僕達は出会い、そして別れた
StrayKids★★★★★(5-STAR)リリースおめでとう&約2週間の活動お疲れさまでした!
個人的に韓国アイドルのカムバをリアルタイムで追うのは2回目でスキズは初めてだったのですが、4月にカムバが発表されてから5月は情報解禁を追いかける毎日で気づいたら6月になっていて、いろいろあっという間だったし毎日供給がすごくてとてもたのしかった…
みんなありがとう。
ということで。
ずっとずっと書きたかったCollisionの感想文を!!書きます!!!(大遅刻にもほどがある)
今回のアルバムの収録曲の中でいちばん好きでいちばん聴いてる충돌。
歌詞と歌声に泣くYoutifulもラップがすきなITEMもHall of Fameもチャンビンさんの歌い出しが天才なDLCもどれも捨てがたいけど、今回のアルバムで1曲選んでって言われたらたぶんまっすぐにこの曲を選びます。
ジソンくんがつくったからちょっとフィルターかかってるのかなとか考えたけど、たぶんきっと違う。
シンプルに曲が好きすぎる。
まずトラックリストが出てタイトルやらクレジットやらをみてたときに、
お、今回はアルバムにジソンくんがひとりでつくった曲がふたつはいるのかと思ってとてもワクワクしてたんです。
そのあとUNVEILででたのはGETLITの方だったし(こっちも今までのジソンくんの曲とは雰囲気が全く違っていてMVもかっこよくてすき)
Collisionのマッシュアップで解禁された部分はほんとにワンフレーズで、そのときは一瞬すぎてなんなら初見で見終わったとき
「あれ、Collisionあった…?」
ってなるくらいほんっとにワンフレーズ。
”僕がそんなに憎かったの、運命だと言っていた僕たちは燃える あの空の星のように”
さいしょ歌詞見たときはどんな曲か想像もつかなくて。
僕たち=スキズ のこと?でも歌詞ちょっとネガティブな感じだしな……とか思ってました。
まさかラブソングとは…
フルで聴いてからメロディーが頭から離れなくて、歌詞の意味を知ってからもっと大好きになった。
しかも
”宇宙の惑星と惑星の衝突を愛にたとえた” (byイエニ)
あまりにもロマンチックじゃないですか?
ほんとうに天才…
5‐STARイントロで最初のジソンくんのパートが少しだけ流れて、ジソンくんがこだわったところやメンバーが歌の内容についても話してくれていたけど
歌の部分で言うならビブラートが多いなという印象があります。
聴いていてわかるし、レコーディングのときもそこにこだわっていたみたいです。
それでまたさらに切なさが感じられる曲になっている気がします。
Collision=충돌=衝突
まずイントロのトランペットの時点で切ない。
流行として、サブスクでランダムに曲を聴く人が増えてきたことからイントロで次の曲にスキップされないようにイントロがほとんどない曲が多いという話を聞いたことがあります。個人的にもヒットリストなどよく聴かれている曲を聴くとイントロが短くなっていたりほとんどなかったりすることを実感します。
本人(3RACHA)がそれを意識しているかしていないかは分からないけど、CHILLのイントロもオシャレで素敵だし、あまり流行にとらわれずやりたい音楽を作っているんだろうなぁと勝手に思ってます。
話を戻します!
ジソンくんの歌いだしから始まり、チャンビニヒョンに続いてるのですが
2人ともエッジボイスを使っていて歌い方もまた切ない。。
歌詞と歌い方がちゃんとリンクしていて、
「僕が悪かった、ごめんね。謝るよ、だから帰ってきて。」
と相手に必死に伝えているような感じがすごく伝わります。
”僕がもっと上手くやるから泣かないで”
っていうまでって、相手とどんな関係になってしまったんだろうか。。
(でもこの言葉って自分に原因があると思っていないと言えないのではないだろうか……)
ここで、一瞬幸せだったころの思い出を振り返るんです。
Baby where you from, I said, “Maybe 너”
ここの歌詞がほんとに好き。
すこし韻を踏んでるのもそうだし、
”ねぇ、どこからきたの?”ってきかれて
”たぶん君かな”
って答えるの、あまりにもロマンチックで涙がでる。
君の惑星からきたんだよってこと?
それくらい自分と相手は運命的な存在だと信じていたんだろうな…と思います。
でも、そのあとすぐにこの思い出を燃やしてしまいます。
頑張ってどうにか相手のことを忘れようとしている感じ。
切ないにもほどがある。
この部分でまた相手に謝ります。
”自分が悪かった、戻ってきてほしい。
仲が良かったあのときに戻ろう?また愛してるって言ってよ…”
どうにか関係を復元しようと”願っている”感じです。
どちらかというと相手にすがってる方に近いかな?
相手のことを諦めきれなくて未練タラタラなのが分かりますね。
めっちゃジソンくんぽい。(ごめん)
そしてサビ!!!切なさ20000914%……(スキジキ?)
サビの歌詞から
最初はすごく仲が良くてお互いが運命だと信じて疑わなかったけど、
時間がたつうちにすれ違うようになって、衝突=喧嘩することが増えて…
みたいな、どんどん悪くなっていった2人の関係が想像できるな~と思います。
怒涛のたたみかけるようなラップパート…!!
バンチャンさんに英語の歌詞割り振ってくれて本当にありがとう…
ここでも未練タラタラなのが痛いほど分かるのですが、
”君が僕の人生で夜で朝でそして終わりなんだ”
ものすごく”ジソンくん”を感じる歌詞…
VOLCANOで似たところがあるからかなぁ、改めてみると
相手が自分にとっての全てだって言えるくらい好きだったんだ、と気づかされるようで
胸がきゅーっと締め付けられるような、そんな感覚になります。
あと、前みたいに、って散々過去の話をするのに、
今、昔みたいに愛称で ”자기야”なんてもう呼べないよねって急に諦めたように話すの、なんか矛盾してる気がするし現実主義(T)なジソンくんぽい。(2回目)(すぐMBTIの話をするオタク)
ラップパートで、”알잖아”だったり”잘 알지”
”知ってるじゃん”、”よくわかってるでしょ?”
