もりまち木育ロボコンプロジェクトを立ち上げました!
はじめまして!北海道森町地域おこし協力隊のはるちゃんこと春澤です。
私は地域おこし協力隊として、森町の地域材PRをミッションに活動しています。
この度、「木育×プログラミング」をテーマに、「もりまち木育ロボコンプロジェクト」を立ち上げました!!
「木育×プログラミング」ってどういうこと・・・!?今回は日本でも例を見ない組み合わせである本プロジェクトの概要についてご紹介いたします。
開催地の北海道森町について
北海道森町は北海道の南部(道南地域)に位置する人口14000人ほどの町です。海と山に囲まれており、豊かな資源に恵まれていることが特徴です。
函館空港から車で1時間、新函館北斗駅から車で35分。東京からのアクセスも実はいいのです。
森町=木がたくさんあるところ
森町の町名の由来は、アイヌ語の「オニウシ」(木がたくさんあるところの意)の意訳からきています。その名の通り、トドマツ、カラマツ、スギを中心にたくさんの木に囲まれています🌲
特に特徴的なのは「道南スギ」。ここ道南地域はスギの北限であり、北海道の中で唯一スギが育つ地域となっています!
木もあれば、板にできる工場もある
森町は木がたくさんあるだけではありません。切った木を使えるようにするには製材(板にする工程)が必要です。なんと、森町には大きな製材工場もあるんですよ!
株式会社ハルキさん
今回のプロジェクトでもたくさんお世話になるハルキさんは製材からプレカット(建物を建てる前に柱などを工場で事前にカット・加工しておくこと)までを手がける国内でも数少ない会社の一つです。中でも北海道産の木材の利活用に力を入れており、道南スギをはじめとした地元材を加工した商品などを幅広く展開しています。
森町の林産業をテーマにロボコンを開催!
森町には木がたくさんあり、特に道南スギが特徴的。そしてそれを加工できる工場もある。森町の林産業の町の側面がお分かりいただけたことでしょう。
そんな森町で今回立ち上げた「もりまち木育ロボコンプロジェクト」は、森町の林産業がテーマのロボコンを開催する木育とプログラミングを掛け合わせたプロジェクトとなります!
そもそも木育って?
しれーーっと、今まで「木育」というワードを使っておりましたが、そもそも、木育とは何なのかについてご説明いたします。
木育は、木を通じて人々が学んでいく北海道発の取り組みです。
木育の活動は、自然体験や木工体験、施設の木質化など、多岐にわたります。今回はロボット制作を通じて森町の林産業について学んでいくという木育の取り組みとなります。
こんなロボットをつくります
テンプレロボとしてフォークリフトのような形のアームのついたロボットを用意しており、こちらを制作します!
このロボットで、コース上に生えている木のオブジェクトを倒し、すくい上げることができます。
コースについて 〜木を倒し、製材工場へ運べ!〜
コースのテーマは、「木を倒し、製材工場へ運べ!」
製材工場を出発し、トンネルをくぐって、山へ向かうとたくさんの木が生えています(トンネル上には鷲ノ木遺跡のストーンサークルがありますが、競技には特に関係ありませんw)。
山の木を倒し、無事に製材工場まで持ち帰るとポイントを獲得することができます。
途中、クマが出るゾーンがあるので、ぶつからないように注意が必要です・・・。
今回のルールはとにかくたくさん木を運ぶこと!
一番たくさんの木を製材工場に運んだ人が優勝です。
参加する子どもたちについて
森町内で今年度閉校が決定している駒ヶ岳小学校と尾白内小学校の4~6年生を対象に募集を行いました。2校からは8名の参加者が集まり、ともにロボットの制作を進めます。※現在募集は終了しております
使用するプログラミングツールについて
今回のロボコンでは、VIVIWARE株式会社さんの提供するVIVIWARE Cellというツールを使用します。
VIVIWARE Cellとは?
公式サイトにはロボットのみならず、VIVIWARE Cellを用いたさまざまな作例が掲載されていますので、気になった方は要チェック!
(VIVIWARE株式会社さん、実は私が大学時代にインターンでめちゃくちゃお世話になった会社でもあります)
ロボコン本番は10月29日(日)に開催します!
ロボコン本番は10月29日(日)に開催します!
当日は『木育フェスタ』というイベントの1コンテンツとして開催されます。大会はどなたでも出入り自由となりますので子どもたちの作ったロボットをぜひ応援しに来てください✨
当日はロボコン以外にも、ワークショップや物販など楽しいコンテンツが盛りだくさんですのでお楽しみに🎵
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!今後もこのnoteにて、活動のレポートをしていきます。
「木育×プログラミング」という新たな取り組みをぜひ応援してくださると嬉しいです!