メンタルが瀕死なのでカントリーマアム大陸の話をする

カントリーマアムを知っているだろうか。そう、レンチンすると尚美味しいアレである。
カントリーマアムは今でこそかなり小さくなってしまってそのうち消滅すると言われているが、かつてはカントリーマアム大陸という大陸があるほど潤沢に存在し、今のカントリーマアムの5倍？いや10倍はあるような大きなものが世界中のあちこちで採れていた。
カントリーマアム大陸に住む人たちは採れたてのカントリーマアムを使ってカントリーマアム丼を作るのが日課であった。カントリーマアム丼には大きく分けてカントリーマアムをそのまま乗せたもの（カントリーマアム刺身丼とも呼ばれる）、カントリーマアムをレンチンして温めたもの（温カントリーマアム丼とも）の2種類があり、それこそきのことたけのこの戦争の如くカントリーマアム丼の宗派争いは人々の間に亀裂を生んだ。カントリーマアムが小さくなってしまったのは人間たちの愚かさに心を痛めたカントリーマアムの神が人間を粛清するべくカントリーマアムを少しずつ天界に戻しているから、とも言われているのはこう言う背景があるのだ。
今でこそ希少なカントリーマアムを丼に使う事が国際条約で禁止されているのでカントリーマアムはそのまま食べるより他はないが、かつてのカントリーマアム丼は観光資源としても有用なものだった。日本からもカントリーマアム丼を食べにカントリーマアム大陸に行く人が絶えなかったという記録もある。
筆者はカントリーマアムはレンチンしたもの（温カントリーマアム）が好きだ。でもそのままでも美味しい。カントリーマアム、天に還らないでくれ。