付き合って3ヶ月がすぎた。
この前、「うんとね、いびきかいてるよ。」と言われた。
ごきげんよう、もくれんです。
彼氏のスズキくんと一緒に週末過ごすことが当たり前になりつつある。泊まりに行くのめんどくさくてキャンセルした日もあるが、会えば幸せな気持ちになる。非日常と日常の合間にスズキがいる。スズキくんと会わないのは寂しいと思ってもいる。会ってない時は会うのが面倒に思ったりもしているが。
いくつかの出来事をとりとめもなく書き記しておく。毎月結構心変わりをしている。
私の家族と会ってもらった。
私の方が緊張した。事前に彼と一緒に買い物に行き、この日のためのジャケットを選んでおいたわけだが、改めて待ち合わせに現れた彼を見て「うーん」と思った。もう少し垢抜けさせたい〜!!そのまま私の家族には会ってもらったが、帰りにアパレルで色々試着させて「そう!君はこういうものが似合うんだよ!?!?」と思った。顔において、女の子の垢抜けと違って男の子の垢抜けはどうしたらよいかわからんなとも思った。もう少し顔の見せ方変えられる気がするんだけどな。人のことは言えないけど。
ちなみに母と祖母に会ってもらったのだが、祖母の外面を久しぶりに見た。外面をしっかり作れる96歳、強い。祖母も母も「感じが良い人ね」と気に入ってくれたようでよかった。母に「緊張してたね」と後から言われたけど、私も結構緊張していた。なんせ親に付き合ってる人を会わせるの初めてだったから。つつがなく終わり本当に良かった。祖母が喜んでくれてなによりであった。あとスズキの口から私の何が良いか話してもらうのを聞くのは新鮮だった。「綺麗な所作。ちゃんとしてる。」とか言っていた。私には顔って言うけど、私の親には顔とは言えないもんね。なおスズキには「上品な家族だね。おかあさん、エピソードトーク上手だね。そりゃ君もおしゃクソになるわけだよ。羨ましい家庭環境だよ。」と言われた。おしゃクソは否定できない。
こういうところは嫌だ、を見つけては伝える日々。
このあたりの妥協はせずに嫌なことは嫌だと伝えるようにしている。口が臭い時も言うし、下ネタ言わんでいいタイミングで下ネタ言った時も言う。友達を大切にしてないなと思った時も、それはよくないと伝える。嫌なことを嫌と伝えることに恐れがないのは彼が私を好きだという安心感があるからだと思う。今までの恋愛では、付き合ってそこそこでこの安心感は中々得られなかったように思う。私は嫌なことは嫌と言えるが、変なところで我慢もしがちである。雑に扱われても別れたくないからとソワソワしてしまっていた過去を鑑みると、伝え方さえ間違えなければ何を言っても良いのだと思って伝えるようにしている。それで怒るようなチンケな男なら別れればいいしな。なお怒らせないように伝えるのも私は得意である。こんなところで、過去婚活で出会った鼻持ちならない男たちの鼻をたおやかに折りに行っていた経験が生きるとはと思ってなかったな。人生何事も泥水啜って花咲かす蓮の花である。
友達と会う時間も作れた。
彼氏一辺倒になるのはかなりストレスだなと思ったので、友人とも会う時間を持てて非常によかった。彼氏からしか得られない栄養もあるが、彼氏はいなくても生きていける。友人はいないと無理だなと私は思う。少なくとも寂しがりの私には無理である。友達との馬鹿話も真剣な話も美味しいお茶もめっちゃ必要である。彼氏ができてから余計に私は友達に恵まれていると思うことが増えた。私に彼氏ができたことを「よかったね」と言ってくれたり「結婚前にそれは知っておいて良かったことだと思うよ」と視野狭窄になっている私の目を覚ましてくれたりする。友人ではないが、1人だけ絶対に私に彼氏ができたことを不愉快に思いそうな知人がいる。私も、友人の幸福に対して「おめでとう」と思いながら心の中では「それに引き換え私は!」と不安になることは人生で何度もあった。