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28歳、大学生
28歳になる年に、私は大学に入学した。
短大でも専門学校でもなく、四年制大学。
はじめての、四年制大学。
一般入試を受けたので、27歳になる年には、仕事をしながら予備校に通った。
当時はコールセンターでSVをしていたので、職位を下げてまで予備校に行った。
今から大学に行っても意味がないと同職位からさんざん陰口を叩かれた。職場の人だけではなく友人からも言われた。
他人に避難されてまで貫き通し勝ち取った大学生活。
変わったところは、学費と予備校の学費にお金を費やしたので貧乏である。28歳にして借金がままある。
あとは日商簿記3級を取得した。元々は英語に興味があって留学したかったのに、会計の世界に目覚めた。今は日商簿記2級の勉強中。
大学で社会人であることを打ち明けると、先生たちも優しい。
現役生からは驚かれて敬語を使われるときもあるけど、実年齢を言ってからも変わらず接してくれるお友達もいる。
私より9歳年下なのにすごく頑張っている子を見ると、とても刺激を受けるし健康に良い。
そしてこのnoteは大学の授業中に書いている。
大学に入学した私は学期が過ぎるごとにやりたいことがころころ変わり、将来は余計に悩むまま。
そしてお金がなくてたまに督促状も届く。
それでも、フルタイムで働いて毎月30時間残業し、毎夜サイゼリヤで赤ワインのデカンタを飲んでいたときよりマシだと思ってしまうのである。