JLCPCBで料金を抑える工夫
こんにちは、Moldです。私が普段使っているJLCPCBで発注時の基板や送料などのコストを抑える方法をメモ程度に書きます。(2024年10月時点)
※個人的な考えであり最適かはわかりません。あまり検証できていないので間違っている場合があります。
基板のサイズ
JLCPCBでは基板を10cm×10cm以内ならば2ドルで製造できます。逆に10cmを少しでも超えると一気に値段が上がります。
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10cm×10cm以内に納めることでコストの削減につながります。
送料
JLCPCBには様々な配送方法を選択できます。今回は最も安いOCS expressやOCS NEPなどに注目します。
OCS NEPが最も安く、最低でたったの0.97ドルです。
(条件は≤0.6kg ≤10x10cm)
しかし5枚の場合は0.97ドルなのに対して10m枚になると5.75ドルに値上がりします。合計で10枚の基板を発注したい時は1回のオーダーでまとめるのではなく別々に発注することで5.75ドルから1.94ドルに抑えることができます。
また、10cm×10cmよりも少し大きい基板の場合、5枚でも10枚でもOCS expressは9.26ドルなので10cm×10cmより少し大きい基板を注文する場合はついでにそのくらいのサイズの基板かそれよりも小さい基板を一緒に発注するとよいでしょう。
追加料金
JLCPCBでは基板の形状によっては追加料金が発生する可能性があります。(私はよくスロットの数が多いため製造に時間がかかるという理由で追加料金が課されます。)追加料金の対象となるケースは以下に書いてあるのでなるべく避けるようにしましょう。
https://jlcpcb.com/help/article/In-what-cases-will-there-be-charged-extra?