高梁歴史街道マラニック③
エイドを出たのちに分かれ道。
ロングとミドル。
マラニックなので体力的に無理、と感じた人は
ここからショートカットしてOKというのがミドル。
お腹いっぱい楽しみたい人はロングという感じ。
もちろんロングを選び坂道を選ぶ私。
この大会はマラニックということで
自分の中には
”苦手な坂を極力走って克服する”
という裏テーマを当初は用意してました。
が。
ずーっと坂。
もう早い段階で諦め、早々に全部歩く。
天気も大変良かったのでマラニックから
ピクニックモードに切り替えて登りを楽しむ。
そしてようやく頂上。
写真はないんですがこの後エイド。
元小学校?的な建物。
飲み物を補給し出発。
高低表観てて気づいたんだけど
この頂上は400m以上の場所。
こんな場所に集落があるだなんて考えたことなかった。
ほならマチュピチュはどーなるんじゃ、みたいな
極論はさておいて。
このマラニックに参加しなかったら
こういう場所に集落があることや
そこで暮らす人たちがいることに
気づくこともなかったろうな。
あと、その集落を思わせる件がもうひとつ。
たまたま走ってたら物凄く煙があがってる場所が。
畑を焼いてるのかな(この時期に?)と思ったら
地元の人たちがたくさん集まって
発火してる場所を見つめてた。
「なんだろう・・・?」と思いつつやり過ごし
その後、待ち焦がれた下りを走っていたら
下の方から消防車が私と入れ違いに
数台登って行った。どうやら火事だったようで。
標高400m以上の場所にも消防車って
来てくれるんだー?って疲労からか
バカみたいな事思いつつ、でもそれって
凄いことだな。現代社会はこんな風に
支えられているんだな、と
妙に感動してしまった。
たぶん、疲れてる。
そんな下りを颯爽と抜けて。
成羽ダムのトコまで降りてきた。
MAPを見るとよくわかんないけど
急に旅してきた感が増してきた。
そしてなんだか目立つ赤い橋が見えた。
これを渡り数キロ走ると待望のエイドに到着。
エイドは川沿いにあり、そこを下ると
地元の人たちが作ったという沈下橋。
このへんからちょっと疲れてきたので
歩きたい願望が出てくる。
周りに人がいないのもある。
下の写真のヘンでセーラームーンの
コスプレしたランナー(男性)から
励ましの言葉をいただき、
笑顔と共に少し元気になる。
晴天でみる何気ない景色が妙に美しい。
大正八年に作られたという数メートルの橋。
でも、ここが通じることで助かった人たちも
たぶんいるのだろうと思うとなんだか
感動した。
そして川沿いをしばらく走り、エイド。
走れないとかじゃないんだけど
なんとなく分岐をミドルにしとけばよかったー
とか思っちゃった。疲れだな。
この後、しばらく来た道を戻るコース。
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