【7月時点・オリジナル】赤単我我我ブランドのトリセツ(ベスト8構築も!)
8月23日追記
ボルシャック以前の環境のデッキレシピを扱っているため、全文無料公開いたします!
現在の構築はコダマンマやハナコの枠を新弾のカンゴク入道に入れ替えたり、様々な調整が可能かと思います。高額カードがふんだんに使われているわけではなく、比較的組みやすいデッキですので、是非皆さんも組んでみてください!
皆さんこんにちは。
今回初めて執筆するモクレンというものです。
このデッキは、今回の弾で、我我我ブランドという新たなフィニッシャーを獲得することができ、3kill率の安定化が容易になったので、以前よりも大幅に強化されました。
最近ではCSでも結果を残していることもあって、本記事を執筆するのに至りました。
今回は私が発売当初から調整している赤単我我我について、
・ガガガというデッキタイプをあまりご存知ない方
・新しくガガガ組もうと思っている方
・赤単に轢かれたくないからメタりたいという方
・CSで度々見かけるけれど、どのようなカードが採用されているのか、いまいちピンとこないという方
向けに、
①我我我の主なデッキタイプ2つ(リストと解説)&各デッキのレーダーチャート
②採用検討内のカード
③赤単が出されて嫌なメタカード
④最後に
について、各章ごとに紹介したいと思います。
レーダーチャートの項目は、
①スピード ②上振れ ③安定感 ④受け(粘り強さ)⑤メタ の5段階評価です。
これに関しては、赤単我我我を調整している一個人の意見としてこんな考えもあるんだな〜と流してもらえると幸いです。
早速ですが、①から紹介しようと思います。
(レーダーチャートとは)
複数の項目を一目で比較できるグラフです。(下図)
①我我我の主なデッキタイプ
まず、赤単ガガガは、大きく下記の2つの型に分けられると思います。
・3kill生成を目的とした、速度に寄せた構築
・ビートジョッキー軸に合わせた構築
両者ともCSで結果を残しているデッキタイプですが、環境や地域によっての使い分けが必要になります。本記事では、各デッキの特性についてもしっかりと触れて解説しますので、デッキ選択の判断材料として検討していただければ幸いです。
では、順に解説しようと思います。
まず初めに、ご購入ありがとうございます。
この記事を活用していただけたらこちらとしても幸いです。この記事を読んでも分からないこと等あれば、TwitterのDMの方までお気軽にご相談ください!
↓私のTwitterです(https://twitter.com/mokuren_fantasy)
・速度優先型(3kill特化型)
この構築は、名前の通り安定した3killを目指しています。
受けゼロのデッキが多く、ジャスキルが通りやすい環境のときを把握して握ると強く出られます。
万が一、ナウオア等の致死トリガー以外のトリガーやReライフ、とこしえ等のGストライクを踏んでしまっても、先攻を取っていれば相手は返しのターンで大量展開した盤面を全て処理しきるのは困難なので、こちらの次ターンで理不尽盤面を押し付けて殴れば大抵は勝てます。
しかし、デメリットとして、返しのターンでの相手のワンショット等は防げないので、基本的にはメタがない場合は割り切るしかないという点があります。
早速ですが、このデッキのレーダーチャートと各項目の解説です。
①スピード
1コスト帯16枚採用により、安定的に1ターン目のクリーチャー着地が実現されます。
加えて3ターン目に、
「(1コストクリーチャー×2)+罰怒ブランド」「(1コストクリーチャー×1)+ガガガ」
が出せる安定性も向上していて、3killができる確率が後者のビートジョッキー軸よりも格段に高いです。
②上振れ
轟轟轟やコダマンマ系統、ソニックなど、ある程度top解決が見込めるカードが複数枚採用されています。ただ、腐り札を引く可能性も充分に有り得るので、top解決を見込んだプレイよりも、ある程度安定性を重視したプレイも視野に入れておくべきです。
③安定感
前述の通り、1コス帯の16枚採用+メテオザ4枚搭載により自分の動きを優先して行うことができます。
3killを目標にしていますが、決して3killできなかったから即負け、という訳ではなく、4killを対面と相手の引きによっては敢えて4killを狙って行う場合もあります。
④受け
残念ながら速度を優先させたので受けを入れる枠がありません。
同速のデッキの場合はもちろんですが早く自分の動きを通せた方が勝てると思っての選択です。
粘り強さという面では、テスタを搭載しておりますので、雑な3killは咎められます。
