好きな人たちへ②(岡田彩夢ちゃんへ)
好きな人たちへ①の続きです。
岡田彩夢ちゃん本人にもブログ書くね〜と言ったので名前入れさせてください。すみません、本当に…
5人目 岡田彩夢さん
現在もっともオタクとしての情熱を注いでいる人である。というよりも正直ここからが振り返りの本題と言って差し支えない。なぜと言われれば今自分が一番好きな人だからだ。長くなるのもしょうがないだろう。
彼女を好きになったのは、新型コロナウィルスの影響でライブがなくなった期間のことであった。
彼女がグループの卒業を発表した後で、振り返ってみたところ、2018年9月に彼女の画像を保存していた。存在は2018年から認識していたようだ。
また、彼女が出演していたラジオ「征服ちゅうずでぃ」は2019年から聴取していた。ただし、当時特段彼女に興味のなかった私は「早口で好きなことを語り続ける女の子」としか認識していなかったように思われる。ただし、彼女の話し方や言葉選びは本当に好きでラジオは毎週欠かさず聞いていた。
その後、コロナウィルスの影響でライブイベントがなくなり、私自身もアイドルとの接点はラジオくらいという状況になった。
個人の思想として、時世の影響とはいえ、ライブがないのにアイドルを好きでいる必要はないと思い、数か月間ではあるが完全にアイドルオタクではなくなっていた(数か月間趣味をしていない人はかなりの数いると思うが、そこまで毎週ライブに行き続けていたのだから仕方がない)。
良くも悪くも夢から醒めてしまったのかなと今は思い返すことができる(また夢に浸ることとなりますが)。
ただし、以上でも書いたとおり、私は彼女の話や話し方が好きであったのでラジオを聴き続け、転換点となる曲がラジオから流れてきた。
虹のコンキスタドール「サマーとはキミと私なりっ!!」である。
私は今でもこの曲が人生のトップ5に入るくらい好きであるが、初めて聞いたときに全身に衝撃を受けた。
その後、MVが公開されたころに、そういえば面白い話をする岡田彩夢さんはどの子なんだろうと思った。本人を見たときに可愛さに衝撃を受けた。
好きになったきっかけは以上のとおりだが、前述のとおり、ライブがあるわけじゃないのだからと思い、インターネットサイン会等に参加はしなかった。実際にライブに初めて行ったのは2020年末(クリスマス周辺)のライブであった。2021年も多くのライブに行ったわけではなく、本格的にライブに行くようになったのは2022年に入ってからであった。
彼女にも話したが、私は虹コンに通っている間、彼女以外の特典会に参加したことがない。通い始めた最初のころは3ショットやランダムでチェキを取るようなことが多く、実際に彼女自身と話をするようになったのは、もしかしたら2年程度という短い時間なのかもしれない。
彼女自身がどう感じているか私はわからないが(これについては今後も自分から聞くつもりはない)、私は彼女の歌声が本当に好きだ。彼女自身がどう思っていたとしても好きだ。コロナ禍に彼女は発声障害になった。そんなことは関係なく彼女の歌声が好きだ。なぜ?と聞かれて理由のある気持ちでも答えでもない。歌声を聞いたときに歌声が輝いて聞こえたから以上の理由なんてないのだ。
ほかに彼女の好きなところはと聞かれれば、もちろんたくさんあるが、特段して言うのであればは周りをよく見ようとしているところである。ライブでほかのメンバーが歌割を飛ばしてしまったときに、フォローに入ろうとする瞬間が私の通っている間も何度かあり、印象に残っている。
出会ってからはともかく、個人を認識してライブや特典会に行った演者の中で最も短い期間である。期間は短いが、悔いが残らない頻度でライブやイベントに行くことができたと感じている。単純に社会人になってお金を持ったから単純にライブを見る回数や話ができる回数が多かっただけなのかもしれないが、それでも彼女に対してかけた熱量は今までで一番だったと思う。
ライブも楽しかった。前述のとおり、コロナ禍に過去のオタクとしての自分は終わったと思っていた。正直彼女の所属していた虹のコンキスタドールのオタクだったかと言われれば、彼女のオタクであっただけで、虹のコンキスタドールのオタクではなかったと思う。ただそれでもライブで体が勝手に動きだしたり、勝手に宙に浮くくらい楽しかった。その理由の大半は彩夢ちゃんのパフォーマンス由来のものだったかもしれないけど、今思い返してもいつも楽しかった。
