ブラックスワン(2010年)【映画紹介を語ろうと思うの。あのね、聞いてもらえるかしら。それでね、お前、あたしが話してるときにはよそ見すんじゃねえ。ちょばすぞ】
ナタリーポートマンが怪演を魅せていたという、
少し前の映画。
当時はスルー対応しましたが、とあるnote記事で紹介されていたので、
なんとなく有名な映画なようで、視聴してみることにしました。
最初の方は、バレエダンスの世界のご紹介。
新しい劇を始めるというので、まずは役者を選びます。
今回はモダンな新作で、白鳥の湖のアレンジ。
そしてプリマは白のオデットと黒のオディール、両方を演じなければいけない。
主人公は白はイメージピッタリですが、黒には合わない。
落選と。
しかし主人公を取り囲む状況がきな臭い。
劇団のチーフとの関係がなんというか性的なものがあり、
昨今の事情から如何わしさを感じてしまいます。
家に帰れば帰ったで、ここでは母親が明らかに異常。
母子一体化の共依存とでも言うのでしょうか。
母が娘を脅す場面が出てきます。
社会派の作品なのかな・・・
と思いきや、
おかしなものが視えたり、感じたりするようになった主人公は、
どんどん演技も変わっていきます。
もはや社会派の方向性からぶっとんだ方向に暴走し始め、
人格が変わり始める主人公。
ついには黒も完璧に演じられるようになった・・・
この場面が圧巻のクライマックスのひとつで、
これでナタリーポートマンも演技派の仲間入りか。
完璧に人格が変わってしまった。
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などという映画です。
もうちょっと作品は主人公の性格の変化を丁寧に描いていますが、
だいたいこの流れ。
主人公が作中でまったく別の人格になってしまうという怪演技は、
ケビンスペイシーの「アメリカンビューティー」を若干、ほうふつとさせました。
スペイシーは別格すぎるので、それには及ばないと思いましたが、
(脚本もそこまで要求してないというのもある)
まあ俳優さんの演技力が試される映画だったと思います。
また確かに精神医学要素が多いですね。
精神科医の方がこの映画を語りたがるのもむべなるかな。
・・・・
本来はそこで精神医学の記事を紹介したところだったのですが、
どこにも見つからない。note内にあったんだけどな。
気がつかないうちに世界線を渡ったのだろうか?
代わりに樺沢先生の記事があったのでこれでカンベンしてちょ。
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