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新版 経済性工学の基礎——意思決定のための経済性分|千住 鎮雄、伏見 多美雄


1 現状の展望と問題点の提示——経済性工学のねらいと役立ち——

1.1 経済性工学とは

1.2 現状における問題点

1.2.1 よく見かける問題点の例示

1.2.2 どういう理由が考えられるか

1.2.3 どういう研究が必要か

1.3 どんなところで使えるか

1.4 経営の多目標と採算性

1.5 経済性工学の使い方

〔演習問題〕

2 経済性の比較の原則——可変的費用・収益のとらえ方——

2.1 意思決定が必要になる分かれ道

2.2 経済性の分析と比較の原則

2.3 割勘計算と損得計算

2.3.1 複写コストと割勘計算

2.3.2 損得計算と1枚当たりコスト

2.4 平均費用には要注意

2.5 優劣分岐点分析と可変費用

2.5.1 必要量によって優劣が分かれる問題

2.5.2 設置すみの設備の優劣比較

2.6 既存設備と新規設備との優劣比較

2.7 変動する利益のとらえ方

2.7.1 受注の可否と利益分析

2.7.2 利益図表の活用

2.8 いろいろな条件のもとでの利益分析

2.8.1 手余り状態と手不足状態

2.8.2 考察の範囲と経営政策

〔演習問題〕

3 比較の原則の応用——状況に応じた損得の判定——

3.1 複数の製品の有利さの比較

3.1.1 赤字製品と黒字製品

3.1.2 生産スピードが相違する場合

3.2 埋没費用財務会計•

3.2.1 中古自動車の話

3.2.2 設備の取替え問題と財務会計上の損失

3.2.3 過剰在庫の処分と帳簿価額

3.3 失敗のコストのとらえ方

3.3.1 そば屋とまんじゅう屋

3.3.2 不確定な事象の場合

3.4 改善活動の経済性評価

3.4.1 不良率改善の例

3.4.2 実働時間の改善効果

3.5 いわゆるコスト低減と生産性

3.5.1 コストアップになる増産計画は不利か

3.5.2 1人当たり生産性という度

3.6 改善課題の選定の目やす一取りやすい大きな魚

3.6.1 改善候補の潜在利益の推定

3.6.2 改善効果を見積るための便利な道具

〔演習問題〕

4.投資案の評価と資金の時間的価値——時間換算の基本公式とその応用——

4.1 その投資は引き合うか

4.2 異なる時点の資金価値の比較

4.3 時間換算の公式

4.3.1 現価と終価との換算

4.3.2 年価と終価との換算

4.3.3 年価と現価との換算

4.4 正味利益の現価・終価・年価

4.5 投資利益率の求め方

4.6 回収期間を求める問題

4.7 特殊な資金流列の時間換算

4.7.1 資金の流れが等比的に変化する場合

4.7.2 資金の流れが等差的に変化する場合

4.7.3時間の連続関数としての換算係数

〔演習問題〕

5 条件に応じた判断指標の使い分け——独立案 • 排反案• 混合案——

5.1 お金を貸す問題

5.2 方策の相互関係

5.3 独立案からの選択

5.3.1 宝物の値打と効率

5.3.2 貸付先と資金源泉との選択一高利貸の話

5.4 効率指標による独立案の順位づけ

5.4.1 右下り・右上りの原則→規則的な計算法

5.4.2 プロダクト・ミックスの問題

5.4.3 その他の応用例

5.5 排反案からの選択

5.5.1 宝物の選択と排反案

5.5.2 雇用人員を決める問題——生産性という尺度の問題点

5.6 排反案と追加資源の効率

5.6.1 人員計画と追加利益率

5.6.2 追加利益率と無資格の整理

5.7 混合案からの選択・

5.7.1 手びお金を貸す問題について

5.7.2 投下資金の限界効率

5.8 複数の店への人員配分——混合の応用例

5.9 経営ポリシーと限界効率指標

5.9.1 B店は必ず出すというポリシーの場合

5.9.2 平均生産性と限界生産性

〔演習問題〕

7.4 物価変動があるときの投資利益率

7.4.1 実質利益率の考え方

7.4.2 排の優劣判定と利益率

7.5 価格上昇率の異なる要素を含む代替案の比較

7.5.1 省力投資と省資材投資との比較

7.5.2 価格上昇率を異にする複数の要素を含む場合

〔演習問題〕

8.不確実な見通しのもとでの分析と決定——感度分析、優劣分岐分析を中心にして——

8.1 予測が不確かだとどう困るか

8.2 感度分析の応用——不確実さの影響はものによって違う

8.3 意思決定と予測の役割

8.4 有利・不利の境界を知る

8.4.1 優劣分岐点の活用

8.4.2 優劣分岐線分析の活用

8.5 代替案の比較と優劣分岐線

8.6 予測がはずれた場合の安全性の比較

8.7 優劣分岐線図と利益断面図の活用例

8.8 不確実な見通しへの対処

〔演習問題〕

参考文献

付録:複利係数表

索引

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