ぬい作りこぼれ話

先日、友人のなにものか氏のブログに寄稿させていただきました。

今回はそのこぼれ話をします。

藻屑さんのスペック

さて、こんな機会にぬいを作るからにはめちゃくちゃ手先が器用な人間なのだろうと思われますが、私は元々そこまで器用な人間ではないです。身内に手先がめちゃくちゃ器用な人間(母)がいますが、素質はあまり受け継がず…。家庭科の成績は進級ギリギリでした。美術もまた然り。というか全ての科目が進級ギリギリだったよ?
絵を描き出したのもぬいを作り出したのも最初は「まさかちゃんの作品欲しい!」以外のモチベはなかったです。大学時代は美術サークルに所属こそしていましたが、幽霊サークルの幽霊部員でした。
まさかちゃんを追いかけるうちにいつのまにかものづくりが趣味になり、自分でもびっくりするくらいクリエイティブな人間となりました。ついでに旅もしたから英語物語ってすごいね!(ここまでくるともう英語物語関係ないだろ!)

まさかちゃんぬいの歴史

この三つ編みプリティまさかちゃんを作る前に実は何人かまさかちゃんを作っています。
今回はそれらをご紹介。

刺繍の練習(2022.6)

刺繍の練習(立ち上げてない)

まず刺繍の練習からしました。今見るとめちゃくちゃスカスカだし均等じゃないですね。

初代(2022.6)

初代

で、練習した後に作った初代です。
綿が足りてなくてしわくちゃですね。顔はボアではなく薄手のナイレックス生地を使ったのに刺繍の後処理が雑なので雑な処理跡が透けています。
あと前髪の貼り合わせが剥がれています。しかも両面ボア生地にしたから無駄に厚い。
とまぁ、こんな感じで改善点しかないです。

でもかわいいぬいです。ぬいは生まれてしまえば皆かわいいいのち。

二代目(2022.8)

二代目

新たに肌用のソフトボア生地を購入し、二代目が爆誕しました。
前回より少しだけ刺繍が上達しました。ただ、バランスが下手ですね。あと二重ラインはあるのに眉毛を忘れました。
これはこれで可愛いです。

ちなみにここまでの二人はまろまゆさんのこちらの型紙を使用しています。

三代目(2023.8)

三代目

ずっと買ってあったくせに印刷を横着して使っていなかったてづくり推しぬいBOOKの型紙を使った子です。アフィリエイトと誤解されても嫌なので気になる方は検索だ。
百均のジャージが着られるようになり、原作再現が捗る感じになりました。
刺繍も今までの子達と違い一本どりなので細かく出来たと思います。やはりぬいのお顔は一本どりで刺繍するしか!
この写真では綿がイマイチな仕上がりだった(安物の手芸綿を使った)のでこの後綿の詰め直し(つぶわたへの変更、調整)を二回ほど行ってます。
ぬいスケルトンが入っていて、軽くならポーズをとらせることが出来ます。可愛いね。

おまけ 挫折したやつ

頭の型紙で心が折れたので首から上がないです。とほほ。

数年放置したら仕上がりに納得がいかない状態になったのでこれは没にしました。残念。

四代目(2024.11)

詳しくは、冒頭で言った寄稿元のブログを見てください。頑張って書きました。

ここに載ってないこぼれ話としては

  • 計画性がないせいで締切当日まで縫ってた(なにさんごめん)

  • 刺繍の色をミスったのをなんとか誤魔化してる

  • 三つ編みの縫い合わせがめちゃくちゃ不器用だが、正面からはわからない

  • 本当はお洋服もちゃんとクリスマスっぽいのを作る予定だった(そんな時間はなかった)既製品のお洋服でも可愛いので結果オーライ…。

  • ボアとナイレックスの貼り合わせに初めて成功(今まではボンドで誤魔化したりしてた)

    などがあります。

最後に

寄稿したブログの感想として「不器用だから出来ない」という意見が見られましたが、なるようになります。
あと、初代の頃はネット通販に頼るしか生地の入手方法がなかったのですが、今は手芸店だけではなく百均でもある程度の材料は揃うのでいい時代になりました。
どうしても不器用で…という方向けに縫製済み素体やウィッグの作り方の本やお顔刺繍ワッペンも売ってるよ。やったね!

みんなも推し…作ってみてくれよな!

夏か?(寒そう)

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