日記
今日は、朝から雨だったので、傘を持って出かけることにした。
持って、というより、引っこ抜いて、と言った方がいいし、言いたい。
というのも、私方の玄関に置いている筒状の傘立ての径は、傘の径に対して全然足りていない。
傘の径の方が「パスタ」だとすると、傘立ての径の方は「揖保乃糸」くらい。
もっというと、傘の径が「金属バット」だとすると、傘立ての方は「竹刀」くらい。
もうひとつだけいうと、傘の径が「心の広い人の心」だとすると、傘立ての方は「普通の広さの心の人」くらい。
そのくらい足りていない。
なので朝から「うんとこしょ」と言って、引っこ抜く。
雨の日毎に引っこ抜けるか、引っこ抜けないかという感じでやっているが、今日は引っこ抜けたので、よかった。
「どっこいしょ」まで言わないと引っこ抜けない時もある。
今日はよかった。
今日はよかったが、次は分からない。
もう傘は傘立てには入れまい、と思った。
今も思っている。