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ニュースアプリ・グノシーとMolocoの共通点とは？ 機械学習で社会に貢献——ad:tech tokyo参加レポート（3）

Moloco Japan

こんにちは！ Molocoです。
突然ですが、皆さまはニュースアプリを利用されていますか？ 経済ニュースを中心にしたアプリ、スポーツニュースに特化したアプリなどいろいろありますが、なかでも人気のニュースアプリが「グノシー」です。2013年にサービス開始、2021年には4000万ダウンロードを突破している総合ニュースアプリです。

2023年10月19-20日に開催された「ad:tech tokyo2023」のMolocoブースでは、そんなグノシーを運営する株式会社Gunosy グノシー事業部マーケティンググループマネージャーの山岸氏をお招きし、グノシーの特徴やマーケティング戦略についてお伺いし、両社の間に「機械学習」という共通点があることがわかりました。
グノシー、そしてMolocoは機械学習を通じてどのように社会に貢献しているのでしょうか。


ディープラーニング／機械学習技術から生まれたグノシー

2013年1月にリリースされたグノシーは、東京大学大学院工学系研究科の学生らを中心に開発されたニュースアプリです。特徴は、web上の様々なニュースを独自のアルゴリズムでユーザーの興味・関心に合わせて届けていること。この独自のアルゴリズムの開発には、機械学習技術が活かされています。

セッションに登壇した山岸氏は「グノシーは現在でもこの機械学習技術を大切にし、自社サービスに生かしていきたいと考えています」と説明します。

そんなグノシーでは、事業活動すべてにおいてOKR（Objective Key Results）フレームワークを採用しています。
OKRとは、明確かつ具体的な目標を達成すべく、その達成に向けて計測可能な指標を設定し、その指標に向けて業務を進める手法です。

マーケティング戦略も例外ではなく「ユーザーに愛され、利用されるアプリを目指し、その結果DAU（※）を高めていくこと」という目的を設定しています。
その目標に向け、「興味を持ってもらうユーザー層を増やし、ブランド指標を最大化すること」「その結果、インストール数を増やしていくこと」という2つのKPIを設定しているそうです。

（※DAU＝Daily Active User（デイリー・アクティブ・ユーザー）の略。1日あたりのアクティブユーザー数）

そしてこのKPI達成に向け、さまざまな施策を行うなか、アプリ広告分野の強化に向けグノシーが選択したのがMolocoでした。

アプリマーケティング戦略でグノシーがMolocoを選んだ理由

山岸氏がMolocoを採用した理由は3つあります。

第1に優れた機械学習の技術です。機械学習技術を大切にし、その強みを反映したニュースアプリを開発しているグノシーにとってシンパシーが高かったそうです。山岸氏も「優秀な機械学習テクノロジーをDSP分野に活かしているMolocoに共感し、実際にその高いパフォーマンスに満足しています」と話します。

第2に、予算が許す限りスケールアウトできる柔軟性とパフォーマンスです。

そして山岸氏が第3に挙げたのが高い透明性です。Moloco採用後にアドフラウド（不正広告）の発生率について検証したところ、そのクリーンな状況に驚いたとのこと。「検証テストを提供いただけることにも驚きました」と山岸氏は語ります。

機械学習で高いパフォーマンスとクリーンな取引を実現するMoloco

Molocoの機械学習の強みは、1秒間に600万回の広告リクエストを処理できる強力なマシンパワーに支えられていること。従来のDSPと異なり、アプリ内のデータやコンテクスチュアルデータなどさまざまなデータを統合し、パフォーマンスを最大化できるように学習と最適化を重ねていくエンジンを実現しています。
これにより、広告主の皆さまが期待する以上の高いパフォーマンスが得られるのです。

そして山岸氏が驚いたアドフラウド対策もMolocoの大きな特徴です。Molocoのアドフラウド対策については、10月20日に株式会社AppBrewを招いて行われたMolocoブースのセッション「爆速アプリマーケターに聞く！アプリプロモーション最前線」でも詳しく説明がありました。

参考までに、そのセッションのスライドを本記事に掲載いたします。

Molocoはこのように、機械学習の高度なテクノロジーをDSP分野で応用し、さまざまな広告主の広告戦略のパフォーマンス最大化に貢献しています。機械学習のテクノロジーをニュースアプリに応用し、忙しい現代人のニュース体験向上に貢献しているグノシーとの共通点はここにあります。

グノシーでは現在、世の中の知っておくべきニュース（Must Know）、ユーザーの方が知りたいニュース（Want to Know）と2つの軸で最適なニュースをユーザーに届けられるよう、アルゴリズムを進化させているとのこと。本記事をごらんになっている皆さまにおかれましては、ぜひグノシーをダウンロード（iOS | Android）して、機械学習によるニュース選定・提供の素晴らしさを実感していただけると嬉しいです。

もちろん、Molocoにご興味や関心がある方は、ぜひお問合せください！