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【読書感想】名乗らじ 空也十番勝負 八 佐伯泰英
この本の概要
安芸広島城下で空也は、自らを狙う武者修行者、佐伯彦次郎の存在を知る。武者修行の、最後の地を高野山の麓、内八葉外八葉の姥捨の郷と定め、彦次郎との無用な戦いを避けながら旅を続ける空也。京都愛宕山の修験道で修行の日々を送る中、彦次郎は空也を追い、修行の最後を見届けるため霧子、眉月が江戸から姥捨の郷に入った。
空也十番勝負シリーズ続編。修行が終わりに向かってます。江戸の人たちにも修行を終えることが伝えられ、空也おかえりモードに。
前作「風に訊け」から登場している佐伯彦次郎は今回も長閑な武者修行を続行中。まわりに色々迷惑かけまくってるけど、私はそこまでイヤな感じはしないんだよなぁ。でもきっともうすぐ空也と勝負してしまうと思うので、お亡くなりになる前に彼が何者なのかも少し深掘りしてほしいところ。
あと今回はタイトルにもなってますが、名乗らなかった人。この人なにものなんだろう?
ミステリアス。たまーにこういう謎の人がでるのもスパイスがあっていいのよね。
手元にある空也シリーズもあと一巻。
また新たな小説を開拓していきたいところ。