【EDH】10代目ドクター(予算:13k……?)
ドクターフーって
誰????????????
なんかこう、イギリスの人気ドラマシリーズでタイムトラベルとかエイリアンとかSFアドベンチャーな感じであること、設定として主人公のドクターが見た目や性格が変わることがある(のでシーズンによって演者が違う)こととかふんわりした認識です。Huluなら見れるとかディズニープラスにも来るらしいけどその辺は普段利用してないから履修が難しくて……
でもそのうち見たくはありますね。
で、そんなニワカがなぜ急にドクターフーの話を始めたかと言えば
MTGとのコラボカード達が今日発売したからなんですね。
各シーズンのドクターや相棒たち、そして彼らに立ちはだかるヴィランがカード化したわけですがその中から今回は《10代目ドクター》をメインに据えてEDHのデッキを構築してみました。
デッキリスト
統率者
というわけで10代目ドクター。主な能力は2つで、攻撃するたびライブラリーの上から土地でないカードが出るまでめくっていき、めくったカードを追放して待機させる能力と、7マナ払うことでタイムトラベルを行う能力を持つ。
待機させたカードには時間カウンターが3つ置かれ、自分のアップキープごとに減っていってすべてなくなった時タダで唱えることができるため、未来に呪文を送り込むことができる。対戦相手が通常のゲームより多いEDHでは通常の数倍悠長ともいえるが、それを解決する手段を彼は自前で持ち合わせている。それが『タイムトラベル』だ。
タイムトラベルは今回のコラボセットで追加された新しいキーワード能力で、自分が出している、または追放されていて待機しているカードのカウンターを±1個することができる、というもの。
10代目ドクターは1回の能力でタイムトラベルを3回行うことができるので、待機されたてのカードから3個取り除いてすぐに唱えられる、というわけだ。
コンパニオン
原作にてドクターに同行する協力者がいるように、MTGの世界においても協力者を用意することができる。
『ドクターのコンパニオン』という能力を持つクリーチャーが実装されており、「タイムロード・ドクターのみをタイプとして持つクリーチャーを統率者に指定する場合、このカードを2枚目の統率者として指定できる。」という性質を持つ。EDHというフォーマットにおいてデッキの主役となるカードを統率者として指定できるのだが、コンパニオンはその枠を2枚に増やすことができる。誰にどんなエピソードがあるのかよくわからないし誰でもよかったのだが、色と能力を鑑みた結果、今回のコンパニオンは《スーザン・フォアマン》となった。10代目ドクターを運用するにあたってネックになるのはマナが大量にかかることだと考えており、土地を持ってくることができる緑のカードで、自前の能力でもマナを出すことができるため採用となった。
一番上の能力……?プレインチェイス戦は……やるときに確認すればいいから……
待機系のカード
10代目ドクターがいれば何度でもタイムトラベルで待機しているカードから時間カウンターを取り除けるため、唱えた後に再度待機されるカードを多く採用している。
また、大量に待機状態のカードが発生する都合上それらから時間カウンターを取り除けるカードを10代目ドクター以外にも採用している。
あとはマナを増やしたりドローするカード、除去をイイ感じに追加。
大まかな勝ち筋
序盤はリソースの確保に努めるため、マナファクトやランパンを駆使してドクターを唱えたうえで能力を使用するための12マナを用意できるようになるのが理想だが、なければどちらか+インスタントを1枚使用できるだけの量を確保できるようになるまでは積極的にマナを増やしていきたい。
また、キーカードを引き込むのと後で対戦相手の手札の枚数が必要になってくるため、《吠えたける鉱山》や《空想の書物》なども配置していく。
《鼓舞のリフレイン》や《循環進化》などの唱えた後再度待機される呪文は、タイムトラベルを何度も行う都合上複数回唱えられるチャンスがあるため積極的に待機、または使用していきたい。
そして《10代目ドクター》を出すことができたなら、「時間的な何か」の能力を起動することで待機していた呪文を繰り出していこう。この時キーカードになるのは《熱狂のリフレイン》。
対戦相手1人を対象として手札の数だけ赤マナを出す。
これだけ見れば《ジェスカの意思》の下位互換に見えるが、このデッキでこのカードを採用した最大の理由は「唱えた後再び待機されること」だ。
仮に対戦相手に手札が7枚あるプレイヤーがいれば、熱狂のリフレインを唱える→待機される→10代目ドクターの時間的な何かでタイムトラベルを3回行う→時間カウンターが3個減って0になったので再び熱狂のリフレインを唱える→待機される……となって無限にタイムトラベルを行うことが可能になるのだ。
熱狂のリフレイン単体であればタイムトラベルを繰り返しても何も起こらないが、タイムトラベルは複数待機している、あるいは時間カウンターを持つパーマネントがあればそれぞれに作用することができるため、《弧状の刃》があれば無限バーン、《循環進化》で無限にパワーを上げてから《覆われた奇異》でアンブロッカブルになれば殴り勝つことも可能だろう。
このコンボは対戦相手の手札に依存する都合上、《吠えたける鉱山》や《空想の書物》で相手の手札が多い状況が維持されることを想定しているがそれでも7枚常にあるとは限らないだろう。そのため《幻術師の篭手》や《戦闘魔道士の篭手》などで10代目ドクターの能力をコピーすれば、ループに必要な対戦相手の手札を4枚まで抑えることができる。
最後に
今回のデッキにはドクターフー統率者デッキや統率者2021に収録されているカードが多いため、予算は13kとしたもののお安く作ることができるのではないだろうか。
(でもタイミーワイミー高騰してるし複数デッキから採用してるから結局シングル買いより高くなりますよね……?)
お黙り!