というように相手に同意を求めているような歌詞が多くて、そこもまた切なくて…(n回目)
”他の誰でもない君が僕にとっての全てで、
僕がどんな人か君もわかってるよね?
君がいないとダメなんだ、だから戻ってきて、お願い”
”自分には君しかいない、君じゃなきゃダメなんだ”
必死に伝えるけど、その思いはもう届かないんだろうなぁとか考えてしまう。。
相手の気持ちが離れているのも分かっていて、もうすでにちょっと諦めかけているような気持ちもありそう、
でも、この曲のラップパートはほぼ間がなくてジソンくん、バンチャン、ヒョンジン、チャンビンがリレーでずっとたたみかけるようにラップをしているので相手に話す隙を1ミリたりとも与えてない感じもあるなと思っていて。
とにかく相手にわかってもらうために自分の思いをひたすらぶつけているような気もします。
どちらにせよ切なすぎる………!!!!!
このあとの歌詞は同じなので割愛します……。
最後にアウトロの話。
アイエンさんが話してたのだけど、最後、電話を切るような音が一瞬聴こえるんですよ… エモい。
(ほんっっとに一瞬なのでイヤホンでよく耳をすませることをオススメします。)
最初、言われてもピンとこなかったけどよくよく聴いたらほんとだ……!となりました。
自分の思いを伝えた上できられたのかもしれないし
留守番電話を残して自分がきったのかもしれないし
全ての思いを伝えきれないまま相手にきられてしまったのかもしれない。
このへんはいろいろな解釈ができそうです。
ラストもプツッと音が切れるようなおわりではなくて、だんだんボリュームがさがっていって気づいたら音楽が聴こえなくなっている、みたいな感じになっていて。
2人の関係が静かに終わりを迎えてしまったような気持ちにさせられるというか……
とにかくイントロからアウトロまで大好きでこの先も大切に聴いていきたい曲です。
最後に。
自分でなんとなく訳しなおしてみてnoteをかきながら考えたのですが、
相手と出会ったその瞬間、お互いになにか直感で感じることがあって、
ある意味必然のような偶然のような2人の出会い=ふたつの惑星の”衝突”だったし、
ふたりで時間を過ごしていくうちにすれ違うようになってケンカとか言い争いが増えたこと
=ふたりが”衝突”することが増えた といえる。
だから出会いも別れもすべてひっくるめて”충돌”なのかなぁ~~~と。
これに関しては私自身の勝手な解釈なので何とも言えないところではありますが、スキズのメンバーはいつもすきなように曲を解釈してくれればいいよと話してくれるのでそれにあやかって私の中ではそういうことにしようと思います。
こっそり追記(2023/10/08)
ジソンくんによるビハインドエピソード。
自分で思いついた気になってたけど、このインタビュー訳をスクショしてたのでジソンくんの受け売りだったかもしれない、、ミアネ
あと
「ハンさんの歌は情けないけど、クズなんだ」
「とりあえず作曲家がナードなんです」
って話すマンネズ。分かる。
(ナードってどんな意味なのかと思って調べたら内向的とかそんな感じらしい)
そして余談で、おなじジソンくん作成&失恋曲・CHILLとも少し比べてみたいなと思ったのですが、
CHILLに出てくる主人公は、相手を突き放す感じで
Collisionでいうなら相手側(君)に近い立場にいるなと思います。
CHILLは感情的になっているのを冷まして(=식혀)という歌だし、
”退いてくれる?””どうしてしらをきって涙ぐむの?”とか
相手に対して冷たいしちょっときつい感じ。
どちらも完全に冷め切った関係にまつわる歌なのに歌詞の雰囲気が違うので聴いていておもしろいな~と思いました。
ジソンくんの曲の世界観はどれもジソンくんらしくて(?)大好き。
Google先生・Papagoに翻訳してもらいつつ、自分でなんとなく意訳した部分もあるので正しい日本語歌詞とは言い切れないのですが、
この曲のメッセージ自体は少しでも理解できたんじゃないかなぁと思っています。
そもそもJ-POPばかり聴いてきて、K-POPはかじるだけだったし、音楽を聴くとはいえ歌詞・内容についてどんな意味なのかとかこういうメッセージなのかなっていままで曲自体をあまり深く考えたことがなくて。
でも、K-POPをスキズやエンミきっかけでたくさん聴くようになってから自分が小さいころから話していた言語ではないからこそ歌詞の言葉だったり意味だったりについて知ったり考えたりするのっておもしろいかもと思えるようになった気がしていて、いままでとは違った音楽の楽しみ方を知れたなとも感じています。
改めて素敵な曲をありがとう。
追記2:これを公開する前に私が愛してやまない、ジソンくんとキムスンミンのケミ・マーガリンズとバンチャンさんによる”Hold on”という神曲がこの世に誕生してしまいました………… ありがとう世界。
まだ作業している曲はあるし、アルバムにいれるか話していた曲もこれではないらしく、情報量に圧倒され戸惑っているのですが、またこの曲についてもなにか書くかもしれないし書かないかもしれないです。
とにかくありがとう(TT)
これからのたのしみがふえました。生きます。
春夏秋冬、1年中 Collision/충졸 と共に。
最後まで読んでくださった方に素敵なことがありますように。
それでは、また!
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