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道兼の腕の傷。

先週の「光る君へ」は見応えがあった。
私、酔っ払って、というか、元気が無くって、その時間には寝ちゃってたんだけど、昨日、見逃し配信だかで、遅ればせながら、見た。
昨日、椿さんとのコメントのやりとりの中でも書いたんだけど、道兼が父親(兼家)に打たれたという腕の傷は、「嘘」のような気がする。兼家にはもうそこまでの体力は無さそうだったし、これは、花山天皇に疎まれている右大臣家から道兼を彼の元に近付けるため。道兼を為時(まひろの父)に近付けたのも、兼家の筋書きのように思われる。このあと、いわゆる「花山院の出家」に繋がるわけだが、このままでは道兼が花山天皇を導き出すこともできなかったろうから、こういう筋書きが必要だったのだろう。

まひろが道兼の前で琴を弾くシーンも良かった。何も語らないんだけれど、その「語らなさ」が余計に重く響く。その後、父(為時)がまひろに頭を下げる場面も。

前回(前々回?)の打毬の会は華やかだった。倫子サロンや五節の舞よりも、申し訳ないがこちらの方が華やかだったように思える。源氏物語じゃ無いけど、やっぱり「女性目線」かなと思う(「目線」ってことば、生まれて初めて使ったかも?σ(^◇^;))。