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くしゃみで死にかけた話
mokoのひとりごとをご覧いただき
ありがとうございます。
ワタシは “くしゃみ” が怖いんです。
なんのこっちゃ?と思うかもしれませんが。
年がら年中花粉症で、
小学生の頃からこの辛い症状には苦しめられました……。
薬を飲んだりして、大人になってからはだいぶマシになってきましたが、毎年「今年の花粉マジやべえわ」とつぶやいている気がします。
久々に近くの公園を散歩して1時間ほどベンチでぼーっとしてたんですけど、致死量の花粉を吸って泣く泣く退散。
電車の中で見事にくしゃみがとまらず、
周りの方には(すみません……)と心の中で謝りながらその場をやり過ごします。
だいたいの原因は花粉なので、はたから見たら大したことはないのですが、くしゃみが止まると、「今回も何も起こらなくてよかった……」と心の底から安心するのです。
もう10年ほど前になりますが、
大学までの通学は山手線を使っていました。
朝も帰りもうんざりする人の数。
毎日嫌だなと思いながら家と大学を往復する日々。
辛い1時間半を耐えます。
その当時も変わらず花粉症でしたが、
息苦しいのが苦手でマスクはしてませんでした。
授業が終わり、夕方いつものように電車に。
相変わらずの満員電車でうんざりします。
人がまた一気に電車に乗ってきたタイミングで異変が。
急にくしゃみが止まらなくなりました。
(あ〜もう花粉きちゃったか〜)
なんて呑気にその時は思っていたのですが、
一向にくしゃみは止まらない。
周りの視線が冷たく、やっとの思いで乗り換えの駅に着いてしばらく休んでもくしゃみは止まらない。
そして今度は全身が痒くなり、
顔を見てみると真っ赤に腫れて目が開かない状態に。
まだ耐えられる状態だったので、
くしゃみは止まらないけれどなんとか電車へ。
急いで家に帰ると更に症状は悪化。
全身も赤く腫れていて、その次は腹痛と下痢。
いつも無関心な家族()も、この時ばかりは、
「どうした?!すぐ病院いくぞ!」となり、
夜間の病院につれていってもらいました。
診断の結果、おそらくアナフィラキシーの症状だろうとなりましたが、具体的に何が原因だったかは分かりませんでした。
お医者さんに「夜息が止まる可能性もあるので、今日は保護者の方と一緒に寝てください」なんて言われてしまい、今までで1番怖かったかもしれません。
両親も大袈裟でしょってくらい心配してくれて、父と母の間で寝たのですが、二人のいびきがうるさすぎてその夜は一睡も出来ませんでした。笑
次の日には症状は無くなっていて、
生きてて良かったと思いました。
この辛い思いが1回だけだったら良かったのですが……
しばらくしてまたいつものように電車になってると、
また同じ症状が。
そして気づいたらまた同じ病院に。
その時も原因は全く分かりませんでした。
またしばらくして今度は朝方4時頃、
急にお腹が痛くなって目が覚めるとまたくしゃみが止まらず同じ症状でまたまた病院に。
20代前半は原因不明のおそらくアナフィラキシーの症状を3回も当ててしまう貴重な体験をしました(?)
調べてみると、場合によっては本当に危険な状態にもなるようなので、今日も生きてて良かったなと思います。
本当にあの時は辛かったですし、「また電車に乗ってああなったらどうしよう」という怖さがありました。
あれ以降は何事もなく過ごせていますが、電車の中でくしゃみが止まらなくなってしまうと、
(まさか……?)
とひやっとしてしまいます。
先日健康診断を受けてどこも問題なく健康だったのですが、急に死ぬなんてこともあるのでマジで1日1日大切にしないとなと。
くしゃみの話からだいぶ大袈裟になりましたが、
くしゃみが止まらなくなってこのことを思い出しました。
みなさんもくしゃみにはお気をつけて。
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