を割愛したPDFになっている場合もあるので、その場合は「空白ページ」を先頭と最後に挿入すると良いです。そうしないと、問題がむきだしの冊子になっちゃいますので💦(空白ページの挿入もMacの「プレビュー」に機能があります)

【注意2】
国語だけは右開き構成になるので、ちゃんとページ番号どおりの順番になるよう、2ページごとに入れ替えが必要になるのを忘れずに。(と言っても、四谷大塚さんの過去問データベースには、国語はアップされていない学校も多かったりするのですが😓)

手順3: Acrobat の「小冊子印刷」機能を使ってプリントする

これを意外に知らない人が多いようです。この機能を使うことで、本物と同じように中綴じの冊子構成でプリントしてくれるので、この機能はぜひ活用してください。ちなみに両面印刷が可能なプリンターであることが大前提です。

手順4: 中綴じホチキスで留める

これはやらなくてもどうにかなりますが、過去問がバラバラにならずに済むみますし、専用ホチキスも500円程度なので、これを機会に購入しても損はないと思います!

さいごに

サピでは夏期講習中も、過去問をやるように指示されたりしますので、この方法で乗り切りました。
ここまでお膳立てしてあげる親心、子知らず・・・ですよね本当に😂

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