バトスピデッキ解説 キニチ・アハウ
・はじめに
バトラーのみなさん初めまして、モコ(X上はモコモコ)と申します。
バトスピ歴は8年ほどでBS44の頃あたりから始めたバトラーでございます。まだまだ至らぬ点もございますが、よろしくお願いします。
今回はX(旧Twitter)上で反響が大きかった、
私の現在の使用デッキのひとつである、契約神キニチ・アハウのデッキを紹介させていただきます。
・キニチ・アハウのデッキと戦術について
そもそもこのキニチ・アハウってデッキ何をするのかって話ですが、
単純な話をしますと【聖命】と【超・聖命】という固有能力を使用したビートダウンのデッキタイプになります。
※以下バトスピ公式から一部本文抜粋
「相手のライフを減らしながら、自分のライフは増やす」というダメージレースの勝利の基本で勝負し、さらにLvを参照したバウンス、Lvを参照したブロック封じも絡めながら勝利を目指すデッキです。
以下から簡単にはなりますが能力と戦術の説明になります。
・能力の説明
【聖命】は相手のライフを減らしたとき、自分のライフが増える効果。
こちらは読んで字のごとく相手のライフを減らしたときに自分のライフが増えます。
【超・聖命】はブロックされたらデッキの下から1ドローし、ブロックされなかったら自分のライフが増える効果。
こちらはブロック宣言のタイミングで発動する効果になります。わかりにくいのですが、上の【聖命】よりも前のタイミングで発動する効果だと思ってくれればいいです。
詳しいことはバトスピQ&Aを参考にお願いします。
若干の違いはありますが、どちらにしても相手のライフを削って自分のライフを増やすのがこのデッキの基本戦術になります。
・主な戦術
1.まずはカウント6まで到達
まずはここからスタートになります。
後ほどデッキ解説で説明しますが、キニチ・アハウの契約技などの能力を駆使しながらカウント6まで溜めるのが目標です。
2.【契約域】を起動
カウント6になるとキニチ・アハウの【契約域】が起動します。
効果はとしては、効果によるアタックステップ終了を封じ、「聖命」を含む効果でライフが増えたとき、相手に直接1点ダメージを与えます。
これにより2点、2点、1点の打点が作れるようになります。
うまくやると先行2ターンで到達させることが可能になり、勝利をたぐりよせやすくなります。
これだけです。
とっつきにくい部分はありますが効果を一度でも理解できると初心者でも簡単に扱えるデッキに変貌します。
キニチ・アハウのデッキの基本的な説明と戦術については以上となります。
・デッキ解説
足場である2種類のネクサス効果とマイマイメジャーをはじめとした、系統「動玩」を持つスピリットアタック時効果などを駆使して、できるだけはやく【契約域】の発動条件であるカウント6に貯めるほうに寄せています。
序盤はキニチ・アハウ配置からの神託で契約技を使用し、なるべくカウントを上げ、キニチ・アハウの導俱神殿を配置し、手札とカウントを整えていくといいと思います。
受け札に関しては今話題の超汎用バースト「大昂愚龍ジゴ・トゥール」、楽族の防御マジックのひとつである「アイリスフィールド」対処します。
・採用カード解説
・導俱の契約神キニチ・アハウ
このデッキの契約カードになります。そもそもこいつがいないと【契約技】も【契約域】も使えないです。破壊されたら魂状態になり、ターンに1回だけですが魂状態から配置できます。当然真・神託もできます。
一番はじめにカウント2にできるかが肝であり生命線、【契約技】のバウンス効果は序盤で並べられたときに意外と重宝します。
カウント6になってからが本領発揮
ちなみに【契約域】の効果はアタックしているスピリットがいなくなるとアタックステップ終了してしまうので注意しましょう。
当然3枚採用
・大昂愚龍ジゴ・トゥール
このデッキにおける受けでの最重要カード、生かすも殺すもプレイヤー次第
発動条件はライフ減少時でバースト効果はスピリット/アルティメットすべてをBP-20000しデッキ下に戻す上にこのバースト自体が破棄されない耐性を持っているため、よっぽどのことがない限りは発動するという効果に弱いこと何一つ書いていない強いバースト。
