日記

今朝は、カレーパンを焼いて食べた。

昨日駅中のパン屋「ぱんだらけ」で買っておいたやつだ。

朝から最高。わーい。

紙の包みを開け、トースターへ。

トースターはもうすでに温めてある。完璧。

温まったトースターにカレーパンを入れる。

せっかくなので、焼き上がるまで眺めていることに。

焦がしたくはないし、焼きが甘すぎてもいまいちだ。

最高の焼き上がりの状態で食べるんだ。


トースターのヒーターの明かりに照らされて、カレーパンは輝きを放っている。

楕円のフォルムが、トースターの暖かい空間の中にふわっと見える。

きれいだなあ。

こんなに集中して焼かれるカレーパンを眺めることも、そうない。

言っているうちに、衣の表面がじゅわじゅわし始める。

見応えがあるなあ。きれい。

そろそろ焼き上がりか、ここからは焦げないように注意して見ていなければ。

集中力を高めて衣の状態を凝視する。

焦がさない、かつ、カリカリを目指すんだ。


腕組みをしながら凝視する。

すると凝視し始めて20秒ほどで

だんだんコロッケに見えてくる。

形も薄さも、衣の感じも完全にコロッケだ。

男爵芋の、ホクホクの、やつなんだろうなあ。

熱いから気をつけて食べないとなあ。

割ってから食べよう。

それでまたけっこう大きいので嬉しい。

はは!

コロッケコロッケ〜

最高。



それから2分ほどで、衣が最高の状態に達したので

取り出して食べることに。

熱いので箸を使おう。

半分に割ると、茶色い具が出てくると共にスパイシーな香りが広がる。

カレーパンだった。

コロッケのつもりだったので、悲しくなった。

足元に「ぱんだらけ」のロゴが入った袋が落ちている。

そうだった、ぱんだらけのカレーパンだった。

いいか。



コロッケは昼ごはんにコンビニで買って3個食べた。

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