今まで格式ばった書き方をしていたけれど、本当に言いたいことはあなたに出会った日から毎日楽しいよってことです。
彩夢ちゃんは自分のやると決めたことは無理してでもやろうとするんだろうなと思うし、それなのに飽きっぽい。好きなことはちゃんと好きって言えるけれど、好きなことを語るときでも色んな人のことを考えた言葉選びをしている。すごく優しくて真面目で、でも正直で頑固な人だと思っています。
あなたの人間らしいところが好きです。その一方でステージに立てば、誰よりも楽しそうにステージの上で踊る姿が好きです。アイドル続けるって言ってくれて本当に嬉しいよ。あなたはよくも悪くもアイドルに向きすぎている人だと思っています。
なんで彩夢ちゃんが好きなの?って聞かれたときに本人だけには答えたこととして、自分と彩夢ちゃんが似た考えの人間だからだと思っています(彩夢ちゃんも同意してくれたので書きますが)。
もちろん、知らないことだらけだから似ていると思っているだけではあるけど、自分の実力や結果に関係なく言いようのない不安感に襲われっぱなしだし、希死念慮に襲われて破滅したくなったり、人間が好きだけど人間が嫌いで、破滅的思考に襲われて突拍子もないことをしたりするし。
実際のことはわからないけど、きっとそんな日があなたの生活にもあるんじゃないかなって思います。あなたが好きだから少しでもたくさんのことが報われてほしいと思っています。努力は必ず報われるっていうけど、自分の望んだ方向だけに報われるわけではないと思うし、良くない言い方をすれば、彩夢ちゃんのやりたいことがオタク側が見たいものであるとは限らないと思う。
一方で、結果がほぼ全てのこの世界で、結果を求めながらではあるけど、自分のやりたいことを表現することって一番大事なことじゃない?って思います。
彩夢ちゃんは優しいからソロデビュー日にもなった生誕イベントの時に、元気をもらいたいときに来てほしいと言っていたけど、これだけは自分の考えと正反対で。
彩夢ちゃんに好きなことをやってほしいからこそ、人には色々事情はあると思うけれど、彩夢ちゃんのことが好きだと思っている人には、現場に来てほしいなって思う。好きって言葉だけじゃやっぱりどうにもできないと思うから。「好き」って良い言葉だけど、言葉だけじゃ無責任だと思うよ(オタクが責任取る必要ある?って言われればそれまでだけど)。
好きなことをやるためにはそれができる下地がないといけないと思うから。
できれば嘘をつきたくないから、永遠にあなたが好きだよとは言えないけど、永遠もずっともないけど、永遠とかずっとって言いたくなっちゃくらいには好きだから、この好きな時間が少しでも長く続いてほしいなって真剣に思っています。
あなたが破滅したくなったり、下を向いたり、後ろを向いたりする時にもちゃんと前を見ているから。だから、出来るなら破滅して欲しくないな。破滅はしないで欲しいよ。本当に。
なんかこんなこと書いてるとガチ恋みたいだね、って思ったけど、好きはいつでもガチなんだよね。
あなたが可愛くても可愛くなくてもカッコ良くてもカッコよくなくても男性でも女性でも若くても歳を取ってても、どこかで出会ったらきっと好きになってたと思う。
無理はしてほしくないし、大学院だってすごく大変だと思うけど、何度も言うけどこの時間がずっと続けば良いのになって子供じゃないのに子供みたいなこと思っちゃうよ。
あなたが言ってくれたようにお互いがお互いを褒めて少しでも幸せになりたいよね。
ソロ活動ももう始まってるけど、これからもできる限り現場であなたのステージが見たいよ。
「好きって無敵」ってあなたが良い言葉って言ってくれた。自分もこの言葉が好きです。ここ8年この言葉に勇気付けられて生きてた側の人間だから。
「好き」って言葉は本当は無敵じゃないけど、自分の人生においてせめて自分が選んだものくらい無敵であって欲しいなって思うし、あなたの人生において無敵の言葉であって欲しいです。もがいて努力するあなたはかっこいいよ。
あなたが好きになってからオタクとして大分丸くなったと思う。昔はこんなこと言わなかったけど、あなたにたくさんの影響を受けたと思うし、あなたのことが好きな自分のことも昔より好きになりました。アイドルは偶像だって言うけど、あなたは何よりも光り輝く実像でした。あなたがくれた言葉が今日も自分の人生を彩っているよってこんな恥ずかしい言葉も言えちゃうくらい。