最近は色んなデッキに出張してますがこのデッキでの強みはカウント増加での発動が容易な点にあります。
特に新規カードプール強化によりカウント増加が早まっております。後ほど説明しますがカウント増加が以前よりも1段階早くなりました。
あとライフが増減したときなので、聖命を含む効果でライフが増えても発揮するのでレベル2効果は使えます。
当然ですがこいつも【超・聖命】持ちです。
こちらも3枚採用
次からはカウント増加に一役買ってくれるカードたちになります。
・キニチ・アハウの導俱神殿
レベル1は聖命が発揮した時に1コスト払って召喚できるので、詰めのアタッカーを出せるのと、レベル2効果で召喚した時にカウント+1と自分の手札が5枚以下のときデッキの下から1ドローができます。
レベル2効果でカウントが増えるので【契約域】のカウント稼ぎにも
一役買ってくれます。
ちなみにターンに1回ですので3枚張ってあれば両方とも3回発揮できます。
これも3枚採用、人によっては2枚かも
・カミキリヤスリ
レベル1が聖命効果、レベル2がドロー効果と契約神があればカウント+1できます。
なおレベル2効果は魂状態でもカウントは溜まるという意外と便利なカードです。
3枚あるといいかもなので3枚採用
・マイマイメジャー
レベル1,2,3が聖命効果、レベル2,3がカウント増加、ターンに1回同名で相手のライフ4以上の時限定ですがバトルの間だけアンブロと完全耐性になります。
バトルが終わるまでなので、相手のバースト、氷刃結界などはこいつにはさわれません。なのでよっぽどのことがない限りはフルで効果が発揮します。
序盤はカミキリヤスリとこいつで殴り始めます。
よって3枚採用
なお下のツールドファイターを絡めることによって連続アタックが
可能になるので、カウント増加が早くなります。
・ツールドファイター
ライフが減っても増えても出てくるやつ
系統、「動玩」を持つスピリットが回復します。
上のスピリットたちはみんな系統「動玩」です。
・テランの丘の天地繋ぐ星柱
ファーストパートナーに収録されている金雲という系統のネクサスカード
カウント増加と現在契約神をはじめとした創界神が増えているために採用しました。
効果は配置時にカウント増加と相手の創界神1つのコアをすべてボイドに置き、置いたコア2つにつきカウント増加とレベル2は黄1色のスピリットが効果でフィールドから離れた際にライフ回復する効果
カウント増加と創界神対策のため2枚採用
・ カラカラ・ノギス
2章で出た新規スピリット
レベル1,2,3でカウント増加と
相手のライフが2か3のとき完全耐性
レベル2,3が【超・聖命】
【契約域】が発動したときに詰めで出してあげるとと相手は悶絶します
3枚だと重く感じるため2枚採用にしてます。
長くなりましたが今のがカウント増加に一役買ってくれるカードたちになります。
次が顕現スピリットとその他のカードの紹介になります。
・電導俱鳥ウッドストーク・ドライバー
新規の顕現その1
基本は素出ししてデッキの下から1ドローするドライバー
顕現するときはブロッカーとして運用
(なお筆者はこいつを顕現したことありません)
召喚時なので召喚時バーストに注意しましょう
コスト帯から十分にアタッカーとして担える性能だったためとりあえず2枚採用
・導俱神獣ティラム・バラム
1章のXレアスピリット通称〇〇〇〇ガー
効果はレベル1,2,3,で界放効果
レベル2,3効果の【超・聖命】
界放効果はなかなかえげつなく、自分のスピリットすべてにレベル1以外からブロックされない効果を付与と界放といって創界神に置いてあるコア2つをこのスピリットに置くことでバトル終了時に自分のライフのコア2個につき相手のライフをリザーブに置く効果を持っています。
レベル2,3から先に発揮することでライフを増やすことが可能になるので
【契約域】が発揮できる状態で先にレベル2,3効果から処理していくと
自分の残りライフ次第で1撃5点が生み出せます。
強いのですが、初手で3枚来ると重いので2枚採用です
・ 大導俱鳥ポポル・ヴフ
新規のXレアスピリット、なお顕現持ち
レベル1,2,3,で顕現/アタック時に最高2体にスピリット/アルティメットにアタック/ブロック不可を与えるスピリット。
