油絵

学生時代、美術が得意だったので4.5年前から油絵を習ってます。

小学生から高校生まで10年近くアトリエに通っていたので、時間と気力がないときに出来なかった事に取り組むべく何となく始めました。

絵を描くことは確かに得意だし我ながら美術の成績は良かったけど(誰も見ていないと思うので思う存分自慢)再び描き始めて数年経過した今思うのはそれ程描くことが好きではないということ。描きたくて描きたくてという強い渇望や描きたい何かが後から後から湧き出てくるわけではないし、自分を律しないとすぐにさぼってしまうし。そして納得いく1枚が描けたのは人生で3枚のみ。

では何故続けているかというとある程度自分が得意なことを続けることで何等かの価値が生まれる機会があるのではというあわよくば精神と、旦那さんより唯一得意な分野なのでやめるのが惜しいかも、、という他者との対比による評価で続けているのです。

不思議と旦那さんも絵をやめることは止めます。私の絵に価値を感じているとは思えませんが自分ができないことをやっているとみている様で勿体なく思うみたい。

今日も迷走し全く納得いかないまま3時間半描き続け、来週先生とイメージを改めて整理して行くことになりました。

私の絵なんて価値がないと物凄く物凄く思っていますが、絵に限らずそういった自虐をやめて、自分の価値を自分で認められる自分になりたいです。

絵を描くって最後納得いく仕上がりの時は物凄く至福を感じるけれど、そこまでは苦行に近い。えーじゃあなんで描いてるんだろう。至福の瞬間を味わえるかもという淡い期待と一つ成長した自分に会いたいからかもしれない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?