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思わず人に話したくなる中村倫也さんの素敵なエピソード
3月25日、俳優の中村倫也さんとアナウンサーの水卜麻美さん(日本テレビ)が結婚を発表。芸能界的には大型カップルなのかなとサラッと聞いていた。
その数日後、「このニュースを聞いて思い出したことがある」と、向井慧さんが「パンサー向井の#ふらっと」(TBSラジオ、3月28日放送)で、こんなエピソードを紹介していました。
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2019年、日テレの「クイズ! あなたは小学5年生より賢いの?」に向井さんが出演したときのこと(まだ番組がレギュラー化される前の特番に)。
小学校の教科書に載っている内容が出題されるクイズ番組。挑戦者は答えがわからなかったとき、スタジオにいる助っ人の小学生5人にヒントをもらうことができる。
向井さんは、小峠英二さんと水卜アナウンサーの3人で、クイズに挑戦する人を盛り上げる応援席にいた。そして、そのときの挑戦者が中村倫也さんだった。
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「収録始まりまーす」となったとき、小学5年生の女の子が「あの、すいません」と手をあげて、スタッフに「あの、トイレ行きたいんですけど」。
スケジュール的に時間がタイトな状況だったようで、スタッフは「あ、ごめん、ちょっとそんな時間なくて。これ終わってから行って」。
そして「収録始めます」となったとき、解答席にいる中村さんが「あの、すいません。僕、トイレ行きたいんですけど、トイレ行っていいですか」。
スタッフは、中村倫也さんの一言に、「えっ」。
「あ、はい、わかりました。どうぞ」」となったとき……中村さんがその小学5年生の女の子に、「じゃ、一緒に行こっか」と声をかけたそうなのです。
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カメラが回っていないところでのお話。向井さんと小峠さんと水卜さんは思わず「カッコイイ〜」となったそうです。
(向井さんと小峠さんもずっとトイレに行きたかったので、そこでソロソロと立ち上がったとか)。
てっきり、中村さんは「あの……行かせてあげてもいいんじゃないですか」と発するのかと思っていたら、「自分が行きたいので、一緒に行こう?」 というこのスマートさ。
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マナーは、「自分を上に見せるため」や「人に恥をかかせるため」「自分が恥をかかないため」にあるものじゃない。
言葉の使い方も含めて、自分をよく見せることがコンセプトになっているんじゃないかと思えるようなマナー本もある。
マナーは、相手も、自分も、まわりも、その場を気持ちよく過ごせるために役立つちょっとしたものであってほしい。
それまで中村さんのこと、とくに気にとめていなかったけれど、とても素敵だなと思った。
情景がふわっと浮かぶようにこのエピソードを伝えることができる向井さんもまた、素敵だと思った。
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