能「光秀」 in 福知山。
先週、うちの北の北の町で行われた能・狂言の公演を拝見した知人(Uさん)の新作能「光秀」を見に、今日は福知山へ。
彼は小鼓方で、だけど近年はそれに加え、どんどんと新作能を書いておられる。文字どおり言葉が「下りてくる」のだそうで、羨ましい才能である。
先週、彼と一緒に舞台に立っていた彼の息子さん(うちの息子と同じくらいの年齢。)は今日は受付にいて、オンラインチケットを購入したのにモタモタしている私のスマホをサッと(スマートに)奪い取ってサクサクと操作してくれた。ありがと♪
彼(Uさん)の存在を初めて知った彼のオリジナル作品「アマビエ」もそうだが、今回の「光秀」も、ただ単に能の文体を借りただけでは無く、そこにUさんの優しさ、バランス感覚の良さ、もっと言えば「大らかな愛」が感じられ、(何を言っているのかはまったく分からないんだけれどσ(^◇^;))感激する。今回は「甲冑隊」「鉄砲隊」が登場し、そのことで「スペクタクル能」と称していたのだが、いやいや、このオリジナル能の作品自体が「スペクタクル」であると私は感じる。
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福知山の街をゆっくり散策して帰ろうかと思ったのだが、行きし、途中のN市で夜のお祭りの準備をしていたので道が混みあってはと思い、そそくさと帰途に着く。(帰り、反対車線の北向きは渋滞していたが、私が走る南向きはスムーズだった。20時、光は見えないけれど花火の音が聞こえてくる。)
そんなわけで、今日の「おさんぽカメラ in 福知山」は不本意ながらちょこっとだけ。また、ゆっくり訪れたいと思う。