敷居を下げる…?

敷居が高い。
敷居を下げて。
とよく聞きます。


明治期以降では、「敷居が高い」は、不義理なことや面目の立たないことがあって、その人の家に行きにくい、などという意味で用いられることが多かったようです。


今だと、敷居=そのもののハードルの高さ、のような意味合いで使われていることが多いです。

その意味合いで話を進めていくと…

敷居を下げることで、そのものの価値が下がらないのか?
と、わたしはよく考えてしまいます。

それなら、そこはそのままにして、間口を広げればいいのかな?と思うのです。

見せ方を変える。
伝え方を変える。
言葉を変える。

やり方は様々あると思います。
それができる方法もたくさんあると思います。

そのものの価値を、守るべきところを守りつつ、時代によって見せ方・伝え方を変えていく。

良い悪いの判断は、その人その人、状況、場所、時代、時間などで大きく変わります。

古い物、時代物=絶対に良い、優れている、とはわたしは思わないです。

そして、どんなに多くの人が“良い”と判断したものでも、人によっては、状況によっては、合う合わないがあります。

逆もまたしかり、です。

(多くの人が“便利”というものでも、自分にとっては不便なこともありますよね?
自分にとっての便利が、他の人の不便であることも。)



変えるべきところは、変える。

変えてはいけないところをしっかりと守っていく。



そのためには…?

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