四月の雨。

９時前になってようやく起き出す。
雨が降り出すことを承知で洗濯機を回す。
冬のままの蒲団が分厚いせいか、首の辺りにひどく寝汗をかいたので、さっとシャワーを浴びる。
そして、風呂場から出てくるとすでに雨音が。しかも、かなり激しく。カーテンを開けると、気持ちがいいくらいに降っている。向かいの家や通りから見えちゃうのが恥ずかしいが、洗濯物をカーテンにして雨を眺めている。

通りを挟んで向かいにある家々を見ると、いつも＊＊の「家」のことを思い出してしまう。みんな今頃何をしてるのかなぁ…。

道のこちら側は私の「部屋」を含んでアパートが４棟。40室はあるのかな？　たぶん、それぞれに「事情」があってひとり暮らし。外国人も多い。私にすれば、この４、５ｍの道が、なかなか越えられないんだよなぁ…。（涙）

珈琲を飲みながら、ぼんやり、だらだらと「妻」への手紙を（パソコンで、だが）書いている。出すかどうかは分からないけれど。（借りたいデジタルビデオカメラの件は電話できないままでいる…。（苦笑））

昨日は、近年調子の悪い老父が脳の検査を受ける日だったのだが、心配してメールをすると、母親から、
「検査は午後だからね。心配しないで。また連絡するね♪」
と返信があったまま、珍しくその後の続報が無い。
午後は実家に帰ってみようかなと思いつつ、でも、何となくお尻に根が生え始めている。

あ、鳥の声がした。
雨、上がるのかな？