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韓国帯同で得られたやりたいこと。
全く投稿していないFacebook。旧姓のアカウントを削除し、新性にて作り直したので、友達はたったの7人。
それでもコミュニティに所属しているので、たまに開くと必ず目に入るのが「知り合いかも」。ここをなんとなく眺めていたら、大学のサークル仲間が、毎日お世話になっているアプリのエンジニアであることを知ってびっくりしました。聞いていた会社と違う!いつの間に転職したんだろう。
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そんな私も10年以上うじうじ悩みながら会社員をしていた身。それが今は韓国に住んで仕事を3つ掛け持ちしています。そのうちの1つは、ずっとやりたかったインテリアコーディネートのサービスです。
なぜ今の生活が実現できたか、と考えると、やっぱり韓国帯同を決意したことが大きかったな、と思います。
ということで、韓国帯同に関することを、久しぶりに書いてみたいと思います。
資格をとったあとに悩んだ10年。
私の最初のターニングポイントは大学時代。
大学の授業で、たまたま受けた色彩の授業が面白くて、「カラーコーディネーターの資格を取りたい!」とカラーコーディネータースクールに通学。その後、社会人になってからは、「きっとこれから結婚出産と忙しいから、最初の3年でがっつり勉強したい!」と、インテリアコーディネーターのスクールに2〜3年目に通い、資格も取得しました。
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でも、資格を取っても実際に活かせるかは、環境次第。私の場合、ハウスメーカー等には就職しておらず、メーカーの企画職にいたので、仕事をしながらコーディネートする機会はごくわずかでした。
このままではいけない、フリーになりたい!と頭の片隅にはあるものの、目の前には膨大な仕事の山。なかなか踏み出せずにいました。
夫が韓国へ。
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そんな中、結婚し、子供が産まれ、産休育休を経て復帰したと思ったら、夫の韓国駐在が決まりました。その時子供はまだ1歳、仕事も復帰してわずか1年というタイミング。
この時も、フリーになりたい!と思っていたにもかかわらず、仕事を辞める決断はできず、日本で仕事を続けながらワンオペをすることにしました。
今思えば、この時に韓国に行っておけば、今もっと楽しかっただろうな、、とも思いつつ、、苦笑 やっぱり人生を変える大きな決断は難しいのです。
自分も韓国へ。
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ただ、そんなワンオペ生活でやってきたのがコロナ禍。気づけばリモートワークとなり、保育園には預けられず、イヤイヤ期の子供を見ながら仕事も、、となるともう爆発寸前。その後、仕事の異動も重なってコーディネートの仕事からはすっかり遠ざかり、仕事を続ける意義が見出せなくなってきました。
そんな閉塞感の中、夫は「駐在期間伸びるかも」と言い出したので、仕事を辞めて韓国へ行こう!と決断することができました。
そこからは残っている有給を目一杯使って転職活動、2021年11月に退職、12月にフリーランスとなり、その勢いのまま簿記3級を取得。2022年6月に韓国に来ました。
決断してよかった。
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ということで、今は韓国生活3年目となります。
韓国に来て最初の半年は自分の人権も無いと感じるくらいしんどかったのですが、韓国に来て9か月後、ピョンテクからソウルに引っ越したあたりから生活がぐっと楽になり、楽しめるようになりました。
そして、その中でくすぶっていたインテリアのことにも向き合うことができるようになり、今年6月にサービスを開始しました。
ずっときっかけを探していたインテリアの仕事については、韓国帯同のおかげで辿り着けたな、と思います。海外旅行すらしたことなかった私に取って、韓国で暮らすということは挑戦でしたが、本当に決断してよかった!
まだまだ続きそうな韓国生活。
その中で、色々カフェや美術館、インテリアを巡りつつ、インテリアについてももっと深めていきたいと思います。