手作り猫じゃらし耐久テスト6日目&ポンちゃまの避妊手術(4)

手作り猫じゃらしのテストは6日目。動画では、もったりとじゃれているテスターのポンちゃまの様子が見られる。お腹が見えたほうが面白いだろうか?と、そのようなシーンを中心にまとめてみた。手作り猫じゃらしそのものは、羽軸が曲がったものの、まだまだ頑張っている。明らかに壊れたり、などということはない。

動画ではもったりじゃれているシーン中心。が、ビデオカメラの収録を止めた後、ノリノリになってくるポンちゃまに対して、こちらも猫じゃらしを激しくブン回すが、そのような動きにも猫じゃらしは耐える。猫じゃらし動画については、動画素材のストックがあるので、当分の間ネタがあるが、撮影方法については未だ試行錯誤が続いている。ブン回しもうまく収録できる方法を考え中である。

そして避妊手術の話題。手術後、病院に一泊、いよいよポンちゃまお迎えの朝である。動物病院開院の朝9時には間に合うように出掛ける。新型コロナ対策のため、相変わらずの予約制。数人待ちとシステム表示があったが、すぐ通された。ポンちゃまが出てくる。出てくる…出てきた!バックヤードから!

少し怯えたふうな雰囲気がある。診察台に乗せられると、オドオドした動きを見せる。しかし思っていたよりはずっと元気だ。意気消沈しているかと思ったけれど、そんなことは全然ない。しかし、である。私が声をかけても落ち着かない。オドオドする。元気そうに見えるのは舞い上がっているのかもしれない。引き続き声をかけ、手でさする。すると、やっと思い出してきたのか、私のほうを向いて、喉をゴロゴロ鳴らしだしたのだ。

バックヤードから出てきた時点では、まだ術後服は来ていなかった。獣医師と協力しながら、着せていく。イメージとしては、背中の開いた、ワンピースの水着を着せるような感じ(開いている部分はマジックテープで止める)。比較的身体にぴったりしているので、猫側の協力も欠かせない。その点ポンちゃまは良い態度で、おとなしく着させた。続いて洗濯ネットの中に入り、そのままキャリーへ。支払いを終えて帰宅した。

帰宅してすぐ、2階建てのケージへと移動。もちろん術後服は着たままである。昨晩、動物病院に一泊したポンちゃまだが、ゴハン(カリカリ持込)は6~7割食べたとのこと。普通は食べないものだと聞いた。ポンちゃま、なかなかにたくましい。しかしその日の朝ゴハンは食べていないと聞いたので、帰宅後、何はともあれ、ゴハンである。

食べる食べる!カリカリを一気に食べる。本当にこれで、前日にお腹チョキチョキしたのかという勢いだ。しかしその後が不穏に。動きにくそう。モタモタする。無理やりトイレに飛び込んだものの、うまく排泄ができない。やっとの思いで小水をしたものの、砂をかけられない。トイレから出る。転がる。立とうとする。バランスを崩す…。確かに、術後服の注意書きに、着用直後はバランスを崩すことがあるとは書いてあった。しかしこれほどまでとは。相当つらそうだ。

今回、手術後の傷口の縫い方は埋没法。溶ける糸を使い、糸が外側に飛び出さないように縫ってある。術後の抜糸もない。ケージで過ごすなら、術後服もエリザベスカラーもいらないだろうと獣医から言われていた。しかし念の為にと着させた術後服。とはいえ…これはQOL的に大きな問題だ。もともと着なくても大きな問題はないと獣医に言われている術後服。脱がせることにした。

脱いだら、もちろん普通に動けるように。先程、砂をかけそこねたトイレの小水に、改めて砂をかけた。そして、さらに、食べる、食べる。カリカリに添えたウェットもパクパク食べる。やっとお腹がくちくなったポンちゃま、ケージの2階に登りたい。

いつもなら、難なくジャンプして登ってしまう。が、今回はジャンプに失敗した。ジャンプ力が足りない。そのままズルズルと背中から落ちる。もう一度、二度とジャンプし、最終的には登ったが、これでは危なっかしいことこの上ない。

とりあえず本人を休ませた後、もっと小さい頃に使っていたソフトケージ(骨組みに布張りのケージ)に移すことにした。ソフトケージは平屋建てなので、ジャンプしなくてもよい。しかし、普段住まいのケージより床面積は小さい。トイレが半分近くを占めるような状態になる。

そうは言っても背に腹は変えられず、本人も静養させる必要があるし、うまくジャンプできず、その度落ちてはどこかをぶつけているようでは身体にも負担だろう。ソフトケージをセットし、夕方、引っ越した。本人は狭いところに入れられて、不満たらたら、手を出そうとしては布張りに阻まれつつ、しばらくソフトケージ内でうろついていた。

幸いにしてポンちゃまはケージ暮らしには慣れている。平時から、同居猫のチャコさまとゴハンを食べ分けるために、ゴハンを出してある時間はケージ内なのだ(身体が大人になり、食欲がセーブできるようになったらケージから出すことも検討)。しばらくしたら、落ち着いて横になった。同居猫のチャコさまも、興味深いようで周りをウロウロするが、けしかけたりはしない。そこから先の静養生活については、次に譲りたい。

サポートしてくださると猫のゴハン代になり、猫じゃらしの素材代になります。趣旨に賛同できる方はお願いできれば幸いです。