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2025年の幕開け。付き合って半年。
夜中 オブ 夜中!!
ごきげんよう、もくれんです。
経血過多で、ほっとくとボトムスを汚しちゃうんですけど、新年1発目の生理でもやっちまいました。しかも会社で。そんな話からすみません。生理歴ウン10年なんですけど、未だに生理とうまく付き合えない。過集中何じゃないかと言われたりもするんですけど、出てる感覚も漏れてる感覚も全然ないんですよね。どうしたらいいんだろ。
こうして全く成長しないというか解決できずに繰り返す課題を抱えながら、私とうとう同棲することになりました。付き合って半年経ち、あっという間だったなぁとしみじみしています。5ヶ月目→6ヶ月目までの備忘録をいつものように書こうと思うのですが、今月も本当に何も覚えちゃいねー。
家が決まる。そして始まる引っ越し。
内見に行きまくったことが功を奏し、希望している街に住めることになった。部屋を見た途端に「あ、ここに住もう」と思える家だったので、無事1番手で申し込めて審査が通って本当にありがたい限りだ。その家に住みた過ぎて1番手か分かる前なのにスズキ(彼氏)と一緒にわざわざ夜、物件を見に行ったりした。バカの所業である。まだ住んでないから、どういう生活が始まるかわからないけど素直に嬉しい。そして、家が決まるということは引っ越すということだ。当たり前すぎるけど。私は今の家を終の棲家にするつもりで生きてきたし、元来全く片付けができないので「あああとうとう引っ越さないといけないの~むりむりむりぃ」と思っていた。そんな私を横目に、毎日コツコツができるスズキは日々ちょっとずつ引っ越し準備を進め、余裕を持って引越し日を迎えようとしている。スズキの爪の垢を煎じて飲ませてくれ。
いらねーものと生きてきた私。
そういえばかなり前に「こんなに片付けられないならホームヘルパー頼めるんじゃねーの?」と思って障害者手帳を駆使して役所にホームヘルパーの審査に申し込んでいたのだが、その連絡が5ヶ月経って今更来た。曰く、「まだ審査通ってません、主治医の意見書がないから」と。おいおいwwww5ヶ月前だぞ、しっかりしろ!!こんな引っ越し決まったタイミングでホームヘルパーの審査してもしかたねーのだが、わざわざ恥を忍んで役所の人に汚部屋にご招待した意味がゼロになってしまう。仕方なく主治医に会いに行き書類を書いてもらった。主治医に「同棲するんですよ」と言ったら「ふーん、人と暮らしたらちっとは片付けられるようになるかもね。そういう人もいるよ。」と言われた。超希望的観測だけど、それを信じたい。ちなみに役所の人が審査のために私の汚部屋に訪問してくださった時「もの捨てられないですか?」と聞かれて「うーん、そんなことはないです」とかのたまったんですよ、わたくし。前言撤回、もの捨てられねー以外の何者でもないです、私。というか、非常識なレベルでモノを長く使ってるんだなと気づいた。あと、モノを大切にしないくせにモノへの執着とか思い入れとか情が強すぎ。今回捨てたものを列挙してみると異常性がよくわかる。
例えば
・中学生から着ているコート
・前職で使っていた仕事のノート・カレンダー
・「すぐやる本」的な同じ本を2冊←
・4度くらいやってるストレングスファインダーの本
・元元彼と元々々々彼とのデートに来ていった浴衣(15年選手)
・10年前に付き合ってた彼氏とその前の彼氏との相性占いの結果←
・10年くらい塩漬けになっている保存食←もはや食べられない
・人からいただいた趣味じゃないストール
・ボールペンなど10本以上
・旅行先でもらってきたパンフレット(どっさり)
・謎に多いグラス・食器類(引き出物のペアグラスでパーティーが開ける)
・一度しか使ってないプレステ4とVR一式(ビンゴで当たった)
・お土産で買ったけど食べずに粉と化したポルチーニ(怖い)
・元々々々々々彼?に送ろうと思っていた高くてかわいいカード(超怖い)