だけど、やっぱりその不安は深刻に友人に伝えたり不満げな態度で示すものではないと思う。あえて伝えるなら明るく伝えたいものである。とここまで書きながら、果たして過去の自分が恨み節を言わなかったか、あんまり自信はない。今も人の幸せやお金あるんだろうなぁということに不安になったりしてるし。何が言いたいかっていうと人の幸せに「おめでとう、よかったね」と言える人は素晴らしいということ。そして周りの人に「幸せになってよかったね。幸せになってほしいよー。」と言ってもらえるかけがえのなさにとても感謝している。この前、仕事で就活中の学生さんに「未来どうなりたいかを描けなかったら、周りの人にどう思われていたいかで考えてみたら?」とアドバイスしたのだが中々よいことを言えたように思う。よい友人に恵まれているなと思うと改めてよい人間であらねばと思う。本当に私は周りに恵まれて生きている。
彼の家族に会いに行った。
会いに行くと決まる直前に髪をブリーチして染めてしまい、黒染めすべきか悩みまくったのだが最終的にそのまんまで会いに行った。行くと決まってから暫くは緊張して夜眠れず考え込んだりしていたのだが、当日の新幹線は仕事で疲れ切っていたので爆睡した。ゼクシィとかいろんなサイトの親挨拶セオリーを読み倒したが、彼が私の家族に会う時も色々とセオリー通りにはいかなかったし、段々考えるのに疲れてしまいお洋服だけしっかり決めたが髪の毛はそのまんまで会いに行った。地方のローカル線に乗り換えたら、私だけめっちゃ浮いていてスズキから「君、電車でみんなにチラ見されてたよ。」と言われた。なおスズキ家のご両親はとても良い人たちだった。スズキが私と付き合ってから禁煙したことを聞いて「彼女さんの影響力大だなぁ」と言われた。私が禁煙を頼んだわけではないのだが、結果的に親を安心させる一助になれたならよかったなと思う。ご両親が私に子どもとか家事とか古い価値観を押し付けて来なかったのでやや驚くとともに安心した。本音のところはわからないけど。スズキの小学生の時の運動会ビデオを見るなどして、太っていた頃の彼を初めて見たのだが意外に何も感じず「ふとっちょだ。かわいい。」と思った。私は熾烈なルッキズムを持ってると自覚しているのでこれは意外な発見だった。なお緊張していたので猛烈に疲れた。
同僚に彼氏ができたことを話して色々経験談を聞いた。
結婚してないのに同棲するのは悪手だ、結婚してたから乗り越えられることがあるのだと熱弁された。あと契約取るまで(入籍)が勝負なので、同棲するならサッサと入籍決めた方が良い、など。相手に旨みしかない同棲は短期決戦を長期化させるだけだと言われ、やや怖くなっている。破談したくないなー。男のが女に幻想見てるんですから、同棲でそれが失われたら男は冷めますよ!!と言われて、もうとっても怖いw私は外面は良いけど家では全く役に立たないポンコツなので。部屋も相変わらずカオスである。そろそろスズキが来たがっているが、私はいまだ全く片付けていないのである。というか生きていくと当たり前だが現在進行形で汚れていくので、私が専業主婦を雇いたい。働きながら家事をしている人を本当に尊敬する。彼の実家もモノがなくてとても綺麗だった。私は実家も自分ちも無理である。はぁ。note書いてる場合じゃなくて部屋片付けないといけないのに。こうして私は何事も先延ばして成長せず自分のせいで自分を憂鬱な気持ち追い込んでいる。不安を大きくするから考えないようにして行動しない癖とはそろそろお別れしないと結婚すらしない関係なく辛いのに。ああ〜!!
総括:時が加速している。
人生の遅れを8倍速くらいで取り戻してる感覚がある。どんどん結婚に向けて行動していっておりパス回しがうまくいっている試合は楽しいけど忙しなくて息切れがする。もうちょっと恋人気分を味わうほのぼのデートをしたいのだが、その一方で同棲に向けたすり合わせもしないと不安である。やることが多い!!!!