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付き合って1ヶ月が経った。

続編希望をいただきました。

ごきげんよう、もくれんです。

彼氏のスズキ(仮名)ができて1ヶ月経ちました。色々と目まぐるしかったので書き残しておこうかなと思います。
備忘録的につらつらと。


セックスはとりあえず大丈夫だった。

「まず、それ??」って感じかもしれませんが私にとっては超重要なので。おたがいだいぶご無沙汰だったのと、正直こればっかりは相性があるから脱いでみないとわかんないから、大丈夫かなーと不安だったが大丈夫だった。私は性欲の強い自覚あるので、そこも含めて受け止めてもらえるかなーどうかなーと思ってたけど大丈夫だった。よかった。

彼が私と出会って変わっていくのを見るのが楽しい。

スズキ氏は物知りだが恋愛においては知らないことが多い。もしくは私のが知ってることが多い。ものの言い方とかテーブルマナーとか本当に些細なことでもわかってないというか知らないので、都度伝えるのだが次会ったときにはできるようになっている!成長を感じる。私のコミュニケーション能力を羨ましいと思っているスズキくんは国語の読解ドリルを買っていた。そして私に見つかって恥ずかしがっていた。アラサーの所業としては痛いのかもしれないが、純粋に可愛い。私は年齢関係なく学ぼうとする人が好きだ。また、私がいつもデートプランを練るので(これは今までの彼氏でも大抵そうだった。都内について私のが詳しい。)スズキくんは「いつか自分がデートプラン練って提案できるように」とこれまた勉強のために本を購入していた。真面目かわいい。なお私の趣味の美術館にも何の文句も言わず(何の感銘も受けてないのに)ついてきてくれる。なんなら私より鑑賞時間は長い。優しいなと思う。というか、私の指摘は非常に細かくて煩いと思うのだが、彼は「君のが民度高い」と思っているので今のところ私の指摘を素直に直してくれている。皿は綺麗にさらうくらい食べ尽くせ、上半身は起こして食べろ、とか私の五月蠅さハンパないと思うのに。

彼と出会って私が変わっていくことの嬉しさと戸惑い。

アラフォーなのだが、10年前と同じくらいの勢いでセックスしており、やれるもんだなあという感慨にふけっている。ただし疲れ方は段違いだと思う。元々週5勤務でも土日のどちらかは布団から出ないくらい疲れ切ってたのにデートしてセックスしてるから平日猛烈に眠い。仕事に支障が出るくらい眠い。体力とか健康について考えざるを得ない。なおセックスするとぽかぽかに血が巡るし顔色が良くなる。美容にもいいなぁと思っている。彼氏ができたあたりから、セックスに備えて股関節の柔軟とスクワットをゆるーく始めたのは功を奏しており、若い頃より股関節は開く気がしている。

彼といる時の私の笑顔が、恋愛してる時の笑顔だと気づいた。恋愛してないと、このニコニコは出せないんだよなぁ。ぱぁぁってなる笑顔なのよ。自分でもわかる。全然いつもと違う。

部屋を片付け始めた。これも自分のためだとしんどいのだが、スズキくん=彼氏の存在により、ちょっとずつ手が動くようになった。

平日も脳内にスズキくんの居場所ができた。部屋で会議中ケラケラ笑ってる時に「これ、同棲したら五月蝿いのかな?」とか考えている。一挙手一投足、脳裏に「スズキくんならどう思うかな?」がよぎる。

コイツのことなんで好きなんだっけ??というのもよぎる。顔が好みじゃないからだと思う。そんなこと考えながら、慣れって怖いなと思う。感謝だけじゃだめで、トキメキも必要なのかなーと考えている。これを書きながら、長続きのコツは「ずっと恋愛感情を求めていかないこと。恋愛しながら恋愛欲を放棄していくこと」なんだなと気づいた。わかっているようで、わかってなかった。ときめきがなくなってときめきを求めるから不倫とか浮気が発生するのかもしれない。小さなことでときめく心を持ちつつ、相手から大きなときめきを供給されるはずだという期待を捨てるのが大切なんだな。肌身に実感するとまた違う発見のように感じる。人間は何事も経験からしか行動変容できない。愚者なら私においては特に。

スズキくんが絶対的に私を好きでいてくれるので、なんとなく気持ちは安定している、気もする。人からの承認でしか得られない安心がある。

それにしても、とにかく色々と考えることが増えた。ちょっと疲れてもいる。

自分史を書きあった。

マッチングアプリで出会ったのでお互い知らないことが多く、自分史を書くことを提案したら嫌そうにしていたが意外に私が思った以上の文量で書いてきてくれた。私もおんなじくらい書いた。わかりやすく「街のネズミ、村のネズミ」な対比が出てしまい私は改めて「私って恵まれてる都会の子だわ」とも思ったし、彼の思い出にあるエピソードや単語が私の人生で出会わない類のものだったのでカルチャーショックもうけた。自分史書くの、おすすめです。自己理解と相互理解が進む。このエピソードは書くべきかなー、と葛藤する自分から自己理解も進む。
なお彼からこの文脈ではないが「君はマウント気質あるよね」と言われたので、軽くショックを受けた。マウンティングなんて都市伝説と思っていて私の周りにそんな奴いないけどなと思ってたら、まさかの私がそうだったとは!!気をつけよう…

割とよく話し合っている方だと思う。

なんでもよく話してると思う。わからないことはすぐ聞けるしタブーがない。こういうところは嫌だとか違和感を感じてるとかすぐ話せる。すぐ伝えられるのはスズキくんがめちゃくちゃ素直だからである。そういう言い方はやめてほしい、なぜなら…みたいに説明すれば素直に直してくれる。まじ良いやつだな。
やりたいことリストも結婚までの予定も書いてみた。おたがいよく話せていると思う。

なんとなく仕事のようにプロジェクトのように話し合いができているのは居心地が良い。きちきち決めすぎず、ゆるく予定を立ててるのだがスプレッドシートに予定書こうぜ、と提案して嫌がられないのありがたい。この前「お会計を割り勘に毎回するのめんどくさいから先にお金渡しとくからその中でやりくりして。足りなくなったら言って。全部のお会計払っておいて」とお願いしたら「小口現金かよwww」と言われたが管理してくれることになった。ありがたい。

総括して順調そう。

恋愛自体久しぶりなのでおっかなびっくりではあるけれど、安定して歩みを進められている気がする。毎回会うたびに変化があるから順調なのかもしれない。マンネリこそ順調な大敵なのかなー。結婚をひとつのゴールにしているけど、結婚後の方が人生長いしね。予測はついてるけど予測がつかない方が何事も長続きするもんなぁ。

あ、そういえばスズキくんは喫煙者なのだが、過去ベビースモーカーと付き合ってたことがあるため意外と受け入れられた。条件マッチングでは基本的に喫煙者NGにしていたのだが、スズキくんはあまりに若いのでどうせ付き合うこともあるまいと思い喫煙者なのに会ってしまったのである。結果、思いがけず付き合うことになったが、色々な彼の優しさや良さに出会うと喫煙など些事であったと考えが変わりつつある。針小棒大に捉えてたなぁと。まぁもちろん吸わない方がいいわけだが、過去ヘビースモーカーと付き合ってたことがこんな形で生きるとはね、と思う。恋愛の数が多いことは良し悪しあると思うが、やっぱり私は愚者なので経験からしか学べなかったし、経験したからこそ色々知って許せるものが増えたように思う。小事を小事として捉えることって実は難しいから、これから何かあったときに立ち止まって考えたいものである。


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