望むことがあるとすれば、あなたのステージをもっと見たいし、あなたの話がもっと聴きたいなってことです。これからもよろしくね。
自分にとってアイドル(というよりも好きな人)とは
そもそも「好き」ってなんなんだろうか。
私が今まで演者たちに対して向けた「好き」ってなんなんだろうか。
アイドルが好きだといえば大抵「ガチ恋」(男性アイドルだとリアコ)って言われる気がする。
個人的にはこの「好き」がどんな「好き」であっても構わないと思う。
そもそも恋愛の「好き」とそれ以外の「好き」に違いなんてあるのかと思います。
どんな気持ちも自分の望んだ方向に報われるわけではないし、結局はオタクと演者の関係でしかない。
ただそれでもやっぱり、自分の選んだ「好き」が誰かに否定されるものではなく、自分の大事な気持ちであって欲しいと思っている。
自分にとってアイドル(好きな人)って何?って聞かれたら、「自分の守りたいもの」だと思っている。
結局アイドルってどんなに可愛くても、どんなに歌が上手くても、どんなにダンスが上手くてもそれを好きだって言ってお金を落としてくれる客がいなければ成り立たない。
だからといって、応援してあげてるとは毛頭も思わない。少なくとも自分が好きな人とは対等な関係であって欲しいし、自分もそうしたいと思っている。
正直にいえば自分が誰かを好きになるのは自分が苦しい時か、誰かを好きになる余力がある時だ。相反していると思うが、事実だ。
多分これをオタクは〇〇ちゃんに救われたと表現するのだろう。だけど、自分を救うのは自分自身だ。その〇〇ちゃんはきっかけでしかないと理解すべきだと思っている。
〇〇ちゃんが自分の望む方向性でなくなった時に失望してしまうと思うからだ。
自分自身は今まで挙げた5人に救われているのだろう。ただ、それはあくまでもきっかけだ。彼女たちのおかげで楽しい時間を過ごせた。
応援してあげてるわけでも、尊いと崇めてるわけでもない。ただ、1人の人間として、できるならば彼女たちの努力が実りますようにと祈っているだけなのだ。
そう、多分私の「好き」は祈りなのかもしれない。
自分の選んだ人やものが、ずっと自分の好きであって欲しいの祈っているし、一方で彼女たちの望む世界が実現して欲しいと思っている。
祈りの力は小さいし、意味もないかもしれない。ただそれでも祈ってしまう。
私はあなたたち誰か1人でもかけたら今日この場には存在していなかったと真剣に思うからだ。
人は変わる。私も私の好きな人たちも。
でも変わることって悪いことばかりでもないと思う。
私は1人のオタクでしかないから、好きだよ以上のことは言ってあげられないし、することはできない。結局は他人だから何もすることはできないけど、でも他人だから、「好き」って思えるんだと思う。
私のことを誰よりも知っていて、誰よりも知らない人へ、誰よりも近くにいてくれて、誰よりも遠い人へ
私はあなたが好きです。もしかしたらいつかこの好きは好きじゃなくなる日が来るかもしれない。でも私はあなたが好きです。
この先も少しでも楽しい時間が続いたらいいな。他人だから分かり合えることはないけれど、他人だから楽しいんだよね。
ずっと他人のままお互いの関係が続いたらいいな。
おわりに
これを私が再び読むときは多分オタクをやめる時かもしれない。簡単とは言え13年を振り返ったのだ。読み返すのはとても恥ずかしい。精神的露出でしかない。
昔はこんな文章をたくさん書いていたけれど、就職したころから、私の手からは文字が湧かなくなった。
前述したとおり、これは岡田彩夢さんのソロアイドルデビューに際して、自分の人生を振り返った文章だ。
彼女のおかげで久しぶりに文字が頭の中から湧いている感覚があり、このブログを書いた。
いつか大人になって
大切な人たちに出会ったら
今も昔も 楽しんでると
笑顔で語れる人になりたい
もう大人なんだけどね。
いろんな人に言われるけど、やっぱり自分は異常者です。
異常だけど、自分の好きなものくらいは誰かに誇れる自分でありたい。
話は変わりますが、異常者すぎて、30手前で結婚予定の彼女と別れました。
タバコ吸わない/酒飲まない/ご飯食べない/死角なし/定額働かせ放題
助けてください。
おわりだよ〜