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職種に対する偏見
人生後半戦
どんな仕事が向いているのか
私にとって長く続けられる仕事とは?
結婚前まではデスクワーク
専業主婦期間を経てパートで働いた職種は
いずれも肉体労働
ブランク期間が長くて
以前のような職種に経験者として
応募する自信が全くなかった
未経験者可の求人の方がハードルが低かった
介護職、給食調理員そして清掃員
その中でも業務内容によっては
向き不向きはあったけど
こうして身体を動かす職種の方が
私に合っているように思った
デスクワークは慢性的に
肩こり首こり頭痛があったし
書類のミスも起こしやすく
気が滅入っていた
ちゃんと早くやらなければいけない
こんなことさえできないのかと
自分を責める一方だった
コツコツ黙々とする作業は好きで
デスクワークの中でもCADを触るのは
好きだった
でもどうでもいいことにこだわって
時間がかかったこともある
そのくせ、変にこだわったわりに
肝心なところをミスってしまうことも
よくあった
とっとと辞めてもよかったのに
肉体労働よりデスクワークのほうが
かっこいい
頭がよさそう
できる人
優れている
そういう先入観が私にはある
人からよく思われたいがために
これまでしがみついていたのだろう
以前と比べると正社員とパートという
大きな違いはあるにせよ
今の仕事の方がやりがいがある
暑い寒い汚いと過酷だったりするけど
掃除してきれいになると達成感があるし
身体を動かして汗をかいたぶん
スッキリする
だけど清掃員の時給は最低賃金レベル
世間一般でも低く見積もられているようだ
そこに デスクワーク>肉体労働 という
私の職種に対する偏見が相まって
この仕事をする自分は劣っているという
認識をしてしまう
こうした偏見を取っ払えたら
もっと素直に仕事も人生も楽しめそうだ