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US「A」-G「I」?

昨日、19時から新歌舞伎座(大阪/上本町)で野田マップ「兎、波を走る。」。
23時を過ぎて帰宅したんだけど、コーフンしてなかなか眠れなかった。
「めっちゃ良かった!」んだけど、こじかには難解すぎて、なかなか感想を書くことができない。情けないなぁ…。(>_<)

発生からすでに40年近くが経ち、しかし未だなお未解決のままの「拉致問題」が大きなテーマのひとつになっているんだけど、購入したパンフレットはあまりそのことには触れていない(私は観劇中、長崎原爆の日である8月9日にこの舞台を見られたことに奇縁を感じていたのだが、パンフにもそんな話が野田さんの言葉として少しだけあって、(それは、「日本人は毎年8月6日と9日には原爆の話をするけど、それ以外は広島でサミットでもないと、思い出さないでしょ。何でもすぐに忘れてしまう。」と否定的な書きようではあったけど、それでもバカな私は少し)嬉しいような気がした。)。小泉純一郎元首相が北朝鮮を訪問し、5名の拉致被害者が解放されて以来、歴代の内閣は何もしていないのか、いや、交渉はしているけれど成果が得られないのかは知らないけれど、いずれにせよ、それらに比べ、野田秀樹がこの芝居を世に残した意味は遥かに大きいように感じられる。

パンフは、もう一つ(?)のテーマ、「AI」のことについて多く触れてあったが、確かに、その点について、本作は非常に意欲作であったように思う。
けれど、松たか子(母)・多部未華子(子(アリス))の演技が非常に印象的だったせいか、先に書いたとおり、「拉致問題を描いた作品」のような印象になってしまった。

「私、今朝、あの子にちゃんと、「行ってらっしゃい」を言ったかしら?」

私は3年前の3月の末、ちゃんと、「じゃあ、行くね。」って言ったよ。キミは(その表情は分からなかったけれど)背中を向けて小さく頷いていた。そのことは今も覚えている。

「胸がドキドキするの。それは、あの子が今もまだ私を呼んでいるから。」

私が今も夢にキミの姿を見るのは、キミが今も私を呼ばわっているからだと信じたい。

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昨日の写真。

クルマを駐めた川西池田駅そばで。
畑に、靴が片方…。
上本町。
知人が勤めている銭屋本舗。
ギャラリーなど見たかったが、
昨日は17時閉店…。(>_<)
これも銭屋さん。
マジか…。
語呂、良すぎ…。
驚くべき生命力!
お芝居の前にすじ焼き。
ノンアルです。
帰り道。
この写真は前にも撮った記憶が。