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FOLKとWORK。

昨日は、「意志の力」で鬱(ひきこもり)にうち勝った。
どうせ夜になって、また、
「頑張ったら、映画、行けたのになぁ…。(T_T)」
とか思うんだろうから、「それなら行っちゃお!」と思って。
で、今朝も、本当は9時半から神戸で映画を見たかったんだけど、こちらは(朝が早かったせいもあり)敗れた。神戸も宝塚も「部屋」からは同じくらいの距離にあるんだけど、なぜかなかなか神戸には足が向かない…。(でも、来週末も再来週末も神戸に用事があるんだけれど。(>_<))

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上階の住人(男性)は、えらい。
今朝も7時半くらいには起き出して、洗濯などしておられた様子。
昨晩私が帰ってきたときには、車検なのか、いつもとは違ったクルマが駐車場にあったのだけど(でも、メーカーの違うクルマだったなぁ。φ(.. ))、今朝私が起きたときにはいつものクルマに戻っていた。どんな生活をしてるんだろう…?

彼の隣にクルマを駐めているのは、たぶん彼の隣の部屋の住人(女性)で、彼女は看護師ではないかと私は見ている。夜勤があり、私が出勤する時分に帰って来られることがある。
みんなそれぞれに頑張っておられるんだよな。

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朝はまた「妻」や息子の夢を見ていた。
悪い夢じゃなかった。
「妻」に手紙を書こうと思って起き出したのだが、起きてみるとやっぱりそんな気持ちにはなれない。
前に(差出人の名前が無いから、「たぶん」なんだけど。)彼女から送られて来た自動車税の請求書が入っていた封筒を捨てる前に最後にもう一度見てみると、「自動車税種別割住所変更届」という用紙が入っていた。これ、そういえば去年も入っていたように思うんだけれど、要は、「こうしていちいち書類を転送するのも面倒で(不快で?)イヤだから、あなたのクルマだけ、ちゃんと『住所変更』しといてよ!」って意思表示なんだろうなぁ。どうしたものだか、その用紙をぼんやりと眺めている。(出て行くとき、「住民票、移す必要ある?」って訊いたら、「それは別にいいんじゃないの。」って言ったのも彼女なんだけどなぁ。彼女の中で、何かがずっと、コロコロと「進展」しているんだろうなと思う。)

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一匹になっても隅にいる金魚
泡ひとつ金魚のひれをちよともたげ
出目金に財布の中を覗かるる
金魚鉢向こうに弟の目玉
金魚田をバスに揺られて行きにけり
入院の母に金魚の死を伏せて
社長より長生きしそうなる金魚
古書街を金魚の影のゆらぎけり
読書果つ金魚の糞の長くあり
人生の静けき時間金魚飼う
すぐ死ぬと言われすぐ死ぬ金魚かな
金魚玉ゆらりと五秒後を映す
金魚揺れ別の金魚の現れし(阪西敦子さん)

(表記は不明。)

聞き逃しサービスで、昨日のラジオ「文芸選評」。俳句の回。撰者は阪西敦子さん。兼題は「金魚」。金魚についてはちょっと思い出があるんだけど、長くなるので、(今はそれを書くだけのパワーが無くて)書けない。もちろん息子ら、「家」にまつわる思い出。

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ヘッダーの写真は、昨日のドライブのBGM。