ゼロカロリー理論総論 第一回
※本稿は、サンドウィッチマンの伊達氏により提唱された「ゼロカロリー理論」を筆者が独自に研究した成果をまとめたものである。
○アンチカロリーとは何か
第一回として、今回はアンチカロリー作用について扱う。
アンチカロリー作用とは何か。
それはカロリーに対して作用し、その作用の程度に応じてカロリーを減ずる働きのことである。
簡単に言えば、カロリーが0になる。
「脂っこいものを食べた後に、レモンをかじったり烏龍茶を飲んだりすると口の中がさっぱりする」、読者の皆さんもこうした経験がおありなのではなかろうか。
これは口腔内に残留したカロリーが、レモンや烏龍茶のアンチカロリー作用により消滅しているため起こる。同様に胃の中においても、このアンチカロリー作用によりカロリーが減ずる。
まぁ早い話、口の中がさっぱり=胃の中もさっぱり=カロリーが0!!!っつうわけよ
このようなアンチカロリー作用を持つ物質を、アンチカロリー物質と名付ける。
○アンチカロリー物質とマイナスカロリー物質
アンチカロリー物質の理解に際し、一点気をつけなければならないのは、マイナスカロリー物質との混同である。
マイナスカロリー物質とは、消化や体温維持での消費カロリーが、含まれるカロリーを上回る食品のことである。代表的なのは、アイスクリームやきゅうりである。
これらの食品は、咀嚼・嚥下・消化などに際して消費されるカロリーが摂取されるカロリーを上回る。
平たくいえば、「歯応えすごいからカロリーマイナス!」「食べると寒くなるからカロリーマイナス!」ということである。
マイナスカロリー物質は、そもそものカロリーがマイナスの値をとっている。
そのため、それ以外何も食べていない時を考えると、マイナスカロリー物質は総摂取カロリーはマイナスの値を取る。
それに対し、同様の状況でアンチカロリー物質を摂取した場合、アンチカロリー作用が働く対象のカロリーが存在しないため、総摂取カロリーは0となる。(厳密に言えば、アンチカロリー物質の摂取の際に消費されるカロリーを含めればわずかにマイナスとなる。)
要するに、「アイスばっか食ってたら痩せるけど、レモンばっか食ってても痩せない」ということである。
○アンチカロリー物質の利用の例
アンチカロリー物質の利用の例として、唐揚げについてるレモン、酢豚についてるパイナポーなどがある。(ただし、唐揚げ及び酢豚にカロリーが含まれているかどうかは別途検討の必要がある。)
ということで、本日の講義は以上となる。要点は以下の通りである。
○本日のまとめ
・レモンや烏龍茶しばけばカロリー0!
・ただし、カロリー自体がマイナスなわけではない
・唐揚げもレモン絞れば0カロリー
次回の講義では、カロリーを0にする手法の中で、重要な位置を占める「水分還元理論」について取り扱う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?