高学年での読み聞かせ 中受バージョン2.0
低学年の頃に書いたこちらのnoteがリコメンドされたので、読み返してみました。我ながら頑張ってましたね😂
その後どうなったかについて、記憶が確かなうちに記録しておこうと思います。
まず4年生で夜遅くまでの通塾が開始した頃、ロングスリーパーの娘を少しでも長く寝かせてあげたい一心で、一旦読み聞かせをやめました。就学前からの習慣でしたからね、娘も残念がっておりました。
そして5年生になってからでしょうか、成長と共に成長痛を訴えるようになりました。就寝前に毎日、夫が娘の足を10分ほどマッサージをするようになったんですが、ふと「この時間を有効活用できるかも?」と気付きまして、読み聞かせタイムを復活させたのでした。
こんな隙間時間でも毎日やれば1週間で1時間ですよ🤗
(通塾曜日は帰宅が遅いので読まなかった)
高学年では何を読むか
ド定番: 国語の入試で使われた小説など
高学年ともなると、低学年の頃と同じようにはいかないので、何を読むかは悩ましかったですね。しばらくは知識に繋がりそうな高学年向け絵本などを読んだりしてました。
↓例えばこれです。
それもネタが尽きた頃、入試で使われた有名な小説を何冊か読みました。多様化がテーマの本が多かった印象です。
これはこれで良かったのですが、基本的に小説って長いので、全部音読するのに2ヶ月くらいは余裕でかかるのが難点だなと思い始めました。
一歩前進: 日本史や地理の本
じゃあそろそろ受験直結の内容に切り替えようかと、次は主に社会を中心に読むようになりました。例えばこれ。朗読CDが付いてますが私が読みました。
これは2〜3周したかな?歴史を一通り習い終わった6年で、復習がてら読むのも良い感じです。ただ、昭和のバブル頃までしか載っていないのが少し残念です。
次の2冊はかなり詳細まで記載されているので読み応えがありました。中受の枠を超えた話も多いので、適度に飛ばしながら読むのが良いかもしれません。難点は、フリガナが付いていない人物名や地名がポツポツ出てくるので、それに苦労したことですかね😓
まさかの: テキスト読み聞かせ
あとこれは自分でも目からウロコだったのですが、社会のテキストを読み聞かせたりしました😂
サピの社会のテキストって普通に音読できるような構成になっているのに加えて、テーマ1〜3の裏に「もっと知りたい」という読み物的なページもありますよね。なので読み聞かせにはピッタリですw
(6年後期からは演習しかないテキスト構成となり、読み物ページは無いです)
理科テキストも6年になると、1ページ目に「科学の眼」という読み物ページがありますので、これを読んでます。最初はコピーしてトイレに貼ったり、洗面所に貼ったりしてたんですが、ちゃんと読んでないな?という感じだったので音読スタイルに切り替えました。デイリーチェックで「科学の眼」の内容も1問程度出題されるので、気を抜けないんですよね😓
更にまさかの: 過去問読み聞かせ
娘は国語の成績は、他教科に比べたら良いほう(当社比)なのですが、説明文での失点が目立っています。本人的にも物語文は好きだけど、説明文は嫌い〜と言うので、いろんな学校の過去問の説明文だけを読み聞かせるようにしました😂
サピでも通称「有名中」という過去問を夏に購入しますが、それだと問題数が全然足りないので、銀本と呼ばれるこちらが便利。114校分掲載されています。受験予定の学校は避けてますが、かなりの数があるので当面尽きないです。
ただし難点は、空欄補充問題になっていることも多くて、意味が通じるように私が補完しながら読む必要があることですかね💦(面倒なので答えは確認せずに私の判断で超適当に補充w)
ちなみに本文を読むだけで、問題を出したりはしません。そんなことをすると嫌がられるだけですので😅
あくまで、小難しい文章へのアレルギー反応を軽減する目的で読んでいるんですが、6年生ともなると土特やSSで過去問をやるので「それ授業で読んだよ」などと言われることもあり、さすがにもう慣れてはいるようです。
説明文って、科学的な内容だと「へぇ〜」と興味深いことも多く、現代社会に一石を投じるような内容だと「確かにねぇ」と思ったりして、普通に読み物として面白いです。出題元の書籍を読むのはハードルが高いですが(基本的に大人向けだし専門的なので)、入試では美味しい部分だけ切り取ってあるし、文量もほどよいので、過去問の説明文は読み聞かせ候補として個人的に超おすすめしたいですw
さいごに
スキマ時間も有効活用する時期です!と保護者会で強調されましたが、まさにそんな感じの6年後期。これが1点でも何かに繋がるのであれば、母ちゃんは藁にもすがる思いで、読み聞かせを続けようと思います。