しかし、赤白ノヴァ等との対面で、テスタが出せずに相手がジャスキルを揃えてくると、流石に為す術がありません。
それが厳しいと思う方は、あまりおすすめはできませんが、メテオザの枠を2枚ほど削ってハードラックやメッチャ映えタタキ等を搭載して調整してみるといいかと思います。
⑤メタカード
テスタロッサ4枚のみですが、2ターン目にメタカード&バトル中4000を出す動きがシンプルながら強いのと、閃対面で後手を取っても相手の閃着地に間に合う
という最大のメリットがあるのでこの評価にしました。
閃の母数が減った場合、テスタを3枚にしてハナコの枠を1枚増やすのもアリだと思います。
こたつむりを入れてしまうと、こちらの速度が落ちてしまい、せっかくの速攻が中途半端に終わってしまったりして特性を生かしきれないと思いましたので、速攻型ではこたつむりは搭載しておりません。
ただ、あまりにも速攻環境になるようならこたつむりを数枚搭載するのは充分に検討できますので、環境を読んで枚数調節をお願いします。
【メテオザの採用理由について】
このカードは、赤単の天敵であるミクセルを破壊する貴重な札です。
最近では赤白閃以外にも、ラッカキラスター等にミクセルが採用されているのが見受けられますので、それを重く見ての4投です。
赤青閃などには、相手先行2ターン目グレンニャーをメテオザで焼いて相手のバルチュの絡んだ3killを若干回避できたりします。(捲りしだいで普通に3killされる恐れはありますが. . .)
また、後述のビートジョッキー軸と対面した際、チュチュリスを焼けたりして相手のテンポを遅らせることも可能です
【コダマンマとハナコについて】
コダマンマとハナコは、強いカードではありますが、1枚引けるだけで充分で、計8投してしまうと少し動きが鈍くなってしまいます。
よって、私の場合は4〜6で調整しております。
また、コダマンマとハナコで分けているのは、皆さんご存知の通り墳墓を避けるためです。
・ビートジョッキー軸
ビートジョッキー軸は、ガイアールブランドがビートジョッキーであることを生かして組んだ構築です。
チュリス系統とシナジーが合うので安定性に優れています。
加えて、メタカードもしっかりと6投しているので、安易な相手の3killは防げます。
前述の速度優先型よりも3killできる可能性は下がりますが、メッチャ映えタタキを無理なく採用できるので後手ジョー星対面でもジョー星を剥がして次ターンまで持ち越せる強みがあります。
また、メッチャ映えタタキの枠にシナジーが合うハエタタチュリスを採用したり、メテオザに変更したりするのも検討できます。
ただ、この型だとメテオザがシナジー的に合わないのでメテオザは4投する程ではないかな、と個人的に思っています。
よって、この型ではメテオザは搭載して2枚が適正だと思います。
それでは、レーダーチャートの解説です。
①スピード
1コスト帯を最低限の12枚まで落としていますので、流石に前述のデッキと比べてしまいますと速度の面では落ちてしまいます。
しかし、チュチュリス&ダチッコが追加されたことにより、3ターン目の我我我着地は先述のデッキよりも成功しやすくなっております。
②上振れ
こちらの項目に関しては、チュチュリスやダチッコなど、安定性をあげるためのカードを多めに採用しています。よって、逆をかえせばトップで引いても単体ではあまり強くないカードが複数枚、デッキの比率を占めています。
③安定感
①でも説明したように、チュチュリス&ダチッコにより、
3ターン目にガガガを出すプランが
「1コスト+ガガガ」に加えて、
「チュチュリスorダチッコ+ガガガ」
になりました。
また、ダチッコを採用することにより、
3ターン目に
「ダチッコ+罰怒ブランド」の動きをすることができるようになりました。
これらより、安定感に関しては先述の速攻優先型よりも格段に向上しています。
④受け
先述のメッチャ映えタタキというカードは、ミクセルやジョー星を剥がす役割がメインではありますが、一応シールドトリガーが付いているので、「最低限の1打点をズラす受け」としても活用できます。
同系対面で一打点ズラせるのは、相手のプランが崩れたり、あわよくばジャスキルを止められるので入れて損なカードではないと思います。
⑤メタカード
このデッキにはテスタロッサの他に、ビートジョッキーという種族が優秀なこたつむりを2枚採用しています。
最初はこたつむりを4投していたのですが、3ターン目に殴ってしまうと、所詮パワー2000なので、テスタロッサと違って殴り返されやすいので、とても脆いなと思ったのと、3ターン目に攻撃した場合、次のターンに起きないというのも致命的なので、2投にしました。
