手作り猫じゃらし耐久テスト3日目&ポンちゃまの避妊手術(1)

手作り猫じゃらし。テスト開始3日目。収録日は4月9日だったが、実際にこちらに書くまでに間が開いてしまった。中の人が怠け者なのでご容赦願いたい。いや、より正確に書くと長患いのため具合が悪い時があったりする。なのでこちらまで手が回らない時がある。マイペースでお付き合い願えればと思う。

テスターのポンちゃまはこの日も好調。転がりまわり、しゃぶり尽くし、この羽根じゃらしは大のお気に入りとなっている。この日は羽根の産毛が少し抜けた。これだけしゃぶられれば、当然というものかと思う。それ以外はがっちりしていて、まだ壊れる気配もない。素人工作で作成したものであるが、意外なぐらい丈夫だ。激しく遊ぶので、すぐ駄目になるかと思いきや、そうでもないことには、作者として密かに嬉しい。

そんなポンちゃまであるが、5月になれば生後6ヶ月となる。そろそろ避妊手術も受けられる年頃だ。動物病院によっては、生後7ヶ月から手術というところもある。しかしポンちゃまは成長が早いので、その前に発情が来かねない。なので、その前でも手術してもらえるところにお願いすることにした。そこも基本的にはもうちょっと月齢が行ってから、ということであるが、一度相談に来てくださいと、そこで成長の具合を見て判断ということであった。

そして、相談の結果、ポンちゃまは問題なさそうということで、手術日程相談の流れへ。4月28日に手術日が仮決定した。術前検査を経て、本決定となる。4月22日。術前検査を受けてきた。レントゲンと血液検査である。

動物病院を訪れて驚いた。新型コロナウイルスの社会的影響に伴う緊急事態宣言を受けて、動物病院が予約制になっていた。普段は予約なしで訪れられるところである。訪れてすぐ、妙に空いているなぁとは思った。予約制の影響なのだろうと思う。私はそのように変容していたのを知らなかったので、予約なしで待つことに。そろそろ呼ばれるか、呼ばれるかと思いつつ、1時間、立ちっぱなしで待つことになった。

ソーシャルディスタンスを守るため、待合の座席も一部が座れないようにガムテープを貼ってある。そのために座れず、立って待つ。さすがに1時間は結構きつい。やっと呼ばれた。体重を測る。2.88kg。この分だと、手術日までに3kg行くか行かないかくらいか。体温は猫の平熱。この後、レントゲン・血液検査の流れなので、一度預かられる。どれくらい時間がかかるか尋ねると、おとなしければ15分くらいとのことであった。そうか、15分か、それ以上かかるかも、と思いつつ、一度待合に出て、暇つぶしにスマホをいじっていた。

そして10分後。再び呼ばれる。早いな、と思ったら、ポンちゃま協力的で、すぐに検査終了したとのこと。結果論だが、10分だったらスマホをいじるまでもなかった。ポンちゃまは温厚な性格で、大声で鳴いたりすることもない。確かに御しやすいタイプのお子だろうなと思う。しかしポンちゃま本人にとっては相当なストレスであったことは、後から分かったことである。詳しくは次回に譲る。

レントゲンの結果、問題なし。お腹にはウンコがたっぷり詰まっていた。便秘ではない。ポンちゃまは身体の割に大きなウンコをする。そのウンコであった。血液検査の結果は、ほぼ問題なし。ほぼ、というのは、赤血球が、正常範囲の上限を越えていたというのは、あった。しかし獣医師の見立てだとこれは問題なしと見るとのことである。

歯も生え変わりが進み、問題なさそうとのこと。術中に乳歯残存が見つかれば抜歯するが、その必要もないのでは、と獣医師は言っていた。

ただ、この月齢にしてお腹が「ポンちゃま」であるのは指摘された。確かに最近、抱くとムチムチしているなぁとは思っていたのだが、お腹もすでにポンポンとのことである。避妊手術をすると、女性ホルモンが減る→食欲が抑えにくくなる、臓器を取り去る→代謝が落ちる、ので、太る傾向が強くなる。ポンちゃまについてはその心配が大きいので、食事内容は見直すことに。

手術・入院に当たっての注意事項もいろいろ受ける。術後服は対応可能。同居猫のチャコさまがいて、毛づくろいされてしまうので、抜糸が必要な術式ではなく、溶ける糸を使って埋没法での術式を採用することとなった。食事については、食べない可能性が高いが、病院にあるものを食べさせます、と。しかしグレインフリー対応でないので、ここは食事(カリカリ)を持ち込むことに。

リスクについても説明を受ける。薬物アレルギーと麻酔事故。これはもう、何か起きたら運命と諦めるしかない。麻酔事故での可哀想な事例もいくつか知っているだけに不安はあるが、ここはポンちゃまの体力に賭けようと思う。手術も本格決定である。4月28日だ。手術後、病院に一泊し、翌日帰宅となる。

そしてここから先は、新型コロナウイルスの影響である。今回、ポンちゃまは抜糸の必要がない埋没式での術式となる。手術から一週間後、傷口の様子を見せに、本来なら受診が必要だ。しかしこのご時勢なので、不安なら来なくてもいいです、と。そうは言っても不安が残るので、電話一本入れさせていただくことに。動物病院は近所なので、いざとなったらすぐに行かれる。なので、何か必要ならその時に対応することにして、まずは電話することとなった。

と、検査後の説明を受けたのだが、それまでに急患が来たためまたまた順番待ちに。病院内にいた時間だけでたっぷり2時間かかってしまった。その間ポンちゃまはキャリーの中、私は立ちっぱなし、双方負担は大きかったと思う。幸いにして、気がいいポンちゃまは機嫌を悪くすることもなく、帰宅してキャリーから出したら、すぐに喉をゴロゴロ鳴らしだし、ゴハンもしっかり食べてくれた。

変化があったのはゴハン後であった。詳しくは次回に譲る。

サポートしてくださると猫のゴハン代になり、猫じゃらしの素材代になります。趣旨に賛同できる方はお願いできれば幸いです。