レベル2,3でアタック時に聖命を発揮する【神聖命】持ち
サポートもフィニッシャーどちらもできるオールラウンダー
実は使い方多彩で便利なスピリット
※【契約域】が発動してる前提です
1.キニチ・アハウの導俱神殿のレベル1効果で出し、そこからアタックしてアタック時を使用するとフラッシュタイミング挟まずに1点リザーブ
2.普通に顕現して出して、ブロック不可を付与してアタック時効果が発動して1点リザーブ
3.相手のターンでもアタック不可にしてターンを凌げることができる
などと今後次第では色々な使い方ができそうなスピリットになっております
とりあえず3枚採用してます
・そのほかのカード
・ バイソン・ジグソー
ミラージュ効果持ちのスピリット、アタックした時にしたとき1枚ドロー持ち、ついでにレベル1のネクサス効果無効化します。
ただレベル2になっていると無効化できないので注意
3枚採用したいがほかの枠の兼ね合いで2枚採用にしてます
・トータスドリル
主にトラッシュにあるジゴトゥールやその他アタッカー回収が役目
レベル2,3効果はティラムバラムと一緒に使うとほぼアンブロ化できます
1枚採用だと心もとないので2枚採用にしてます
・三賢神ラルヴァンダード
ずっと前からある超汎用カード、カウント2以上でカウントが増えると1コストで出てくる不思議なスピリット(1回だけね)
このデッキの役目は1枚ドローとコアブースト
こいつが先行1ターン目に手札にあるときは宇宙が見えます。
手札保護があるのも◎
あと小技としてカウント上げてブロッカーとして出すことができます。
ビランバってやつには注意しましょう(笑)
エンジンになりえるので3枚採用
・アイリスフィールド
楽族の防御マジックの一つ
下のガーデニアフィールドと合わせると大型スピリット/アルティメットからはアタックではライフが減らず、効果では1しか減らないためライフを削るのが容易ではなくなります。
基本的には小型スピリット/アルティメットはジゴトゥール、大型はアイリスフィールドという使い分けになります。
白晶防壁はレーザーボレーで消されてしまう可能性があるため、こちらを採用してます。
防御マジックのため3枚採用
・ガーデニアフィールド
効果ダメージを抑える効果とデッキ破棄メタを持っている華マジックです。
使用条件の手軽さでこちらを採用しました。
ただ3枚は重たいので2枚採用です。
ホーリーサインと2択でしたが、最近の状況をみてこちらになりました。
参考にホーリーサインも紹介します
・ホーリーサイン
デッキの下から1枚ドローと自分のライフ5以上だと
相手のネクサス/創界神のシンボル0と効果発揮させない効果があります。
ただ現在の環境が雑に1点切りしてくる傾向があるためライフが5以上にしづらいと判断し不採用にしました。
強いは強いんですけどね、個人の意見です。
ただ入れても邪魔にはならないので、実際にデッキを組んでみて調整してみてください。
キニチ・アハウで環境デッキで戦うにあたって
そもそもですが環境デッキと戦うには対面知識と練度がどうしても必要になります。ただこのデッキは瞬間的なパワーだけなら、そん色ないものを持っていると思います。
ですので、各デッキの最大パワーを出している瞬間の見極めが大事かと思います。
とくに一度動き出したら止めるのが容易ではない最大母数のハデスデッキを見ているとそのように感じられます。
相手の最大パワーに対して自分のデッキの最大パワーを出すのではなく相手の最大パワーではないところに自分のデッキのフルパワーを出してあげることで勝利を引き寄せられるのではないかなと思います。
さいごに
ハデス1強になりつつありますが瞬間的なデッキパワーはハデスデッキとそん色ないはずなので、そういうデッキに一度でも勝てると自信になると思うので逆に「ここに勝てたらどこにでも勝てる」みたいな気持ちになってほしい(願望)。それぐらいのデッキパワー持っている、可能性の獣だと思います。
長文になってしまいましたが少しでも興味をもってくれれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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