ただ、確かに速攻相手に1ターン遅らせられるので、環境が高速化したら4投してもいい1枚だと思います。
②採用検討カード
この章では、環境次第で搭載してもいいカードを6種類紹介します。
環境次第では採用を検討しても良いカードや新しいガガガの基盤を作る上でもしかしたら参考になるカードがあるかもしれません。
購入者様の参考になれば幸いです。
早速ですが、解説します。
1️⃣「ハエタタチュリス」
この記事で度々紹介しているカードです。
メッチャ映えタタキとの差別化できるポイントは、種族がビートジョッキーのクリーチャーであるというところです。
ジョー星や新世壊、最近ではすっかり見なくなりましたが、Vチャロンのダイスベガス、メメント等のD2フィールドも一応剥がせます。
水魔道具が増えてきた場合、採用を検討してもいいかもしれません。
ただ、ミクセルが蔓延る環境だと、メッチャ映えタタキの方が優秀な盤面が増えるので、使い分けが難しい1枚となっております。
2️⃣「轟車 “G-突”」
素のパワーが4000なので、メッチャ映えタタキの圏外となっております。よって、場持ちが良いことが特徴のカードです。
しかし、相手もビート系統のデッキで、盾を複数枚割られると、中々手札を1枚以下まで消費するのが難しくなります。
以上の理由より、使い勝手が少し悪いので、環境からビートが減った際に使いたい1枚です。
⚠️これ以降は、中速寄りのカードになります。これらを採用する場合はデッキの基盤ごと変える必要があるかと思います。
3️⃣「単騎連射 マグナム」
言わずと知れたトリガークリーチャーやニンジャストライクを撃ち抜くメタカードです。
デッキが1コスト帯のカード減少して、ワンショット寄りのデッキになった時に活躍する1枚です。
現段階だとこれを出す頃には複数枚シールドをブレイクしているので採用を見送っておりますが、デッキの調整次第では必須のカードにもなりえますので、念頭に置いておいた方がいいと思います。
4️⃣ ゴルドーザ <ドラギリア.Star>
種族にビートジョッキーがあるので、ダチッコやチュチュリスとの相性が良いです。
乗せるだけで4打点という恐ろしいスペックのカードですので、今後メタカードを増やすようでしたら、ワンショットを狙うためのフィニッシャーとして活躍するかもしれない1枚です。
しかし、ガガガとの相性がいいわけではなく、1コスト帯を多く採用している場合だとほとんど使用しないので、投入する場合はよく検討する必要があると思います。
5️⃣「マグナム・ルピア」
赤のメタカードを探しているときに見つけた1枚です。
効果自体は赤のミクセルで、下の呪文でも相手のミクセルを焼けます。(滅多に使わないかもしれませんが. . .)
速度が落ちるので速攻にはあまり入れたくありませんが、ドラギアラ等のワンショットを狙うカードと併用すると化けるカードだと思っています。
閃対面で先行でこのカードを引けたら相当強いですが、3コストだと、後手だと間に合わないので、個人的にはテスタロッサに軍配があがると思っています。
6️⃣「瞬閃と疾駆と双撃の決断」
マグナムルピア等のメタを複数体投げたり、雑に2回攻撃を付与したりと、器用なカードです。
しかし、赤単の性質上、このカードから手札から2体クリーチャーを並べるほどハンドがある状況は早々ないと思われますので、ワンチャン使えるか. . .?程度で考えておくようなカードです。
赤単とは離れますが、赤青ガガガ等で組む場合なら、これを打って出したカードの上にガガガを乗せたりする芸当もハンドさえあればできます。
7️⃣「ボルシャックドギラゴン」
なにか赤単で使えるいい受けが無いかな、と思ったときにハードラックの次に浮かんだカードです。
ビート対面で出せたら大体勝てる気もしますが、5Cなどのコントロール対面だと腐ってしまいますし、7コストという点においても素出しが困難ですのでもし入れたとしても2枚程度にしておいて、マナーゾーンに置くなどしてチラつかせることで、相手にボルシャックドギラゴン4投と思わせるようなブラフ的な役割はあるかと思います。
③ 赤単が出されて嫌なメタカード
この章は、どちらかというと赤単を組みたい人ではなく、メタりたい人向けになると思います。
CSで赤単我我我と当たった方はこれを把握して頂けると、いい立ち回りができると思います。
1️⃣「希望のジョー星」
この記事で何度も登場していますが、罰怒も我我我も5ターン目にしか出なくなるのでこちらが後手のときに出されると本当にきついです。
こちらが先攻を取れているのなら出される前に早期に畳みかければそこまで脅威ではありませんが. . .
