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サヨナラ・アメリカ。(2)

昨晩寝る前、
「明日は一日おとなしくしときます。」
とか書いたのに、今朝は7時起きで神戸で映画。
「だから、あなたの言うことは信用できないのよ…!-_-#」
とまた「妻」に言われそうだが、いや、そうじゃなくってさぁ。(汗)

今日は、本当は(たぶん「行っても構わない」というか、(むしろ)「行くべきσ(^◇^;)」というか、そんな)「仕事」があったんだけど、でもそれには行かないし、「散歩」も、「勉強会」も、「食事会」も「飲み会」もせず、ひとりで(一応常にケータイを手元に(苦笑))大人しくしていようと思ってたんです。だからこれでも予定通りなのです♪

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(今、部屋の中で花瓶(×2)が倒れて大パニック…。( ̄0 ̄;))

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うちから神戸までは下道(結構しんどい。)で2時間強。高速(高い。)で1時間ちょっと。けど、今朝は全然目が覚めなくって、贅沢に高速でかっ飛ばす!

休日、朝9時前の三宮の地下街は人影も少なく、なんか、私も疲れちゃって、ついその場でへたり込みたくなる。頭の中で流れるのは、「途に倒れて誰かの名を、呼び続けたことはありますか?」という中島みゆき「わかれうた」。なんとか気力(死力?)を振り絞って、映画館まで辿り着けて本当によかった。σ(^◇^;)

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映画はめっちゃ良かった♪(お客さんが10人ちょっとしかいないのが本当にもったいない…!)

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「科学者だけでなく、画家や音楽家、作家らも宇宙に連れて行け!」
と書いたのは安野光雅さんだったのではないかと記憶している(かなり怪しい記憶だけれど…。)。

これは半分くらい、「細野晴臣さんにとっての新型コロナ」を描いた映画。ちなみにこないだ観たイッセー尾形氏のひとり芝居は、「イッセー尾形さんにとっての新型コロナ」。科学、医学、あるいは政治(そして経済)だけでなく、私たちは私たち一人ひとりの「新型コロナ」を生きているのだ。「エビデンス」では無く、私は、そんなひとつひとつの「物語」に耳を傾けたい。(その意味ではやはり、「新型コロナ」は「戦争」とどこか似ているのかもしれないと思う。)

細野晴臣氏も、こないだ書いた井上陽水氏やデヴィッド・バーン氏らのように、周囲を楽しくさせ、安心させ、力を存分に引き出し、後進に夢や希望を与える存在であるように思える。
映画中に思い出したのだが、「初めて買ったレコード」では無いが、たぶん小学生の頃、私は彼のインストゥルメンタルのレコード(LP)を(いちびって(笑))買った記憶がある。タイトルも覚えてないけれど、たぶん実家にはまだあるはずだろう。「「はっぴいえんど」の頃から聞いていた」というのは、きっとちょっと嘘になるだろう。でも、YMOの中で、なぜかこのちょっと宇宙人顔な彼に惹かれていたことは事実だ。だからそのアルバムも買ったのだろう。(ちなみに、「はっぴいえんど」では松本隆氏派だった。最近(も)彼の詞に関する本が出たようだが、本当は、私が大学院で研究したかったのがそれだった。(でも、力量がなさ過ぎてすぐに諦めたのだけれど…。(涙)))

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今日の映画に、高田漣さん(渡さんの息子さん)が出ていたのも嬉しかった。「繋がるんだよなぁ…」って思った。漣さんは、原田知世さんとかとユニットを組んでいるはずである。(これまた朧気な記憶…。(^◇^;))

で、帰り道のカーラジオ。これが薬師丸ひろ子特集。私、彼女の魅力に、今日、初めて気付きました。(汗)
きっとほぼ同年代だからなのなぁ。彼女の清純さ、透明感、その魅力。今まで今まで気付けずにいたのだと思う。でも、今日彼女の声を聞いて、しみじみとそれを。(井上陽水作詞・作曲による「ステキな恋の忘れ方」は本気で凄かった。聞けばまさに陽水氏の曲であるはずなのに、すっかり「薬師丸ひろ子の歌」になっている。彼女の力量、恐るべしである…!(汗))

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そうそう。細野晴臣氏と言えば、「No  Smoking」が私は好きでした♪