さびしい。
たくさん仕事あったんだけど、午後、3時間休みを取って早退しちゃった。
午前中めっちゃ働いたし、今日中にしなくちゃならない仕事でもないし(〆切近いのが多いんだけど…。(^◇^;))、それに、ゆまるのゆるゆる日常さんオススメの「ラーゲリより愛を込めて」が今日でオシマイだったので、その最終日最終回に行ってきた。
ハズキルーペ氏に、
「例の仕事終わってないんだけど、午後、休み取りますね。」
と言うと、
「ああ、ゆっくり休んでください。」
と言われ、
「いや、映画見に行くんですけれどね。」
と言うと、
「何見るの?」
と聞かれる。
「『ラーゲリより愛を込めて』っていうシベリア抑留の…」
とまで言いかけると遠くから、とにかくやたらと声のでかいAさん(前に登場したことあり。)が、
「見たで。もひとつやで。」
とか言いやがる。(~_~;)
ですが――。
第2次世界大戦の最後の最後に、ハルピンで家族(妻(北川景子)とまだ幼い4人の子)と生き別れになっちゃう主人公(二宮和也)が、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、理不尽で苛酷な目に遭いながらも日本に帰国した家族との再会を信じて希望を失わずに11年間を堪え忍ぶのだが、最後には咽頭癌を患ってしまい帰国すること叶わず、家族と再会できないまま亡くなってしまうというお話。私はねぇ、これ、ダメでしたよ…。(T_T)
最初はハルピンでの誰かの結婚式の場面だったのかな。それが最後にでも出てきて、主人公(すでに亡くなっている。)が子どもたちに言うんですよ。
「今日、こうやって、家族みんなが集まって、ステキな結婚式で、あったかくて美味しい料理を食べて、そしてこの青いハルピンの空。これを覚えておくんだよ。」
って。そこでグッときちゃった。
で、そんなかなりセンチな気持ちでの帰り道だったのでした。
前にもそんなことがあったけど、ちょうど妻の帰り道、帰宅時刻とも擦れ違いな感じだったので、またしても「恋する惑星」を思い出しながらクルマを走らせていたのも、寂しい気持ちを煽りました。
途中、普段は絶対に寄らないスーパーに寄って豆腐とカットキャベツを買っていると、後ろのレジに「ぷくぷん」という知人(年上、男性)が。彼はうちの「事情」も知っているし、「妻」のことも知っているので、そんな話もいろいろと。今日、帰る前に彼と会って話すことができたのは何だかちょっとだけ救いでした。
この写真は、昨日、載せたっけ? 昨日の夕焼け。
今日は映画館を出たらすでに薄暗かったのは、小雨が降り始めていたからでした。