寒いね
またねの前に
君に触れられなかったの
君のぬくもり知るのが怖くて
手渡したね ホットの飲み物
受け取るだけで苦しくて
君のぬくもり知ってしまえば
僕の手の中 冷めていく間も
ずっとぎゅっと握りしめてしまうから
またねの後に
君に伝えられなかったの
君の気持ちを知るのが怖くて
ポケットのすみ 硬まるカイロが
居どころ探すの下手くそで
君のぬくもり知ってしまえば
僕の手の中 冷えきった抜け殻
ずっとぎゅっと握りしめてしまうから
もう そのとき 僕は ひとりだろう
冷たさに何を想うのだろう
ずっと君といたいんだろう