ナンセンスってなんざんす?
「おーい、お茶!」俳句賞(?)史上、それを代表する名作だと私は思っているのだが、こんな句がある。
教頭がスルメをひとつ買っていた
私、この句に複数回出会い、出会う度に新鮮な衝撃を受けて写真に収めてきたはずなのだが、今回その写真を見付けることが出来ず、トップはなぜかジュゴン(鳥羽水族館)の写真で。σ(^◇^;)
これ、沖縄の(ちょっと知られた?)高校球児の作らしく、その点でも有名であるらしい。
「教頭が」ってのもいいよね。「教頭先生」って言ってほしい気もするけれど、いやいや、そこを「教頭が」と言っちゃう感じがステキ。教頭職、きっと激務だしなぁ。スルメくらいそっと買わせてやっとくれ。「校長」だと全然ダメだよね。「担任」も、現実的過ぎてダメ。「沖縄のスルメって、美味しかったりするのかなぁ…?」とか、思っちゃったりもしちゃう。
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さっき書いたNHKラジオの「文芸選評」の話。
寒椿あの子がめがねをしていない
とかも、なんで「いい」んだろうなぁ…? かなり、意味分かんないんだけど…。(^◇^;)
でも、例えば、
寒椿偏差値70医学部に
とかじゃ全然ダメだし、
寒椿隣の彼女はレズビアン
とかでもダメなのだ。そう思うと、かなり「絶妙」だよねぇ…。
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鳥羽水族館に行った18年の3月。その頃は「今」のようなことなんて、ちっとも予想できなかったんだけどなぁ…。(涙)
寒椿ジュゴンの耳に飾りけり
またしても、お粗末。