
Photo by
tukamatter
福祉の道を歩んだきっかけ1
平凡な高校生時代
2000年半ばの頃、当時の日本はガラケーが主流で、SNSといえばmixiやモバゲー。学校帰りに友達とプリクラを撮り、MDプレーヤーとギリギリiPodが出てきたくらい。で音楽を聴くのが当たり前だった。特別な夢もなくてなんとなく卒業し、なんとなく就職するのだろうと思っていた高校生活。そんな平凡な日常がある日突然終わりを告げる。
突然の退学
理由は母子家庭だったこともあって経済的な理由で、高校1年生の3学期に「ごめん、学費払えない」と親から告げられた。自分自身でもアルバイトはしていたが当時私立高校ということもあり、なかなかの学費だった。
まあうすうすやっていけるのか気にはなっていたが、まあそんなもんだろうという気持ちとやはり分かってはいたが、言われた衝撃で目の前が真っ暗になった。で、案の定終業式をもって退学することになった。まず今後の予定はまったく決まってないし、友達にもどう顔を合わせればいいのか分からない。何より、進むべき道が分からなくなった。学校というレールから外れた途端、自分の存在が社会から切り離されたような気がした。
今のようにSNSも発達していないし、情報は限られていたためどうしていいかがわからなかった。
しばらくは無気力な日々を過ごした。昼夜逆転し、なんとなくテレビを眺め、将来のことを考えるのを避けた。しかし、ある日友達から「ホームヘルパーっていうのがあるんだけど資格だけでもとっておけば?」と言われたのが福祉の世界にどっぷり浸かる足の第一歩になることとはこの時は思いもしなかった。
また気が向いたら続きを書こうと思います!思い出したら色々あったなあ。
いいなと思ったら応援しよう!
