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私の青春らしきもの1

20歳の誕生日の前日、大学の授業終わりに大好きな部活の合宿があった。
新歓合宿で、いわば親睦を深める楽しい合宿である。
夜には部屋の一室に集まってみんなで喋り倒す。眠たくなったら各自、自分の部屋に戻る。
前提として言っておくと、今も当時も、健全な部活である。

日付が変わるころ、みんなが私の誕生日を祝ってくれた。
幸せな誕生日である。

部員の中に私は好きな人というか、気になっている人というか。
とにかくそんな先輩がいた。

その方の名前を尾形先輩と呼ぼう。

出来るだけ尾形先輩と、そして好きな部活というだけあって、メンバーと時間を過ごしたくて、夜更かししていた。

尾形先輩が
「セクハラの基準って難しいときあるよなぁ…」
みたいなこと言ってて、
当時法学部だった私は、ジェンダー法の授業で先生が言っていた知識をひけらかすかのようになんかそれっぽいこと言った(何言ったかは忘れた)。

他にも私は高校の卒業旅行でディズニーに夜行バスで行ったけど、帰りのバス乗り遅れた話をした。
当時、私はストレスでしばらく胃袋に食べ物を入れてない状態で、ディズニーに行き、現地で昼ご飯、夜ご飯を食べたので、胃もたれを起こし、吐きまくった(汚い話ごめんなさい)。

その話をしたときだったかな、新しい登場人物、高山先輩が私の頭を撫でてきた。
「それは大変やったなぁ〜」という感じで。

世の男性諸君のために申し上げたいのが、女性の頭を撫でるというのは、付き合っていない限り、しない方がいい。
特に、男女問わずスキンシップをしない系の女性にはマジでしない方がいい

ひぇ〜、頭撫でてきた、この人!と思ったけれど、黙っていた。

それで、私が立ち上がったときかな、近くに座っていた高山先輩が私の足首を掴んできたのである。
「うわ!何するんですか!!」
私のリアクションはこんな感じ。
気持ち悪いとかっていうより、脅かされたときの感情とそんなに変わらない感じで、びっくりした。とはいえびっくりしすぎて半分くらいキレ気味だった。
すぐに足で高山先輩の手を振り払った。
するとまた私の足首を掴んでくる。

私は当時まあまあ忙しくて寝不足が続いていた。それにすっぴんで、すね毛を剃るのが苦手だった(剃り残しやすい)。

足首掴まれたときにチクチクしてて、すね毛生えてんのバレたらどうしよう汗(そこじゃない笑)
と思いながら、
さっきまでセクハラの定義が難しいと言っていた尾形先輩に
「これがセクハラの見本ですよ!!わかりましたか笑!?」
と冗談混じりで私は言っていた(何言ってんの、私😂笑)

すると高山先輩は
「押し倒してからがセクハラやで」
と言い出した!?!?

ひぇ〜何言ってんの?!この人。

……はい、ここで切るとちょうど続きを気にしてくださりそうなので笑、続きは次回にします!

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