恋っていうか愛。
惚気ます。
ごきげんよう、もくれんです。
過去、よく母や友人に「あんたその彼氏、本当に好きなの??ダメなとこしかないやん!」と突っ込まれてきました。恥の多い人生を送ってまいりました。太宰よりは100倍ましですけど。
なんというか恋愛の話を友人にする時って惚気も話すけど、やっぱりネタになるような酷い話の方が人に話すネタとしては面白いので、そういうネタをセレクトしちゃうんよ。その結果、男の趣味が悪いと周りに思われている。実際、男を見る目はないので間違っちゃいない。なんで男見る目ないんだろう。曇りなき眼で見極めてるつもりなんですけどね。会社でも「胡散臭いとか生意気な奴を見抜くの上手いじゃん」と定評があるのに。恋愛に関しては性欲が邪魔してバカになるのかもしれない。ヤリタイが全てを霞ませている?
友人によっては「いやいや、あんたいつも惚気てるじゃん!」と言われそうだけど、今日は惚気ます!!なぜなら!!惚気られるのは!惚気たい気持ちの時だけで!!それは人生において一瞬のきらめき、流れ星のようなものだから!!
あと書き残しておいて、今後ムカつくことが起きた時に読み返して冷静になれるように。
さて、彼氏ができたんですね。誰がびっくりって私が一番びっくりしてます。もう恋愛することなんてないと思ってたし、つい最近そういう話をnoteに書いた。全く私は信用ならん奴ですわ。舌の根も乾かぬうちにfall in loveでcrazy for youしています。そして驚くほどに愛。もともと人への愛と情は深いし、その分裏切られた時の怨念も平将門と菅原道真とどっかで血縁だなってくらい強い。人を愛することが、たぶん私は好きなんだと思う。元来かはわからんけど、人好き。
そんな私に彼氏ができたので、もうドバドバ愛が止まらないわけです。直近(と言っても5年くらい前だけど!)の恋愛は結婚を意識しすぎて、大して相手がまだ温まりきってないのに寝技決めて告白させ、相手の気持ちがないことに不安を感じながら付き合い、数ヶ月で振られるというクソみたいなことを2度ほど繰り返した。なので、今回は自分から沸騰させずに、相手の気持ちが育つのを待ちながら様子見つつデートやLINEを重ね、告白直前まで「どうやら脈ないな。脈ないまま友達として会い続けるのは嫌だな。」と思って過ごした。3度目のデートで、もうこりゃダメだと思ったので、自分から手を繋いで、それがトリガーになり告白され今に至る。告白させたという意味では今回も寝技に持ち込んでいる。持ち込んでるけど、相手の気持ちがそれなりに育ってたので結果オーライ。付き合うことになった彼氏は、このnoteに何度か登場したスズキくん(仮名)である。人としてだけじゃなく、女としても興味持たれていたようでよかった。
今まで付き合った彼氏の誰よりもスズキくんは、私に愛を伝えてくれる人である。ここが好き、こういうところが好き、とめちゃくちゃ伝えてくれる。こそばゆいけど、こんなに私の良いところを見つけてくれる人いる??というくらい教えてくれるので素直に嬉しい。しかも、これは嬉しい誤算だったのだが、お互い変態だった。スタンド使いは惹かれ合うというやつだろうか?会話してる中で変態とは全く思わなかったのだが、私が「性欲強いでーす!フェラチオ大好きです〜!飲むのも好きです〜!」と告白したところ「シャッ!!」と言ってくれたので、私の渾身のギャグ「みこすり半で三行半」を初めて男性に披露した。ゲラゲラ笑ってくれたのでものすごく合っている。スズキくんに「痴女がすぎるんよ」と言われたが「病垂の痴女で、病垂のない知的な私が大好きでしょ?」と聞いたら「うん」とうなづいていた。本当にありがたい。過去に痴女を理由に振られるという手痛いトラウマを持つ私としては、ベッドの上でありのままに振る舞えるってめちゃくちゃ幸せだし安心する。ただ、最近スズキくんのほうが私を遥かに飛び越えて変態な気がしている。ビヨンドザレインボーしてオズまでいきそうな勢いで変態な気がしている。(謎)ところが私もベッドの上では柔軟性があるので、新鮮な気持ちでそれを楽しもうとしている。HUNTER×HUNTERならぬHENTAI×HENTAIが爆誕。彼の名誉のためにディティールの記載は避けるが、私からするとまぁまぁ冒険家である。惚気じゃなくてただ変態が変態と付き合いはじめた話しか今のところしてないな。完全変態!!
ちゃんと惚気るとするならば、今のところ私のすべてがスズキくんのストライクなのだ。顔も髪もスタイルも性格も痴女であることも。特に顔はしっかり刺さってるらしく、笑っても顔しかめても「かわいい」と言われる。かわいいと言うのを照れるタイプの男性をクソだと思っているので、なんのてらいもなく可愛いを連発してくれるスズキくんは最高である。この前、綺麗なモスクにいったのだが、モスクなので私は頭にスカーフを巻いて彼に「(モスク)どう?」と声をかけたら「(スカーフを巻いた姿も)かわいい」と言われてしまい大いに照れた。私じゃなくてモスクのこと聞いてるんだわ。目の前にめちゃくちゃ綺麗なモザイク広がってるだろうがよ!私の聞き方も悪かったかもしらんけど!スズキくんは私にいっぱいかわいいと言ってくれる。そして私がベタベタしてもちっとも嫌がらない。だっこちゃん並に腕に巻き付いてても何も言わない。なんなら何の記念日でもないのに、この前は帽子を買ってくれた。初めてのプレゼント(しかもなんでもない日に!)だったので嬉しすぎて、今週の平日、意味もなく被って散歩に出かけた。
そしてスズキくんはとても賢い。会話してて本当に賢すぎて狡い。賢すぎて私のすべてを見抜いている。「過去の恋愛で絶対浮気したことあるよね??」と言われて、全部バレてるなと思った。観念して全部喋った。閻魔大王かよ。「ダメンズメーカーのきらいがあるよね?」とか「真面目で頑張りすぎちゃうんだね」とか占い師のように私の本質を突いていく。たまらない。私は賢さにメロメロになるタイプだから。なお賢いので、言わんでいいことも言わない。天然で頭おかしい表現もしがちだが、本当に言わんでいいことは言わない。絶妙。
なおスズキくんは私の性格悪いところが好きなんだそうだ。私もスズキくんの性格悪いところに安心しているので、我々は似たもの同士だ。こんなにいろんなことが合う人もう出会えないのではとお互い思っている。今まで出会った男性、それぞれ他の女でも大丈夫感あったが、スズキくんにかんしては私じゃないとダメだと強く思う。私にとってもスズキくんじゃないとダメだと思う。まず、こんなに変態具合が似てる人、探す方がが難しい。そして私は一緒にいてすごく楽だ。なんでかわかんないけど。ちゃんと好きとか可愛いとか表現してくるところも似ている。性格もお互いちょうどよく悪い。スズキくんがこんなにメロメロになれるのは私しかいないと錯覚するくらい、いろんなところが合う。というか、私のすべてが彼に刺さってるというのが最早奇跡。
私、人を愛するのが大好きだと思いました。愛を伝えたり行動に示したりするのとても幸せな気持ちになる。冗談抜きでずっと一緒にいたい。恋愛の為せる技かもしれないけど、毎日愛おしいが募っている。次会った時、どんな風に彼に愛を伝えようか考えて幸せを感じる。運命、出会うべくして出会ったと感じる。
誰かを愛する幸せをくれたスズキくんを大事にしたいと思う。掛け値なしに愛している。