なんでこんなもの取っておいたんだ、、と皆様が引いていらっしゃるご尊顔を想像して、まぶたを閉じたよね。捨てて捨てて捨てながら、自分という人間を新たに知る機会になった。自分の私生活を無視して生きてきたことをリセットボタンを押すというかリスタートボタンを押せる良い機会になった。もう何も印字が見えなくなったヨドバシカメラで買った電化製品の保証書のレシートとかね。ちゃんと取ってあるの偉いけど、使えないと意味ない。仕事も本も食物も買っただけで満足して積読するのはやめようと思った。使えてナンボだ。なんなら前職で10年前くらいにならった資料と去年グロービスで習った資料、おんなじこと書いてあった。馬鹿か。インプットしたらすぐ使わないと意味ないし、塩漬けしたものも少しでも思い出せないと意味ない。
ちなみにネットフリックスのこんまりを見ながら引越し作業を始めたのだが、こんまりというより掃除コンサルされているアメリカの家族たちに非常に励まされた。みんなものに溢れて生きているし、ネットフリックスがこんまりを派遣するまでこの状態で生きてきたのだなと思った。あと、こんまりメソッド「服を全部だす。この作業は絶対にオミットしてはならない。」を忠実にやったところ、洋服がうず高く山になった。その中で取捨選択をして山を小さくしていく作業はやりがいがあるなと思った。こんまりメソッドはやっぱりすごいんだな。
書き記したもの、それは私の歴史・私の古文書。
仕事に関する書類(特に頑張ってメモしたノート)も大量に出てきて怖かった。取っておいてどうするんだよ、2021年の社会保険喪失に関するメモ。ノートってとにかく頑張った軌跡だから捨てづらかったんだろうな。文章を書くのが好きだし、書くことにこだわりが強いので、手帳とかプライベートのノートはやっぱり捨てられなかった。それらを見返すことがあるかと言われるともう本当にないと思うのよ。思うんだけど、私がうじゃくじゃうじゃくじゃこんがらってきた歴史はやっぱり愛おしくてホイホイとは捨てづらい。特にうつで休職中に一生懸命毎日を生き抜くために良いことを探そうとして「今日はゴミを捨てられた」とか書いてるメモとか、死ぬほど泣ける。くだらないと思われるかもしれないけど、ゴミを捨てられたことしか良いことがなくて必死に暗闇を転がっていた時期の私を思い出して虚をつかれたし自分を褒めてやりてーなと思った。腐ってボロボロでもいじらしいくらい前を向くやつである。私は自分が素晴らしい人間とは到底思えないし、サボり魔だし嘘つきだしクズだと思っている(というか実際そう。)。でも「朝が来ると何もできないのに昼間がきちゃうことが怖い。夜は寝たらまた復職日が近づいてしまう焦燥感が募るから眠れない。」と考えていた絶望の日々を自分を諦めずに生き抜いた時点で結構根性あるなと思った。私は人より不器用で、みんなが歩まなくて良いような不健康と性格の問題で勝手に苦しみまくったけど、そのクソみたいな生活から自分を見出し、本当に大事にしなくちゃいけないナニカを勝ち取ったんだと思う。わかんないけど。魔貫光殺砲を自分に打ち込むくらいに、自分を覗き込んで穴が空いてしまって空虚で空虚で死にたかった日々には意味があったなと思う。繰り返したくはないし、無くてすむなら無いほうが良い日々だったけど、自分とうまく向き合えずに苦しんでる人を見ると、自分と向き合ったことはきちんと自分に返ってきたなと思う。
私の誰にも負けない強さ。
奇しくも会社で自他ともに超厳しい人に「君は根性あるよね」みたいなことを言われて「大変買いかぶられているな」と思ったんだけど、そう見えるということは、やや根性すわってるんだろう。それを言われて「いやいや、あなたが私に『食らいつく』ということを教えてくれたんでしょう?」と思ったけど。
ただ、それを言われて私の良さは「とにかく人に何でも聞く」ことだと思い出した。去年一昨年はコンフォートゾーンを出るどころか、パニックゾーンで頭がおかしくなっていたので混乱して疲れて疲れすぎてサボってたら2年終わっていたので、すっかり忘れていた。
私の誰にも負けない良さは、もっというと「てらいがない」ことだ。
・困ったから助けて!
・バカだからわかんないの、教えて!
・そんなこと言ったって仕方なくないですか????
・それ、なんの意味があるんですか??
