
No.41 ブザンソンでの2回目の引越🇫🇷
2023.4から約1年間、夫とのフランス・ブザンソンでの海外赴任生活をお届けする駐在妻のnote。
(2023.7.3)
ブザンソンに来て早3ヶ月。なのに2回目の引越。
今度は夫の赴任先が用意してくれたアパートです。
なんとなんと市街地Battantで、Theヨーロッパな街中にあるアパートなのです!
上の写真の中にアパートがあります!
今まで窓からの景色は団地しか見えなかったので、3ヶ月目にしてようやくフランスに来たんだと実感できました(*^▽^*)
7/1、アパートに入居する初日は家主さんの知り合いであるフーコーさんが入口で待っていてくれるらしいです。約束の時間早めに着いてしまい、待っていると何故か向かいの商店のスキンヘッドのおじさんの視線を感じました。
フーコーさんから少し遅れると連絡があり、しばらく待つことに。
10分ほど遅れてフーコーさん登場。
するとスキンヘッドおじさんがこちらにやってきて、フーコーさんに「この人たちずっと待ってたんだよ。ちゃんと約束の時間に来てあげなくちゃ!」的なことを言いに来ました。(全てフランス語なので私の雰囲気解釈です。)
フーコーさんも「あぁそうだよね。ごめんね。」的な感じで返事していました。(もちろん雰囲気解釈)
フランスでは多いのですが共用の入り口は暗証番号が必要です。家主さんからのメールで暗証番号を探していると、スキンヘッドおじさんが「◯◯○○だよ。」と言いました。(これは確実にそう言いました。これに関しては雰囲気解釈ではありません。)
この番号わからないとそもそもアパートに入れないから助かりました。ありがとう。
でもなんで家の前の商店のスキンヘッドおじさんが、向かいのアパートの共用入口の暗証番号知ってんの❓
少し違和感を感じつつも建物内に入り2階へ。(←日本でいう3階)
家主さんのメールによると、2階の階段付近に鍵が入った小さなboxを隠してあると書いてありましたが見当たらず。するとスキンヘッドおじさんが迷いなしに「これがboxだよ。」と見せてくれました。
鍵がないとそもそも部屋に入れないから助かりました。ありがとう、見つけてくれて。
でもなんで知ってんの❓
この時点でますます違和感が募ります。
そして夫が鍵を入れて回すのですが開かない…。
またスキンヘッドおじさんが「このドアは反時計回りに2回まわすんだ。」
本当にありがとうスキンヘッドおじさん。
でもなんで知ってんの❓
家主さんの知り合いのフーコーさんよりアパートを知っているスキンヘッドおじさん。突然のホラー要素に戸惑う駐在妻。
スキンヘッドおじさんも部屋の中に入り「ここが寝室で、ここがリビングやねん。」と一通りざっくり説明した後、「じゃあそろそろ帰るわ。」と嵐のように去っていきました。
結局スキンヘッドおじさん何者やったん❓
その後は慌ただしく家の説明に入り、私たちも必死に説明を聞いていました。
スキンヘッドおじさんがめちゃくちゃ気になるものの、お部屋そのものは古いながらも清潔で天井が高く可愛らしいお部屋です。








窓も大きく開放的ですが、やはり市街地。
朝も夜も賑やかです。
そして徒歩20秒の距離にある教会の鐘も想像してたより頻繁に鳴ります。
全然不快ではないのですが、リモートで仕事をしている時にものすごくファンキーな音楽が大音量で流れてくることがよくあり「あ、すみません💦 窓は閉めてるんですけど外の音楽がうるさくて…!」と、決して自分がこんなノリの音楽聴きながら仕事してるわけではないんですアピールをしなければいけなくなりました。
今このnoteも窓の外から聞こえる多分酔っ払っているであろう知らないおじさんの大音量のアカペラ(上手なのかどうかわからないけど)を聴きながら書いています。スキンヘッドおじさんの素性が気になりますが考えないようにします。
ブザンソンにホラーは似合いません。

フランスでは各地で17歳の少年が警察に射殺されたことによる暴動が大規模に起こっているようなのですが、ブザンソンは毎日平和です。
ブザンソンをもっと楽しんでnote更新していきますね(*^_^*)