2️⃣・3️⃣「希石ミクセル/ジャミングチャフ」&「オリオティス」
オニカマスやテスタロッサといったメタはバルチュが出せないだけなので特に困りませんが、このカードもジョー星と同様にきついです。メテオザやメッチャ映えタタキがハンドにないとそれらのカードを引くまで小型でビートするしかなくなります。
オリオティスに関しては、赤単が著しく増えたり、閃系統が増えたりした場合にミクセルと併用して採用を検討される1枚だと思います。
ブロッカーが付いている点もミクセルと差別化ができるポイントです。
4️⃣「光牙忍ライデン」
ニンジャストライク1で出てきてて、我我我の攻撃を封じられるので、ワンショットを無効化できる受けとして機能します。
タップ効果もこちらのメタクリをタップして他のクリーチャーで上から殴って取ったりと、器用な動きができます。
優秀なカードなので、赤単が増えたときの受けの枠で採用するのもアリかと思います。
ハヤブサマルよりも赤単的にいえばこちらの方が正直キツイです。
5️⃣「2ターン目のハンデス系統」
普段ビートを使わない人にとっては以外かもしれませんが、今流行りのアナカラーハンデス等のベラドンナや特攻人形、ゴーストタッチやReタッチ等の2ターン目ハンデスがめちゃめちゃきついです。
ジャスキルを決められない盤面で有象無象なんかを踏んで2ハンデスされたら恐らくトップ轟轟轟+SAとかでない限り相当厳しくなると思います。
ですので、赤単と対面したときは2ターン目に積極的にハンデスをしましょう。
6️⃣「Gストライク持ちのカード」
こちらが我我我でワンショットを決めようとしている時にシールドに1枚でもGストライクがあればその場しのぎではありますが、止めることができます。
Gストライクで一時的に赤単を止めた隙に、盤面を処理したり、ワンショットを決めにいったりできるので、デッキにもよりますが、そういう面では、今の環境だとフェアリーライフではなくReライフの方が強いかもしれません。
④最後に
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
この記事が購入者様のDMライフに活用されることを切に願っております。
最初にも申し上げましたが、拙い文章ですので、ご質問や分かりづらい点、誤字等あるかと思います。
その場合は私のTwitterのDMの方まで来ていただけるとお答え致します!
下記が私のTwitterですので、お気軽にご相談ください。
(https://twitter.com/mokuren_fantasy)
今後も気が向いたら更新しようと思いますので、よろしくお願いいたします!
【追記】〜CSに出たときのリストなど〜
7月16日の久々のはっちCSで、①のリストからテスタロッサを1枚抜いて、ハナコに差し替えた構築で下記の戦績を納めることができました。
惜しくも9位で、ベスト8に入ることはできませんでしたので、結果はまずまずといったところです。
2戦目は、後手を取ってしまい、相手のループに干渉することなく負けてしまいました。
ただ、受けの弱いデッキは大体貫通できましたので、デッキ選択自体はまちがっていなかったのかな、と思います。
【追記2】7月26日
アドバンスのCSでベスト8でした。リストと戦績は↓です🙇♀️🙇♀️
罰星怒ブランドは枠が余ったので、受け兼ビートジョッキーとして1枚だけ採用しました。普通ならこのカードは0or4投が板なので、公開領域に1枚でも見せておくことでGストライクの警戒をしてもらえると思って投入しました。結果としては、5回戦で1ターン目に1コスト帯を出せなかったのが負けに直結したので、普通にボロックで良かったです。極限駆電は3、4では多いかな、と調整しているときに思ったので2まで減らしましたが、丁度よく活躍してくれました。GRの使用については、確かにとこしえを出されたら焼く手段がなかなか無いので厳しくもありますが、個人的にはとこしえを出されても1コスト帯+我我我や、3ターン目罰怒ブランドでワンショットを決めてしまえば良いので、この判断にしました。実際5回戦は後手+1ターン目ノークリーチャー+とこしえで負けてしまいましたので、とこしえが今後増えていくような環境になればGRは無しでいいと思います。超次元はブラフです。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?