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とおくで、ひとり。

今日もまた、遠くでひとり。

(なんでお風呂行くのにも泣きそうになるんだろう?)って思ってた。

夕方、クルマで風呂へ行き、「緩やかな断食」もどこへやら、併設の寿司屋で親子丼を食べた。ボリューミーだった。今もお腹いっぱい。

前にもそんなことがあったけど、ごはんを食べただけで、風呂に入らずに帰りかけた。でも、実は1週間ほど入浴してないし、(不潔だよな…)と思って頑張って入った。

露天はないが、窓から外の暗いのは見える。時計もあって、日曜の晩、19時前後なのが分かる。こんな時間に、ひとり、「家」から遠く離れて、しかも湯から出たら「家」とは逆方向に「帰ら」ねばならないのが悲しい。
もちろん他のお客さんの中にも、例えば、奥さんを失い、広い家でひとり住んでおられるお爺さんもいるかもしれない。でも、大方の皆さんにはきっと家族が。3歳くらいと5歳くらいの男の子を連れた若いお父さんがいた。下の子はずっと、「寒い~夜だから~♪」と舌っ足らずな様子で歌っていた。可愛い。

「家」に、息子に電話を掛けたくなるが、受験(受検?)の前に心を乱したくはない。
帰り道、また、「死にたいな」と思うが、これも同じ理由で今は死んじゃダメか…。

帰ってビールを飲むが、なぜか、あまり美味しくない。