・忙しいの知ってるけど、私も急ぎなんで隙間時間は奪いに行きます。
こういうところ。
とにかくできないことに挑戦し続ける人生なので「私は人よりも不出来である」ということには絶対の自信がある。頭も中途半端にしか賢くないし、行動量も頑張れないし、口だけ嘯くクソヤローだということも知っている。だから人に助けてということに「てらいがない」。いらないプライドがない。いつまでもいつまでも一兵卒の気持ちで生きている。一兵卒だから「うまくやる」とかできない。
だけど、クソヤローなりに努力することも覚えてきた。こんなちっぽけな努力を努力とよんではいけない、と自分で思って自分を責めてきた。それも間違ってはいない。ただ、私が部屋をゴミ溜めにして必死に生活を維持できる程度に切りつめながら邁進した仕事には、精魂尽き果ててしまっただけのなにかしらの努力があるはずで、それは私なりの精一杯の努力なんだと思う。
私は優先順位もつけられないし、行動量も少ないし、質も低いけど、とにかく前に進もうともがき続けている。もがいてる。周りがすごい人ばっかりだからわかんなくなってたけど、もがくのも才能だと思った。
そもそも挑戦しない人がいる。こんなに仕事に心血を注がない人もいる。
私は自分が望むと望まないとを問わず、なんだか知らないけど仕事において挑戦の機会に恵まれている。スズキにも「君の人生は波乱万丈だと思うよ。俺なんかより波乱万丈だよ。」と言われたが、確かにネタに困らない。毎年、全然ネタに困らない。決して毎日が幸せではなかったし、こんな辛い挑戦をしなくて良い人生をなぜ選べないんだろうといっぱい泣いてきたけど、それでも必死で自信になるものを積み上げてきたのだと思う。
私の努力が足りてないことも底が浅いこともバレてると思うけど、もがいてヒーヒー言ってるやつは、周りが助けてくれる。世の中はもがいているやつが未来の扉を開くんだと思う。少なくともそうやって私は自分の未来を拓いてきた。私はスター社員にはなれないけど、必死で汗をかくことならきっとできる。それは人生通して色んな人が私に教えてくれたから。
スズキに誕生日を祝ってもらった。
私はクリスマスとか誕生日に奮発してお祝いしてもらう、みたいなことをやったことがなかったので、スズキといっしょに奮発した誕生日を過ごしてもらった。お金を出して良い体験を買うことの意味がよくわかった。1年前の誕生日は有給取ろうと思ってたのに労務案件のせいで朝から弁護士と打ち合わせになってしまい、散々な誕生日の幕開けだった。そんなわけで今回の誕生日は絶対休んでやるぞと思って無事休みを取った。スズキと一緒に高いホテルに泊まったのだが、高いホテルって素晴らしいなと思った。ラグジュアリーな空間ってかけがえない体験だと知った。なお、翌日も仕事だったのでスズキにはプレゼントはいいから手紙だけ頂戴とお願いしていて、無事お手紙をもらったのだが、それも予想以上に良くて感動して泣いた。スズキを幸せにしたいと思ったし、スズキと一緒に幸せになるぞと改めて心に決めた。
そうそう、クリスマスには六本木ヒルズで「1年後に届くクリスマスカード」をお互いに書いた。一緒に住む新居の住所宛に。誰かと見る未来って愛おしい。
スズキが私の両親に同棲の挨拶をした。
「同棲するなら挨拶するべきでしょう」という我が家の方針により、私の両親とスズキと会食をした。スズキはこのためにわざわざカバンとコートまで買ってくれて「いいのに!」と思いながら、その心意気は嬉しいものだった。父もスズキも和気あいあいと話してくれていて安心したが、あとから聞いたところによると双方大変緊張していたとのことだった。
父は
・一緒にいるところはじめてみたけど、お似合いだね。
・6個も上の女性と結婚しようと思ったなんて決断力あるね、いいね。
・お母さんは料理上手?僕はおふくろの味がめちゃ好きでそういう意味ではマザコン。
とか言っていた。父とスズキはそういう意味ではマザコン仲間だとわかった。料理頑張ろ。
私の双肩に会社の未来がかかった。
年末年始に仕事のいろいろ体制変更があって、私は会社のビジネス採用の責任者になった。弊社はビジネス採用とテック採用の大きく分けて2つあるのだが、その片翼を私が担うことになった。去年、人生ではじめて採用担当としてヨチヨチやり始めた私としては、思っても見なかった未来である。ビジネス採用責任者は今まで超やり手のベテラン採用担当が担っていたのだが、色々あって私が責任者になった。年末に採用体制についてもう一人の採用担当と話してたときも私は「ビジネス採用責任者はやりたくないなーそういうことになったら本当にやだなー。やれる気しないもん」と逃げ腰の及び腰だったのだが、もうどうにもこうにも覚悟決めるしかなさそうだったので、酒に酔った勢いで「もう、そうしましょう!私がビジネス採用担当で!」といってしまった。言った手前「やれる気はしねーけど!!!!」と思ったし「そもそも採用担当として仕事力あると自分のことも思わねーけど!」と思ったんだけど、もうにっちもさっちもいかないのだ。それ以外に方法がない。「私がビジネス採用担当者やります」と上司に言ったら「覚悟を決めたね。リスペクトします。これで採用コケても僕は悔いがないです。」と言われた。そんな事言われたら頑張るしかないじゃァないか!!!
ビジネス採用がコケると、吹けば飛ぶような小さなベンチャーの弊社は会社がコケる。会社がコケるのは流石に責任が重大すぎる。採用目標を達成できるかは正直わからないが、少なくとも「やりきりました!!」といえる状態まで持っていかないといけないと思う。そうじゃないと居た堪れない。去年覚悟を決めるまでは「本当に嫌だ」と思っていたけど、今の私はとにかくやる気に燃えている。こんなチャンスはなかなかないので、何かしらをもぎ取ってやろうと思う。人材が払底していてお鉢が回ってきてばかりなんだけど、このお鉢は二度目はないと思う。ないからこそ、頑張りたいと思った。
とにかく私は上段に書いた「てらいのなさ」を武器に、徹底的に汗をかいて目立とうと思う。頑張るやつのことはみんな好きだし見ていて気持ちいいからね。
私の人生の新しい幕が上がる。
さぁ、未来を切り拓こう。