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どん底から2週間で心を整えるために現在進行形で私がやっていること

はじめまして。
0歳の男の子ママ、まもなく離婚予定です。
結婚7年目での待望の第一子誕生から、およそ半年で離婚することに。30代前半にして、ようやく自分自身と向き合い始めた私の人生再構築の経験がいつか自分や誰かにとって必要になるかもと思い、noteを始めました。

プロフィール
・年齢: 30代前半
・家族構成: 夫(結婚7年目)、長男(0歳)
・職業: 歯科医師(育休中)
・趣味: 美術鑑賞、旅行、グルメ

離婚を受け入れるまでの葛藤

愛する我が子に父親のいない暮らしをさせてよいのか…。自分1人できちんと育てていけるのか…。私はこれからの人生をどのように生きていくべきか…。思い描いていた家族の将来が無くなってしまうことに不安を感じ、1週間は憂鬱な毎日を過ごしました。

しかし、そうは言ってられません。離婚の話になったのが12月17日、今日大晦日で2週間です。今年中に前向きに生きていくためのマインドセットを得たいと思い、いくつか実行したことがあります。
もちろん今も挫けそうになる時はありますし、不安を感じることもありますが、確実に前進しているとは感じています。そのプロセスを振り返ってみたいと思います。

離婚を受け入れるまでのプロセス

  1. 離婚に際して自身が問題だと感じていることを整理する
    離婚に際して、私が直面した問題は主に3つでした。
    ・ひとり親での育児への不安
    ・夫や義両親との今後の関係
    ・出産前とは異なる生活環境の中での社会復帰

  2. 自分がそれらを問題だと感じている原因を考察する
    ・ひとり親での育児への不安
    ひとり親での育児への不安は、やはり強く感じていましたし、今もまだ完全には拭いきれていません。
    ただ、比較的安定した収入が得られる職業であるため、経済的な不安はそれほど感じませんでした。
    育児の中でも、息子の心理的、精神的な成長をきちんと見守って、必要とされた時に適切な言葉を伝えてあげられるのかが1番の不安でした。私は文章を書くのは好きなのですが、会話があまり得意ではありません。一方、夫は精神や哲学のような感覚的な話も上手く言葉にできる人です。母親としての役割に加えて、父親の役割を自分が担っていけるのだろうか…。
    また、どんどん力が強くなっていく息子の育児は、今後ますます体力勝負です。今まではほぼ完全ワンオペでもなんとかやってこれましたが、今後も1人でこなすことができるのかが不安です。

    ・夫や義両親との今後の関係
    夫が息子の父親であることには変わりないですし、私も人として信頼しているので、これからも定期的に会ってほしいと思いますが、将来もし夫が再婚するとなった時に息子がどう感じるのかなと少し不安はあります。
    また、義両親は息子をとても可愛がってくれているのですが、今後夫に新たな子が生まれた時の関係を考えると悩ましい部分がありました。
    また、私も再婚する可能性がなくはないでしょう。父親が2人いるという状況を息子は受け入れることができるでしょうか…?

    ・出産前とは異なる生活環境の中での社会復帰
    産休以降、仕事からは完全に遠ざかっています。離婚後も息子が1歳になるまでは育休を取得するつもりなので、1年以上のブランクができることになります。また、以前はなかった育児をこなしながらの仕事復帰になりますし、保育園に通うことになる息子の体調やストレスも配慮する必要があります。しばらくは保育園に長時間預けられない可能性も考慮しなくてはなりません。どのようなスケジュールで仕事に復帰していくのが、息子や私にとって負担が少ないのかが全くわかりませんでした。

  3. それぞれの問題に対する自分の希望を明確化する
    今までの私が1番疎かにしていたプロセスがこれです。いつも周りがどうしたいかばかりを考えて、自分の希望を自分でも把握できていませんでした。これがストレスの原因にもなっていたと思います。
    ・ ひとり親での育児への不安
     自分一人では担えない部分を見極めて、シッターさんや保育園だけでなく、夫や家族の力を借りながら育児していきたい。息子が一個人としての人格を既に持っていることを前提に、自分が教えるのではなく、一緒に考えるというスタンスで接していきたい。また、私の実家に帰ることも考えたが、育児環境を考えると今の地域が良さそうなので、転居は現住所の近くで探したい。
    ・夫や義両親との今後の関係
     息子の反応をしっかりと観察しながら、全員がストレスを感じない距離感と頻度で付き合っていきたい。
    ・出産前とは異なる生活環境の中での社会復帰
     シッターさんや保育園などの頼れる場所を確保しながら、短時間のフリーランスから始めて、最終的には小学校入学を目処に常勤に復帰したい。息子の行事や休日をできるだけ一緒に過ごしてあげられるような働き方を考えたい。

  4. 周りの人たちの希望を考え、適宜確認する
    夫は息子には会えると嬉しいというスタンスなので、ある程度決まったペースで会える機会を設けていくことになりそうです。また、義両親も食事をしにおいでと言ってくれており、時々お世話になりながら、息子との交流を維持していけるとよさそうです。

  5. 今までできなかった会話ができるようになり、離婚に至った根本的な原因を理解した
    婚姻中は「こうでなければ」という固定観念や後継ぎとしての意識などで視野が狭くなっていましたが、そのプレッシャーが無くなったことで会話できるようになってきました。その中で、やはりお互いの生活リズムや感覚の違いなども冷静に理解できるようになり、この人と同じ空間で生活することは難しいなと私自身も納得できました。

自分の行いに対して、今できることをやる

私の言葉が夫の心を傷つけていたことを知り、最初は「私は良かれと思って言ってたのに!」と反発を感じた私でしたが、自分が逆の立場だったらたしかに傷つくだろうと冷静になれた時、これまでの傷を少しでもフォローしてから別れたいと思うようになりました。
私が人から言われて1番辛い言葉が、「あなたは強いね」でした。これは弱い自分がいるのを感じていて、受け入れて楽になりたいのにそれを阻む足枷になっていたからです。しかし、言葉にはしないものの、私が夫に対してやっていたのはこれと同じことでした。夫なら大丈夫だろうという甘えから、夫の心を蔑ろにしていた部分があったと思います。
別居までの間、お互いができるだけ自然体で過ごせるように、フラットな気持ちで会話することが今できる唯一のことかなと思っています。

今回はここまで。
明日から新しい年が始まります。新しい年の新しい自分が何を書きたくなるかわからないので、またその都度思いつきで書き残して行きたいと思います。

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