掘下さゆりさん
こんにちは!
今回は、相馬市出身のシンガーソングライターの堀下さゆりさんにお話を聞きました!
モリタミュージックの森田さんに紹介していただき、忙しい合間を縫って相馬に来てくださいました!
1時間半ほどお話させていただき、震災当時のことを本当に詳しくお聞きすることができました。
今回は、堀下さんが何度もおっしゃっていて、1番印象に残っていることを書いていきます!
堀下さゆりさんのプロフィールはこちらから!
1.自分は”被災者ではない”
2011年の東日本大震災があったとき、堀下さんは相馬で被災されました。
震災からすぐに「そうまさいがいFM」のパーナリティーとして「給水車が今日はどこに来るのか」、「〜にあるコンビニは〜時から〜時まで営業している」など、被災者の方々に必要な情報を発信していました。
そんな中、堀下さん自身は家が津波で流された訳でもないし、ご家族を失った訳でもないから、自分が被災者の顔をして避難所生活をしている人たちに”音楽”を届けていいのかという葛藤があったそうです。
しかし、音楽を届けよう!と思えるようになる1つの出来事が起こります。
2.音楽の先生
それは、避難所で有志で集まった学校の先生たちが、「寺子屋」として学校に行けない子供たちに勉強を教え始めたのです。
その中の音楽の授業を堀下さんにしてほしいと声をかけられて、小さなキーボードで子供たちと一緒に歌を歌う授業をしました。
はじめはマスクをしていて声が小さい子が多かったそうですが、回を重ねるたびにマスクをつけてる子が少なくなり、歌声も大きくなって笑顔も増えていきました!!
そのときに堀下さんは音楽の力はあるのかもしれないと思い、それから被災している子供たちと一緒に曲を作ることになります。
3.スマイル
相双地区の幼稚園から高校まで全部で22校、1307名の子供たちと共にチャリティーアルバム『スマイル』を発売します!
このアルバムを発売するまでの道のりは本当に険しかったのですが、このアルバムを完成させたいという堀下さんの強い思いによって、多くの周りの人たちが巻き込まれ、その人たちの後押しによって完成されたのだなと思いました。
堀下さんはこれらの活動を通して、”音楽への思いや向き合い方が変わった”と言います。
音楽の力によって、悲しみに暮れている人たちに前を向いてもらえるような曲作りをしよう!と思うようになったそうです。
ここに書いてあるのは聞いた話のほんのごく一部ですが、このほかにも学ばせていただくことは多くありました。
堀下さんの生き方が、とてもかっこいいなと思いましたし、話が終わった後には完全にファンになっていました。 笑
東北だけでなく、東京でもライブを行っているらしいので、今度東京でやるときは必ず参加します!! 笑
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