たきな銃の考察・再現の軌跡②

はじめに

こんにちは.Mokohです.
本記事では再現にあたってどこを改造するかを書いていきたいと思います.
今回も長くなるとは思いますが,よろしければ最後までお付き合いください.

ベース銃とモデル銃を比較する

まず,今回の再現にあたってモデルとなる銃を紹介します.「S&W M&P45」です.
前回の執筆の後に詳しく調べたのですが,M&P45には5インチのモデルが無く,4.5インチのスタンダードモデルと4インチのコンパクトモデルの二種類がラインナップされているようです.
今回用意したベース銃は5インチですが,ルックス的にそんな違いが無いのでこのまま再現を進めていこうと思います.

S&W M&P45 4.5インチモデル
S&W M&P9L PCポーテッド

上にモデルとなる銃,ベースとなる銃の画像をそれぞれ用意しました.両者を見比べながら,どこを改造するかを考えていきます.

ポートを埋める

両者を見比べてまずパッと目に付くのが,ポートの有無です.ベースとなる銃には,スライド上部に大きく8個のポートが開けられています.「ポーテッド」の名がついていることから分かるように,このポートはこの銃のアイデンティティとも言えるでしょう.ですが,モデルの銃にはポートはありませんよね.容赦なく埋めちゃいます.

リコイルスプリングガイドの延長

次に,下の2種類の画像の赤丸部をご覧ください.

M&P45 リコイルスプリングガイド部
M&P9L リコイルスプリングガイド部


M&P45はスライド前部からリコイルスプリングガイドの頭が出ていることが分かりますが,M&P9Lはスライド前部からリコイルスプリングガイドの頭は出ていません.これは,M&P9LはM&P9をベースとしたカスタムガンであることに理由があります.M&P9LはM&P9のスライド,バレルを延長したモデルであり,リコイルスプリングガイドはM&P9と同じものを使っています.そのため,相対的にリコイルスプリングガイドが短くなり,スライド前部から頭が見えることがないのです.
これを踏まえて今回は,リコイルスプリングガイドの延長及びスライドの加工を行い,スライド前部にリコイルスプリングガイドの頭が出るように再現をします.

刻印消し

モデルの銃のスライド側面には「M&P45」,ベースの銃のスライド側面には「M&P9L Performance Center」とそれぞれ刻印が入っています.再刻印は当方の技術不足により厳しいです.なので「9L Performance Center」の刻印を消し,「M&P」のみを残そうと思います.
また,以下の画像の通り,チャンバーには「9mm」と大きく刻印が入っています.M&P45のチャンバーには「45 AUTO」と刻印が入っているため,この「9mm」の刻印も消してしまいます.

M&P9L チャンバー

塗装

これが一番重要です.正直スライドの加工とかしなくてもスライドがシルバーになるだけでそれっぽくなります.今回はスライド,ブリーチ,サイトをシルバー塗装します.

おわりに

ここまで読んでいただき,ありがとうございます.
今回はどこを改造するかについて書きました.本当は作成手順まで書こうと考えていたのですが,予想を超えて字数が多くなってしまったので次の記事に見送ろうと思います.
ではまた次の記事で会いましょう.

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